この素描も、新宿美術研究所で描きました。
　一つ前と同じモデルさんです。髪の毛が顔に落ちていて、左目がよくわかりませんでした。

　もたもたしてしまって、耳から肩にかけてもっと進めたかったのに手がストップしてしまいました。とくに肩から背中が弱い・・。ここがしっかりしてくると顔も生きてくるはずなんですけれど・・。

　肩甲骨って、難しいですね〜。どんなカタチをしているのでしょうか。

　最初は、目に入る自然光の反射を描きたいと思い、進めるうちに鼻から口にかけてのしっかりしたカタチに関心がいって、ねらいが定まりませんでした。

　10分であれもこれもと欲張っても難しいかな。そもそも1枚の絵にいろいろ詰め込もうとしても、なかなかうまくいきませんね。

　・・先が長いです。

　苦戦しました。光がとてもきれいで、モデルさんもメリハリがありスラリとした体形。

う〜ん・・、なのに表現できませんでした。あとで冷静に見直すと、すごく難しいポーズ。重心を左足にかけて、体をかなり屈折させているのですが、横から見るとよく分かりません。

　肩はあまり傾いていませんが、骨盤は右側が大きく下がっていて、その分、右足がぐっと前に出ています。そのあたりを見落としていて、足の位置や骨盤が出鱈目になってしまいました。

　肋骨の上に乳房がのっている感じも、強い線が入ってしまい不自然。・・呼吸による肋骨の動きも見えてはいたのですが・・。

　・・。やれやれ。せっかく素晴らしいモデルさんが来てくれたのに、悲しいです。

「Re:パイナップル」
パイナップルのごろっとした感じが良く出ていますね。
パイナップルを食べたくなりました。
まず、全体の重さのようなものを把握して、
それから細部の描写を必要に応じて加えていけばと思います。

今夜は、50号の制作を休みました。
一日、パソコンに向かっていて
神経がぼろぼろ。そんなときに描き進めても、
あまり良い結果になりませんね〜。
かえってぶち壊すことになりかねない。

貝の素描は疲れていても進められるのですが
あまり細かい仕事ばかり続けると
人体が描きにくくなるような印象があります。
弊害とでもいうのでしょうか・・。
ケント紙に細かな仕事をしたあとに人体を描くと
たいていディテールに神経が行き過ぎて、
全体がおろそかになる。難しいものですね。

前にパイナップルを描いたのですが、葉っぱの部分は、はっきり描いているが全体的にぼやけた感じだと指摘を受けたことがあります。

昨晩から描き始めました。ん〜、しばらくかかりそうです。

「Re:星月夜」
ゴッホといえば、古書店で油彩全作品を収録しているという箱入り二冊セットの画集を買いましたが、あまり見ていないです。重くて開けるのが大変というか・・。

模写はかなり勉強になると思います。しかし、熱心にやる人は少ないかもしれませんね。

　何かの本で読んだのですが、カラッチ兄弟の工房で画家の育成の最初のステップは模写だったそうです。で、模写がある程度できるようになると、次は彫刻を描いて、さらに腕が上がったらその次が人体・・と進んだとのこと。うろおぼえなので、本当かどうかわかりませんが・・。

　模写をしてみると、巨匠の世界がだいぶ身近に感じられるかもしれませんね！

シャガールのヴァヴァのためにを模写しました。

モディリアーニの大きな帽子を被った女の模写ですけど、ちょっと顔がふっくらしすぎたかもしれません。

去年、描きました。ゴッホの星月夜です。　
やっぱり難しいですね。

「Re:少しずつ・・。」

お疲れ様です。　完成が楽しみですね。　
僕はデッサンが苦手ですけど、僕が言うのも何ですが、何故か相手が好きな人物だと上手く描いてしまいます。