〜最近読んだコミックのお話です〜

★『夏雪ランデブー』　河内遥　全４巻
　放送中なのでネタバレなし。
　アニメ放送は全４巻なので話の詰め込み感を全く感じないですね。
　ほぼ原作の流れ、世界観の通りです。
　植物がたくさん出てきますし、王子の絵本世界に色がつくのでアニメはいいですね。
　コミックはコマ割りで魅せてくれるので、いい感じでした。

★『妖狐×僕SS』　藤原ここあ　既刊７巻
　（ちょいネタばれ）
　今でもタイトル読み間違える「いぬぼくシークレットサービス」
　ついに読んでしまいました。ついにって言うのは、転生物のため、アニメ最終話の後、
　ちょっと怖い事件が起こるので避けてました。
　本屋で丸々１巻試し読みキャンペーンで手にしたのが運のツキ。はまりました。
　事件は悲しかったけど、すぐに第２章に突入したので、ショックは軽減されました（４巻）。
　第２章は性格はほぼそのままの登場人物達が蘇ります。
　主人とSSの組み合わせ、年齢、前世の記憶の有る無しの設定が若干異なります。
　凛々蝶と双織のペアはやっぱりいいですが、今回は前世の事件があるので恋愛事情が切ない。
　株が上がったのは意外に蜻蛉（笑）。５巻でワンカットだけ仮面が外れて素顔披露。
　でも顔とかじゃなくて、いい奴なんですよ。
　この章は日常のメニアッークで野ばらさんが変です（苦笑）
　６・７巻はめちゃめちゃ切ないです。特に７巻、双織の心情とか、凛々蝶と蜻蛉、
　凛々蝶と連勝の会話、この巻だけで何度涙ぐんだことか。
　８巻は11/22発売予定、第２章完結、そして物語は最終章へ。
　第１章から１人だけ生き残ったのがいますが、それは読んだ方だけのお楽しみです。

★『絶園のテンペスト』原作：城平京 / 構成：左 有秀 / 作画：彩崎 廉　既刊７巻
　10月TV放送予定。
　以前紹介していただいて現在６巻まで読みました。
　すごく面白いです。特に２、３巻、息をつかせないような頭脳戦のやりとりが良かった。
　登場人物もみんな魅力的！！作画きれいです。
　これシェイクスピアの引用が多いですね。
　同じ復讐劇、一方は悲劇の「ハムレット」、一方は喜劇の「テンペスト」
　さて、このお話はどちらへ向かうのか。
　「ハムレット」が対になってる事柄のオンパレードなので、この作品中でも、いろいろ当てはめると
　おもしろいかもしれないですね。読みながらそんな印象を受けました。
　主人公が二人、「絶園の樹」と「はじまりの樹」、「絶縁の魔術師」と「はじまりの魔術師」、etc.
　とりあえず、７巻でも謎が解けていない様なので、アニメはどこで話をまとめるのか気になります。

　「絶園のテンペスト」PV公開
　http://www.zetsuen.net/index.html

他にも読んでますが、また次の機会に紹介できればと思います。