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from: 瑛梨さん
2018年08月21日 04時41分10秒
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『月の影 影の海〔下〕 十二国記』
著:小野不由美
発売:新潮社
価格:562円
http://www.shinchosha.co.jp/book/124053/
【内容】
「わたしは、必ず、生きて帰る」
──流れ着いた巧国(こうこく)で、容赦なく襲い来る妖魔を相手に、戦い続ける陽子。
度重なる裏切りで傷ついた心を救ったのは、
〈半獣〉楽俊(らくしゅん)との出会いだった。
陽子が故国へ戻る手掛かりを求めて、雁国(えんこく)の王を訪ねた二人に、
過酷な運命を担う真相が明かされる。
全ては、途轍(とてつ)もない「決断」への幕開けに過ぎなかった!
(公式HPより)
これだけツラい状況で死んだ方がマシなんじゃないかという状況の中なんとしてでも生きて帰るんだって思える生への執着が凄いですね。
学校で襲われたときは剣を手にするのも嫌がって妖魔を斬ることすら抵抗していたのに今は当たり前のようにできるようになって逞しくなったなと。
色々裏切りを受けたせいで人を信用できなくなったのは悲しいですね。。
自分が裏切られたからといって誰かを自分が裏切っていいことにはならないっていうのは自分が裏切ってしまいそうになってから気付くことなのかもしれない。
自分が裏切られたんだからいいんじゃないかって魔がさしてしまうもんなぁ。
裏切られたダメージも凄いけど、きっと裏切ってしまった後は後悔しどうしだろうし。
ずっとツラい寒々しい一人旅だったから楽俊が登場してからは一気に世界が温かくなりました。
一緒に旅する仲間がいるっていいですね!
雁国に行ったところで何か糸口は見つかるんだろうかと思ったら、だいぶ色々なことがわかりましたね。
なぜ陽子が異邦へ連れて来られたのか、何者なのかわかったのが大きい。
そこらへんが色々わかるにつれて序章「魔性の子」のあの話はそういうことだったのかとも思いました。
だいぶ区切りの良いところで終わりましたね。
残りページ数少なかったから途中で終わるのかと。
景麒と陽子の再会まで長かったなぁ。
これからの陽子がどうしていくかが楽しみだったのに、あとがき読んだら次はまた別の話みたいで。-
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