新シリーズ案!!
　「もし、勇者が魔法と科学の共存する世界に現れたなら?」と言う発想の元、新たに構想した新勇者シリーズ!!

・プロローグ
　宇宙の果てでぶつかり合いながら銀河を横断し突き進む謎の光…それらが地球に近づいた時、光の1つは他の光の猛攻撃を受け深手を負ってしまう。やむを得ず地球に降り立ったその光は、自らを3つに分け、1つを郊外の神殿の神像に、1つを科学局の廃棄物保管場所にの中の機械に、さらにもう1つの本体を小さな人型に宿してそれぞれは傷を癒すために眠りについた…だが、その翌日、科学局の廃棄物保管所が何物かの攻撃を受け、保管物件はすべて地の底へと埋没してしまったのであった…
　この事件は報じられてわずか3日で忘れ去られてしまった…そして、地球が太陽の周りをほぼ1周したくらいの後…

・登場メカ

機重神キングゼノン
　伝説の魔界の英雄。魔界と人間界の闘争に終止符を打ち、魔法と科学が共存するきっかけを生んだとされる英雄　ゼノス王をモチーフにして建造されたと言われる。キングゼノン自身も機械技術と魔法文明の融合体であり、搭乗者の魔力を駆動力にして動くとされていたが、宇宙からの飛来者(エネルギー生命体)の分身が融合した事で搭乗者を必要としない自律行動メカとなる。普段は郊外のアルテノン神殿の奥で神像として鎮座しており、主人公の召喚によって初めて駆動する。内包するエネルギー生命体の欠片により大気中の魔力素を吸収して自らの駆動エネルギーとする。しかし、真の力を発揮するのは本体であるエネルギー生命体の欠片である小型ロボ　ゼフィアスとの合体によってである。

勇者ゼフィアス
　町のおもちゃ屋のショーウインドー内にひっそりと売れ残っていた割には発売されてから2ヶ月も経っていなかった最新型の可動フィギュアに宇宙から飛来したエネルギー生命体の欠片が宿り変形ロボットとなったもの。普段は一般的な可動人形と同じくらいのサイズしかないが、戦闘を余儀なくされた時には主人公の呼びかけで5〜8倍ほどに巨大化する。「勇者ゼフィアス」は商品名に過ぎないが、主人公はこの名前を気に入り変えようとは考えていなかった(他の可動人形の購入者は自分の思い思いの名前をそれぞれ付けている)。
　神像キングゼノンと融合合体し、機重神キングゼノンになる。