サークル紹介の所で宣伝している団体の研修があった。
月に一度メンバーが集まって、前回の研修で決めたテーマについて知識を深め、あれこれ話しあう…
そんな集まり。

今回のテーマは扱うテーマの中でも最もヘビーな「自殺」
年間3万人もの人が亡くなり…単純計算すると、16分に1人が命を絶って行くという計算に。
そして、20代の死因を見ると不慮の事故を抜いて自殺がトップという現実。
15歳〜19歳にしても、死因としては1位が事故でも「2位：自殺＞3位：悪性新生物」

…こんなテーマを扱う中でも、新しく入って来てくれたメンバーが数人。
よりによって今回が初参加とは…（苦笑
うれしいと同時に、ちと申し訳ない。
ただ、正直決して珍しい悩みではないし、元はといえば10数年前の自殺の連鎖が問題となっていた当時に、
顧問の「何とかしたい」という思いから立ちあげられたのもこの団体。
毎日人が死んでいくし、ちょっと前のスピリチュアルブームの流れで本気で「前世」があると信じている子がいることも事実。
信じる分にはいいけれど…「転生すれば良い」というふうに繋がってしまっているとまた問題。
安楽死や尊厳死があるなか、なぜ自殺がいけないのかという問いがあることも事実。

自分らに何ができるのか、どういう姿勢であるべきかという事と同時に、答えのない哲学をするのもまた大切なのかとも思う。
月に一度、それも外せない予定が重なってしまえば参加できないけれど。
やっぱり、こういう場って貴重なんだろうな。

今日の天気：晴れ