応援で入った、いつもとは違うグループの美術の授業での一コマ。

このグループで今作っているのは
「コリントゲーム」
…聞き馴染みがある名前でいうとピンボール。
発射台から球を打ってコロコロと転がっていく、おなじみのアレ。
ピンボールとは違って打ち出したらそれで終わり。
何度も打ち返すためのフリッパーが無いもの。

今日で完成させることが目標だったらしく、作業は大詰め。
台にクギを打って仕上げるという、一番重要な部分をやっていた。

…そんな作業で大活躍したのがA先生。
ある生徒の作品が、釘は打ってあるものの、球がまったくかすらずに下に落ちてしまうのをみて…

「これはいかん。設定が甘すぎる」

ということで、あれこれレクチャー。
「本当はもっと細かく釘の傾き具合とかを見ないといけないんだけど…」
などなど、教員にしか分からないことを話しつつ。
10分もしないうちに完成したのが、ピンボールではなくパチンコ台（笑
「大体このへんに打つと良い」という話を聞きながら釘を打っていった子はなんのこっちゃよく分からないものの、
作品の一部分は完全に、パチンコ台。

でも、さすが知っている人の打ち方は違って。
球を打ってみると、本当によく釘にあたる。

生徒：「おーっ、当たるようになったー！」
A先生：「だろー。これでちゃんと回転するわ」

…不適切な指導？（笑
でもまぁ、パチンコとは一言も言ってないし、
生徒も喜んでいて、その後もアレンジしてクギを加えていったし。
お互いに楽しいのが一番。

今日の天気：晴れ