皆さんご存知、ボクシングの亀田３兄弟、どうお思いでしょうか。
僕はこのまま世界チャンピオンにしてしまっていいのかと
懸念しているのです。
理由は、インタビューにおけるあの話し方です。

世界ランカー相手に簡単に勝つのですから、
確かに実力はあるのでしょう。
でも、話し方を見る限り、頭の中は幼児そのものです。
インタビュアーは間違いなく彼らより年上のはずで、
この際年上に対する礼儀ウンヌンはさておくとしても、
あの友達に対するような話し方・・・
インタビュアーの全てが彼らの友達ではないだろうし、
ましてやカメラの向こうには何万人という他人がいることを
彼らはまるで分かっていないように見える。

野村サッチーが日刊スポーツに亀田兄弟のことを
「礼儀正しい」と書いていました。
試合後、会場に夫婦揃って応援に来ていたことを知って
携帯にお礼の電話をしてきたそうなのです。
「今日はありがとうございました」と。ホントでしょうか。
ホントなら、旧知の間柄だけ態度を変えているわけで、
これはこれでまた問題です。

彼らなりのパフォーマンスでしょうか。
だとしたらそれは間違っています。
礼儀をわきまえないパフォーマンスなど
ただの独りよがり、自己満足以外の何物でもありません。

彼らが世界チャンピオンになって
歴史を彩ってきた世界に名だたるボクシングの英雄たちに
どんな態度をとるのか、心配で仕方がない。
もし世界チャンピオンになれば
人気者の彼らにあこがれて、
子供たちがボクシングを始めるでしょう。
彼らは子供たちの目標になるはずです。
でも今現在の彼らに、子供の目標になる資格はない。

実力は認めます。応援もするでしょう。
父親への思いも今の若者にしては相当なもので
強い絆を感じます。
でも僕は彼らを好きになれない。
理由は「礼儀知らず」、ただこの一点です。