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おしゃべりサークル 40代

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  • from: 夏野さん

    2006年09月30日 20時14分58秒

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    ごうっさん へのRe. (ルール無視かもしれないけど)


    梁石日 (ヤンソギル) 夜を賭けて・・血と骨 に続いて・

    ・・・驚愕!このようなことが許されていいのだろうか?
    私達には、何の責任もないのだろうか?
    彼らの伝統や文化に、私たちのこの繁栄が何の影響も与えて
    いないと言えるのだろうか?
     
     世界に100の幸せしかないとしたら・・私たちはその内の
    殆どを享受してしまっているんじゃあないんだろうか?
    しかたないじゃないか。どうしようもできないじゃないか。

     後ろめたさを感じながら・・・・私達はどこへ行くのだろう?
    いつか、えらいことになるんじゃあないのだろうか?

    読むべし。いや、知るべし。
    何の役にもたたないだろうけど、私達にはせめて「知る義務」
    がある。そして、次代に伝える義務も・

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    夏野

コメント: 全2件

from: 夏野さん

2006年09月30日 20時35分34秒

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「これも読みたい! 拙作「ポプラ」」

 拙作 「ポプラ」 放射能汚染区域編・・・


放射能汚染区域、かつて核戦争の犠牲になった土地

ノーマンズランド にも人の姿はある。炊ぎの煙、子供達の歓声、女達の井戸端会議・・・

ゴースケは、人間という生き物の「したたかさ」を想っていた。
 放射能による汚染症、奇形・・・ボロボロになりながら、人間は
大地にはびこる黴のように、暮らしを始めているではないか。

 そんな彼らに、一宿一飯を乞うことは、できなかった。
ゴースケはもとより、ポプラは、野宿なんて全く平気だし・・・
というより この野性の少女にとってははこっちのほうが、良い
みたいだった。(何となく吉川英治風 ひええ〜〜)

 「ゴースケ」
 「何だ?」
 「何か来る。人間と違うかもしれない。
  ママの近くに棲んでいたあの大きな猫みたいだけど、ちょっと  違う。」
 「怖いと感じるか?」
 「全然」
 「じゃ、大丈夫だろう。」

 月明かりのもと、銀の長髪、長身、スリムな体が姿を表わした。
異形はその耳だった・・・ロバ、いや ウサギ それはもう
人間の耳ではなかった。

 「ヴィエラだ。雌、いや女だ。」
 荒地の民 ヴィエラ・・・放射能によるヒトの突然変異体、
極少数だが細々と生活している。

 「見世物にされているのは見たことがあるがな。」
 「何か、食べ物をくれるみたい。水も。」

 水とパンが、ゴースケとポプラの前に置かれた。

「普通」のヒトは彼女たちにとって決して好ましい存在ではない。でも、彼女達は、困っている者を気遣う人間としてのごく自然の情を持っているのだった。

 彼女は、ポプラの方を見てしきりに首を傾げている。

肩越しに自分の背を指指し、それからポプラを指さす。

「お嬢の、背中のタテガミが分かるのか?」

そのうち、彼女に近づき抱き合うように背中に手を回した。
背中を撫で回している。

 
 ポプラは、彼女に背を向けシャツをたくし上げた。
ヴィエラの髪より灰色っぽい銀のタテガミの背が露になる。

 彼女は目を見張り 唇から 「おお・・」という言葉がもれる。
ヴィエラの女は、その長い耳をそれにこすりつけ始めた・・・・・。

 「ポプラ 放射能汚染区域編」 ちょっと保留やあ〜〜。

 60年前、日本の地方都市が原始爆弾の犠牲となった。戦争をそれに象徴させるのは誤りである・・・でも昨日の夜のTVドラマで
「あんなモノをヒトの上に落としてはいけない!」と西田敏行
が訴えた! 真実である。

  今宵のBGMは、これでどう?「いつも見ていたヒロシマ」
       岡本おさみ 詩  曲と唄は 吉田拓郎 です。

 それから、ヴイエラは、FF12から、パクリました。

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夏野

from: 夏野さん

2006年09月30日 20時19分30秒

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「併せて読みたい! 」


「出口のない海」ぜひ観たいです。
戦争をひとつで象徴することはできないと思います。
例えば、原爆とか・・・・カミカゼ・・戦艦大和の最後とか
・・でも真実だったんでしょうね。

 今も世界には、こんな子供達がいます。
「カラシニコフ」松本仁一著 朝日新聞社刊
  平和の尊さ・・・同感です!

 表紙の写真の少年・・カラシニコフAK47(たぶん)という自動小銃を抱えて座っている少年の哀しそうな目に心を打たれました。

 子供達にマリワナ茶を飲ませ、恐怖心を麻痺させ弾除けがわりに最前線にだす。

 11歳の少女兵・・「私は3人殺しました。」

 こんな物語からこのルポは始まり、AK47という銃が世界でなにをしてきたかが語られており、最後に、

 銃が支配する社会では国家は国家の態をなさない・・
銃などで倒れない国家をつくらなければならない。
それは国民と指導者が安心して暮せる社会をつくる決意を持つかどうかにかかっている。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「国家が崩壊した苦しさは、戦乱を生きてきた私たちにはよく分ります。
だからこそ私たちは、銃などで壊れない国家をつくりたいのです」・・と括られていた。

 お父さん、学校で原子爆弾のこと教えてもろてん。
図書館へ行って戦争のこと書いた本、借りてきたいんやけど・・・
「ほたるの墓」もいいけど、
日本が、1970年頃まで自動小銃を輸出しており、
今も世界には、おまえ達と同じくらいの歳の子供達が
銃を撃っている・・そんな国があるのだと、それから、
何故、そんなことになってしまったのか教えてやりたいと思う。

万感、胸にせまる写真です。
こんな、悲しそうな眼を見たことはありません。
たぶん、私のせがれ達と同年代です。
何を写したら、こんな眼になるのだろう?

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