…を、学ぶための校外学習。
学ぶからには、この日の昼食は給食ではなく、外でお食事。

去年の3年生は東海地方ではおなじみのステーキチェーン店「ブロンコビリー」（全国区でいう所のビッグボーイがウエスタンな雰囲気になったお店）での食事だったのに対し、
今年はなんと元々は結婚式場として使われているような場所で実施。
…なんというチャレンジングな選択（苦笑

ただ、さすがチャレンジングなだけあって、今年は本当にきっちりテーブルマナー。
一皿一皿丁寧にマナーを教えてくださり、テーブルごとで食事を出すたびにあれこれ「これはどういう料理です」と解説してくださったり。
雰囲気も中身も値段も去年とは比にならない質の校外学習だった。

使い慣れないナイフとフォークをがんばって見よう見まねで使って、いつもはガツガツかき込んで食べる子も紳士的にお食事。
なにしろ引率の自分もテーブルマナーなんて知ったこっちゃない。
こんなフランス料理なんて普段目にもしないんだから（苦笑

面白いのは、何を食べたかは説明できてもどういう名前の料理だったかはまったく覚えられていないこと。
唯一「かぶらのポタージュ」だけは覚えられた。
でも

「クリスタルベイシュリンプの柑橘系ソースなんちゃらかんちゃらレジュームコンポート」

…どんだけ長い名前なのさ（苦笑
大体「レジュームコンポート」って名称から何を想像すれば良いのか。
事前学習でも

生徒：「それってどんな料理なんですか？」
担任：「どんなのだろうねー…？」

まさに「開けてからのお楽しみ」状態だった。
そして開けてみて思ったのは、これ以上に長ーい名前の料理が、一言で要約するなら
「豚の角煮」
だったりして。
「日本でおなじみのものでも、フランス料理になると超オシャレな名前だなぁ…」
…おしゃれすぎて覚えてない（笑

なんにしても、貴重な時間だった。
たぶん、普通な高校生でもこんなところで食事の経験ができる子ってかなり少ない。
将来的にいつか活用できる日が来ることを願いつつ。
翌日の給食は、心なしかマナーに気をつけて食べているみんな。
早速効果あり？

この日の天気：晴れ