初期ベイと言えば、はっきり言ってこれですね！
このアタックリングは、最高です！
コマの回転の持久力に必要不可欠な重心の低さ、それを維持するのに適したアタックリングは薄くて軽いものが要求されます。
まさにこれです！
さらに円に近いフォルムとバランス、大きさ、ウエイトディスク等他のパーツとのかね合い・・・・
発売は、№１・２と同じく９９年７月でした。

知人から聞いたベイブレードの誕生話ですが・・・・
某タカラの方が、会社の休みの日に、おもちゃ屋さんに通い、ベイゴマを改造しながら子供たちと遊んでいたら、子供たちには、削ったりするのは難しいことに気付いたそうです。
そこで、当時流行っていたカードゲームからヒントを得て、パーツの組合せを変えることで、簡単にコマのバリエーション（種類）を増やすことを考えたそうです。

９９年７月から発売し、アタックリング・ウエイトディスク・ブレードベースを各々３種類用意し、３×３×３＝９種の組合せが可能となることで、ベイブレードの基本が完成したわけです。
さらに色違いを作ることで視覚的にもよりバリエーションを持たせ、スパークリングディスクのパーツやぜんまい仕掛けのシュータを販売し、ジャンピングベースのようなウケを入れ（笑）、初期ベイは次なるステップに進むことになりました。

９９年７月に発売された最初のベイブレード｢アルティメットドラグーン｣です。
よく｢記念すべきベイブレード｣とみなさん呼んでいます。
画像は、通常版で限定ではありませんが、普通の白色とは異なり白蝶貝のような（どう表現して良いか？ですが）光沢のある成形色です。
お持ちの方は、久しぶりに良く見てください。
結構、うっとりする色ですよ。
今回ビットチップのシールは、製品添付のものとはことなりますが、一応製品名であるアルティメットドラグーンです。
このシールが何のものかすぐ判る方には降参します（笑

この画像を見て、なんだ通常品か！待たせたわりにボケてるな！とか思われますが、お許しを。

今回は、ベイブレードと言うか、ブレードベースのパーツとなります。
ベースにスプリングが付いたなかなかユニークなのものです。
左のものが日本製、右のものが欧米（ハスブロ製）ジャンピングベースです。
矛盾しますが、欧米のものは、パーツではなく、アタックリングやウェイトディスクも揃った一人前のベイブレードです（笑

日本製（９９年１０月発売）の方ですが、軸先（先端）が丸いもの（ブレードベースのスプリングに搭載）と、尖ったものと、フラット（平面）のものと、３種類を付け替えることができます。
と言っても、シュートしたら、ピョンピョン跳ねて、どこかに行ってしまい、軸先の何がどうと言うわけでもないような（笑
これでバトルするのは、ちょっと・・・・・でも愛嬌があってよいのかもしれません。
取扱説明書によると、バトルの「前半」が勝負（？）だそうです。（笑
画像では、隠れてわからないのですが、軸先とブレードベースの間(バネ巻きの内側）に、欧米のものは芯のようなものがあり、日本製は何もありません。
あと「＋」のネジが、欧米の方はマイナスドライバーでも使用できるようになっております。

しかし・・・・今まで掲載されたレアベイの画像の後に、ジャンピングベースを紹介ってのはちょっと（汗

ベイブレードに刻まれている｢刻印｣を調べてみました！
すると・・・・・
ドライガーF紫（ベイブレードのカードと一緒に同梱し限定発売されたクリアもの）の販売は、いつだったか？？？
実は、その刻印が０２年の１月なのか１２月なのかよくわからなくて（笑

・最後のクリアベイは？
日本国内では、大量に再販されたメガロアーム・マケンドー・ポルタ・スパークナイトがほぼ同時期の刻印０２年１１〜１２月で一番新しいことがわかりました。
これらに確定なのでしょうか？
アジア系や欧米系まで考えると、よくわからないです。

・いつからクリアがくもったのか？
どうも初期ベイのころは透明度が高いのですが、よく見るとイエローサファイア（刻印は０１年９月）からくもったとは、断定できないようです。
やはり私の邪推で、タカラさんは日々品質改良を重ねていったなかで、特にその時期ぐらいから透明度に顕著にあらわれるような材質変更の改良をされたのではないかと思われます。

しかし、透明度なんですが、下のスパークナイトの画像の通り結構違います。
その違いが、わかっていただけますでしょうか？
９９年や０１年のものは、確かに透明感があり、本当に綺麗です。
もし初期ものなら、スパークナイトやポルタだからと言ってあなどってはいけません（笑
※画像の方は、あえてウエイトディスクを外し、左は９９年、右は０２年のものです。


と言っても、くどいようですが、あくまでも安全で丈夫な方が優先ですね！

本と言えば、｢スピンアップＢＯＯＫ｣ですね。
ドラグーンＧまで、第１巻から第５巻まで発売されましたが、それ以降の発刊が無いのは寂しいです。
特に、ＨＭＳのベイが掲載された本がないので、メモリアルとして総合版かなんか発売して欲しいと個人的に思いましたが・・・・・
しかし、第１巻は、何度もよく見ました(笑
なんと言っても改造ＯＫのころの記事でしたから凄いです。

アルティメットドラグーンと同じく９９年７月に販売された№２　サイゾーです。
画像右側が日本・アジア系で発売されたもので、左側が欧米で発売されたものです。
アタックリングが右側のものに対し左側の方はリング幅が広く改良されております。
ランダムブースターのシークレットや同型のポルタ・スパークナイトも再販時同様に改良されております。
アルティメットドラグーンはウルトラマンぽい龍をビットチップで採用していましたが、サイゾーでは忍者のキャラクターとなっています。アニメでも主人公タカオの兄が忍者のコスプレで登場して、手裏剣のごとく、このベイをシュートして話題になりました。（笑
あと、この画像ではわかりにくいですが、右側のベイは、ビットチップに「サイゾー」と名前が入っていますが、左側のものは無表示です。
他のベイでもそうですが、欧米向けには日本語は受けないと言うことだったのでしょうか？

最近ふと思ったんですが・・・・・
ベイブレードは海の向こうへ、まるごと売り払ったので、実はもうつくれない？
違った形で商品化するとしても、あのシンプルさが売りだっただけに、難しい？
いろいろと、｢しがらみ｣があってガチガチなんで当分無理？

ルネッサンスでしたよね。
そんな｢しがらみ｣こそ、｢破壊｣してください！
そして新しいシナリオどおり｢創造｣してください！

言うのは簡単だけど・・・できないと思っている限りはできないですからね。

これから順番に、ベイブレードを紹介します！
何かネタがあった時は、もちろん随時よろしくお願いします。

さて、何から紹介しようかな？

みなさんのお気に入りのベイブレード何でしょうか？
ちなみに私は３５のドライガースラッシュです。
ＡＲが最高にいいです。
ＢＢも大会でも活躍してた頃があります、もちろんＡＲも持久系のセッティングには欠かせないパーツの１つではなかったでしょうか