入学式はついにあさってに迫り…新学期の始まりは来週月曜日。
もうすぐ1学期が始まる。

それと同時に楽しみなのが…給食。
職員室の入り口に4月の献立表が掲示されていた。
子どもだけで500人近くいて、給食を食べる職員も軽く100人を超える勤務校。
学期が始まると、調理室の方々は毎日600数十人分の給食を作ってくださることに。
…ただただ、すごい。ありがたい。
給食が待ち遠しい（笑
食べる楽しみがあって、食べる喜びがあるってとても幸せなこと。
栄養教諭の先生いわく、一食一食が食育。

…食育といえば。
どうしても納得いかないのが
「朝ごはんを食べると学力アップにつながる！」
というような話。
朝ごはんを抜くと脳が働かないとか…
そういう話以前に、朝を抜いたらそもそも昼まで耐えられなくてやっていけない（苦笑
だから、朝ごはんもちゃんと食べましょうと推進すること自体は大賛成。
ただ、学力アップを謳う話とつながると…

確かに「朝ごはんを必ず食べている一群」と「朝ごはんを食べない・食べないことが多い一群」とでは、
学力を比べると前者の方が成績が良いとの結果が出ている、というのは有名な話。
でも…

朝ごはんを食べない子＝寝坊して食べない、もしくは用意されていないから食べられない

朝は食欲がないから、という理由と同じくらいそういう理由から食べない子も多いような気がする。
寝坊するってことは生活習慣が整っていないのだから、それで勉強ができるかっていったらかなり怪しいし、
（高校時代が不眠でひどかった自分が生き証人 笑）
用意されていないとなれば、環境的に勉強に集中できない環境にいる可能性もかなり高くなってくるし…

そうだとしたら、朝ごはんを食べると学力が上がる、のではなく。
「学力が高い子たちは朝ごはんを欠かさず食べている傾向が高い」
だけなのでは？…と。

いろんな所でしょっちゅう聞くのに、いつまで経っても真意が明かされない「朝ごはん神話」
給食の献立表の裏に「朝ごはんを食べて脳を元気に！」という話と一緒に学力アップ云々が載っていて、
久しぶりにふと考えたこと。
…でもまぁ、これをストレートに言ったら、教採では確実に不合格だよなぁ（苦笑

今日の天気：晴れ時々雨