ローラーアタッカーと同じくペアで２０００年２月に発売された№２６のローラーディフェンサーです。
このベイブレードは何度も再販されており、入手が一番簡単だった方ではないでしょうか。
でも、さすがに刻印が００年のものは、手に入らないです。よって画像は、０１年のものとなります。
｢サイドローラーが相手の攻撃を受け流す｣と言うキャッチフレーズで、実際のところは、ローラーアタッカーとさほど変わりは無いような気がします。
ただ、バトルに対しては、アタックリングが小径で円に近いこともあり、確かに｢受け流す｣と言う表現は合っており、実際にバトルでアタックリングを持久ベイで使用されていたブレーダーも見かけました。少々重いのが難かなと思いましたが・・。
ビットチップのシールは、聖獣のキャラクター指定が無く、やはり他の機能重視ベイ同様聖獣より内容優先だったからと思われます。
今回の画像では、ベイブレードのお菓子のオマケシールのものを貼り付けております。

２０００年１月発売のバウンドアタッカーです。
「自らがフェンスにぶつかり、新素材ウィングでハネ返って攻撃する！」とのうたい文句です。
アタックリングが２重構造（黄色の樹脂に柔軟な赤い素材の重ね合わせ）になっております。
柔らかいから先端を尖らせた形状を採用することが出来たと思われます。

これまでのベイは、ビットチップのキャラクターがコマの名前となっておりましたが、機能（特徴）を前面に押し出す為、あえてキャラを冠しない（決めない）ことにしたのではないかと私は推測します。

黄色に赤はとても目立つのですが、なぜか私には、初期ベイの地味なイメージがします（笑
これらのニセものが多かったせいでしょうか。

９９年１２月発売の通称「メタドラ」です！
メタルドラシエルやメタルドランザーと区別するため「ステインガー」と呼ぶ方も多かったです。

なんと言っても初期持久型の「要（＝かなめ）」であるベイブレードです。
ボールベアリングを搭載し、よく回るのなんの・・・・。
バトルを突きつめると、どうしてもこれが無くてはならないことに気付くのですが、入手したいと思った頃には、ほとんどの方々は、選んで買える状況ではなかったと思います。
だから、このベイを入手した時は、本当に、本当に、嬉しかったですね。

ウィングアタッカーとペアで同じ２０００年４月発売されたのが、このウイングディフェンサーです。

実はギミックも、まったく同じなんで以下省略です。（笑

ただ、今度はディフェンサーなんで、表現は防御的で・・
「遠心力により飛び出したウイングが相手のベイの攻撃を吸収！」

上手い、座布団一枚持ってきて！の表現です。（笑

画像のビットチップのキャラは、某雑誌の付録（かな？）のシールのもので、これまた全く関係ないです。

２０００年３月発売のドランザーオートチェンジバランサーです。
軸先が変化するギミックを持った、息子もお気に入りのベイブレードです。ギミックについては後ほど・・。
ギミックだけでなく四聖獣であるドランザーを冠するベイで、アニメでは、火渡カイと言う少年が使用するフロスティックドランザーの後継機です。よく見ると確かにそのデザインの一部が残っております。
ただフロスティックドランザーのキャラクターでは、どう見ても今回のような鳥ではなく龍ですね。

初期ベイブレードの前期にて、ベイブレードの｢基本｣が確立されたわけですが、後期では、その｢応用｣が展開されたと考えて良いのではないでしょうか。

具体的には、初期ベイ前期の仕様をベースに、回転方向（右回転）、オモリ（六角形のウエイトディスク）、ビットチップ（透明カバー付きショートのチップ）等はそのまま継承し、その応用として各種ギミックのアイデアを初期ベイ後期にて展開したと思います。
まさに伝承玩具の独楽に対して真剣に向き合い、現代(平成）の玩具として作り直した際に、この玩具で何ができるか、熟考されたと思います。そして、まず最初にやりたかったことがふんだんに展開されたと思います。
特にベアリングステインガーは、その早かった発売タイミングからも考えて、現代ゴマとして一番やりたかったことの代表ではないでしょうか。

ギミックのアイデアは、主に
１、アタックリング
２、ブレードベース（または軸）
に展開されました。
アタックリングでは、
①風圧系２種、②２重構造系２種、③ローラー系２種、④羽（ウイング）系２種、⑤火花系１種
※２種あるものは、攻撃用と防御用にテーマ分別されておりました
ブレードベースまたは軸では、
ベアリング軸、自動軸先変換、金属玉
と、まさに素晴らしいアイデア、現代技術だと思います。
当時の売れ行きがどうだったかよく把握しておりませんが、開発者は凄い意気込みであったと聞いた記事を以前みかけたことがあります。

｢次世代ベイゴマバトル｣は、やがて来る大きな波の前に、しっかりとそして着実にその奥行きをひろげていたわけですね。

２０００年６月 発売されました№３３のスパークリングアタッカーです。
初期ベイと言う区切りも様々ですが、とりあえずこのベイ以降のものはスピンギアと言う新しい機構のコマなので、このベイでひと区切りとします。
このコマのギミックは、ズバリ「火花」です。
アタックリングが２重（２層）になっておりその間に内蔵された「石（ライターの石と同じようなもの）」が火花を散らします。

火花と言えば、既にウエイトディスクとして、パーツ販売された「スパークディスク」がありましたが、またそれは追ってご紹介したいと思います。

ベイブレードはベイゴマが起源です。ベイゴマ同士が強く当たると火花が出る醍醐味があるのですが、ベイブレードは、残念ながらプラスチックが主体だけにそのままではそのような楽しみを味わうことができません。きっと何か良い方法はないか検討された結果「スパークディスク」のようなパーツや、このようなベイブレードが考案されたと思われます。

２０００年５月発売の通称「メタボー」こと、ドラシエルメタルボールディフェンサーです。
ようやく我が家に初販００年４月の刻印のものが出てきました（上）ので嬉しくて、今回３個も画像掲示してしまいました。
でも、０１年４月の刻印（左下）と比べると、全く同じような気がして・・。
ちなみに、右下のハスブロ（シールは？）とも同じようです。
強いて違いを言えばハスブロはビットチップがロングのものが付いているくらいです。（あくまでも私の見た目です）

２個のメタルボールを内蔵するこのベイのギミックは脱帽ですね。
すばらしい、面白いギミックです。
どうやって思いついたのか本当に不思議です。そんなの日本の独楽にあったのでしょうか？とても感心しました。
もしや開発者が、パチンコ店で・・・・大人の私の発想は、こんな程度です。メーカーさんごめんなさい。

ともあれ、
アニメでは、ＭＡＸ君が使用した、四聖獣のドラシエルを冠する重要なベイです。
緑色が定番となったのは、昔から子供たちに人気のミドリガメが起因？亀は緑ってことだったのかな？

実は、このサークル、５月２２日昼前の時点で１００００アクセスを超えました！
皆様本当にありがとうございます。そして、気付いておりながら報告おくれまして申しわけありません。
本当にうれしいです。ベイブレードは不滅ですね。
開設以来７５日（約２ヶ月半）で、まさかこんなにアクセスを頂けるとは私自身想像つきませんでした。
いつも、大したことは書けませんが、今後もベイブレードを一つ一つ振り返りながら、なにかベイブレードに関するネタは無いか？なんとか無いアタマをふり絞りながら（笑）今後も頑張って続けていきたいと思います。

タカラトミーさん、ベイブレード復活期待してますよ！

※道端で見つけた４枚葉のアタックリングです！アクセスした皆様とベイに幸福あれ！

２０００年４月発売のウィングアタッカーです。
このベイもユニークなギミックです。
アタックリングに収納されているウィング（黄色い羽のような突起）が、回転の際に遠心力により飛び出します。
アタッカーですのでこのギミックは「攻撃」と言う目的で説明されております（笑
実際には、「ウイングが飛び出して相手のベイを一撃！」ということです。
このベイも機能重視の為、固定したキャラクターを定めていないのではと思います。
画像では、ビットチップに「アイスドラグーン」が貼ってありますが特に深い意味はありません。（笑