久しぶりに大学のゼミのメンバーと再会。
県外にいるメンバーも集まって、ワイワイガヤガヤ。
社会人になってもみんな変わっていなかった。
いやぁ…本当に、この集まりって居心地が良い。
みんな自由、そして騒がしい（笑
緊張しない飲み会って素晴らしい（苦笑
もちろん学校の飲み会が嫌ってことではないけれど。


…そんなこんなでリフレッシュ。
その帰り道でふらっと、近所のとある祭り会場に寄ってみた。
時間的に祭りは終わっていて、出店の人ももう帰り支度、大半は帰宅済み。

残っているのは、祭りの中で一番目立っている、飾り。
思えば大学1年時からこれまで毎年見ている。
「もはや打ち切りか」と噂された時期を経て、3年前にはかなり雰囲気が良くなってきているなぁと思っていたら、
昨年度で一気に「経費削減」が明確になり。
今年はというと、さらにひどくなっていた。

これまで「名脇役」となっていた、地域の小中学校で作成した飾り。
昨年度からは会場の広い範囲を飾る主役となり、それは今年も同じ流れだった。
問題なのは、これまで主役だった飾りが、小中学生が作った飾り以上に「しょぼく」なっていること。
それも数が減っただけではない。
色鮮やかな飾りがたくさん飾ってあるはずが、ある一角に関してはなんと単色。
飾りの色が白一色って、もはや見に来た人をバカにしているとしか思えない。
何かをイメージした意図的なものならまだしも、そういう雰囲気は一切なし。
市内の小中学生にすべての飾りを作ってもらった方がよっぽど明るくて、なおかつ話題性のある飾りになるのではとすら感じてしまう。
電気仕掛けの飾りは工業高校の電気科の生徒に任せれば、今よりも確実に凝ったものができる。
…見物客がみんな帰ったあの時間、その寂しさは本当にひどいものだった。

1年を通じて最も多くの見物客が市内に集まってくるこの祭り。
一部では有志が立ちあがってあれやこれやと市内を盛り上げようとしているけれど、
この状況ではそういう動きも無駄になってしまうのではと思えてくる。
仮にも「自分が住む地域を街興しするにはどんな手立てがあるか」という主題でレポートを作ったことがある人間として…
さすがにちょっと、これは悲しい。
今自分にできること…なんだろう。レポートはまだ終わっていないんだなぁ。

今日の天気：晴れ