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from: jun_zoさん
2006年12月16日 12時11分26秒
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映画「ニキフォル」
恵比寿ガーデンプレイス内にある東京写真美術館で、映画「ニキフォル 知られざる天才画家の肖像」を見てきました(12月24日まで)。
映画館の入り口で作品も展示しています。
少数民族の出身、言語障害を持ち、観光客を相手に絵を売り続け、4万点を残した異色の画家(1895-1968)の実話を映画化。アカデミズムや権威とはまったく無関係の、率直で素朴な表現には、たしかに温もりを感じました。
ふと、気が付いたのですが、マン・レイ(1890-1976)と同時代を生きている。2度の世界大戦。
第一次世界大戦のとき、ニキフォルが19歳、マン・レイ25歳。オーストリアでダダ運動が産声を上げた時代。マン・レイがその只中に身を投じていたちょうどその頃、ニキフォルは芸術活動の国際的な動きとはまったく無関係なポーランドの田舎町、クリニツァで来る日も来る日も描き続けていた。
「こうでなければいけない」という権威的な見方、常識的な判断から離れて、自分の心に映った風景、浮かんだ光景を率直に表現する。そのような点が、二人に共通しているようにも感じます。
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コメント: 全2件
from: jun_zoさん
2006年12月16日 23時30分40秒
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「死の画家」
> >
> ニキフォルも知りませんでした。
> ルソーのような素朴画を描いた人なんですね。
>
ニキフォルで思い出した画家が、もう一人いました。
旧ユーゴスラビアのティスニカルです。
やはり、画壇やアカデミズムとは無縁の人。
あるジャーナリストが見出した人です。
オーストリアとの国境に近いアルプスの麓、
スロベニ・グラデッツに在住。
町のある病院で、病理学部門の夜勤要員として働いていました。
死体を解剖し、夜が明けるまでに縫合し
遺族に引き渡すのが彼の仕事。
剖検台に運ばれてくるのは、彼の同じ町の住人たち。
左の作品は、彼の知る盲目の男性。
犬と一緒に塀を伝って物乞いに歩くその男性が
凍死体になってティスニカルのもとに運ばれてくる。
盲目の男の生前の姿を彼の犬とともに描いた、
とティスニカルは述べています。
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