from: とおるさん
2007年06月30日 21時07分57秒
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07年06月30日Saturday
今日はいよいよ定期演奏会当日だ。全校生徒課外の中、合唱部は公欠…気分がいいやら悪いやら。いつもよりかなり遅い時間に家を出る。駅で後輩Nと鉢合わせ、一緒
今日はいよいよ定期演奏会当日だ。全校生徒課外の中、合唱部は公欠…気分がいいやら悪いやら。いつもよりかなり遅い時間に家を出る。
駅で後輩Nと鉢合わせ、一緒に会場の「カトリック郡山教会」に向かう。到着すると、すでに後輩のAとT。「一本早い電車で来ちゃいました」「集合9時って勘違いしてたんです」日程表をよく読みなさい(笑)。お世話になる教会のAさんに挨拶。中に入っていい、とのことなので、中に入って荷物を置き、窓を開ける…こういう立場でこの教会に来るのも、今年で最後なんだなぁ。玄関側の窓を開けると、たむろしていたAたちがビビる。「関係者かと思ったじゃないですか」いや、今日はあんたらも関係者よ?
それから間も無く、後輩Eがやって来た、続いてK…と、やってくるのは後輩ばかり、3年はどうした?(汗)とりあえず居るメンバーを中へ誘導。しばらくして、ようやくIさんたちがやってきた。3年生男子はなぜ来ない(泣)。そのうち教会のAさんから「会場作るの、やっといてくださいね」時間的に、そろそろ楽器屋さんが学校から電子ピアノやらアンプやらを持ってくるころ…というわけで、居るメンツで会場作り、なぜか私が仕切る。Aさんの指示を受けながらステージを作成していたところへ、ようやく男子がやってきた…来るタイミング遅ぇよ。
会場作りが終わったら、体操・ブレス。どうも楽器の搬入が遅れたらしく、楽器屋さんが来ない。というわけで発声はできない…と思ったらAさんが「発声なら、オルガン使ってもいいんで」とオルガンをセッティング…ありがとうございます。外を気にしながら体操していると、楽器屋さんが到着。とりあえず私が出て行く。「男子何人か連れてきて」というわけで、K君たちに手伝ってもらう。譜面台や電子ピアノ、予備のキーボード・パンフレットなどを車から出す。「4時前に来るから」はい、わかりました〜。発声ができないとしょうがないので、とりあえずK君とピアノを移動させる。アンプとの接続は後にして、とりあえず最低限使える程度にセット。これで発声を済ませる。本番前ということもあってか、朝から声がよく出ている気がする。これは、今日の演奏会、なにかが起こるかもしれない。
from: とおるさん
2007年06月30日 23時00分08秒
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「07年06月30日Saturday」
13時半、いよいよ開演だ。教会の鐘が鳴る中、聖堂へ入る…半分くらいは埋まってるかしら?何にせよ、お客さんの心に響く演奏をする…それが目標。
まずは校歌から、ここで印象が決まる。先生が棒を振った。午前のテンションを維持して、みんなイイ感じに声が出ている。これでお客さんの気持ちをひきつけられたはず。
ここでM君とKの司会と、部長Kさんの挨拶が入る。何を期待していたってわけでもないけど、いたって普通の挨拶だ。挨拶が済むと、再び司会の2人にマイクが戻る。M君はかなり頑張って原稿を考えて、ウケを狙おうとしたわけだが、若干滑った…まぁしょうがない。そして始まった。
第1ステージ「ルネサンスの音楽」名前の通りです。
1曲目「Ave Maria」宗教曲の典型、聖母マリアへの祈りを歌ったこの曲。けっこう落ち着いて互いを聞きあい、上手くアンサンブルできた。
2曲目「Valde Honorandus Est」本年度コンクール課題曲。今までよりは幾分互いのパートを聞けた気がするが、まだまだ音が安定しない部分が目立つ、これから夏に向けて、重要な課題となりそうだ。まだまだ上手くなれる。
3曲目「Sfogava Con le Stelle」昨年度コンクール自由曲。これは2・3年生だけで、1年ぶりに演奏する、かつウチらの1個上の先輩はもう居ない。しかも合わせた回数も少ない。果たしてどうなるかと思ったが、なんか去年より曲に磨きがかかったような感じがする。迫力が増した、みたいな。強弱の付け方もよくなったし。演奏して正解だったかな。
一旦全員が捌け、男声だけ入場する。第2ステージ「男声・女声合唱」
1曲目「いざ立て戦人よ」毎年必ず演奏する、男声合唱の超有名な曲。昨日先生に「怖いもの見たさ」と言われた曲だ。というわけで、先生もバースに加わり、一緒に歌う…隣が先生、緊張するけど?やっぱり和音に違和感を覚える箇所が何箇所か。そして言葉の表現がゆるい…練習不足。
2曲目「自由の歌」合同演奏会でも演奏したこの曲、こちらはいたって安定しており、形にはなったと思う。
男声が捌けて、今度は女声が入場してくる。
3曲目「Kyrie」4曲目「Gloria」昨年度のアンサンブルコンテストでは、この2曲を歌って金賞を取った女声合唱。練習を再開してから、ここ2ヶ月ほどで、あのレベルまで持ち上げた…すげぇな、袖で聞いていて、本当に驚いた。先生気分になって指揮してるM君…袖だからできるんだぞ。
ここで10分間の休憩。袖に溜まっていては暑いので、みんな一旦外に這い出す。そこへMさんとEさんがやって来た、前半のステージ終わっちゃったよ。そこへG教頭も「校内巡回しながら聞いてたときはどうなるかと思ったけど、宗教曲でうるうるきちゃった」マジすか?学校の報道係であるT先生「いやぁあれだね、合唱は吹奏楽以上に体使うから、休まねぇと声が持たねぇんだな。となると、ソロやる人なんかは、化け物だな」秋川さんとかっすね(笑)。などと話しているうちに時間が来る。
第3ステージ「日本の合唱曲」
1曲目「線路は続くよどこまでも」リハの段階では、テンポを無視しがちだったが、本番ではなんとか落ち着いて演奏することができた。和音もけっこうはまってたかな?
2曲目「大きな古時計」和音が若干不安定だったかもしれない。それでも言葉は伝わったはず。気持ちは確実にこもっていた、途中の転調で、それがはっきりと出た。歌っている私が鳥肌たったくらいだし。先生も指揮で、曲に表情をつけてくれた。
3曲目「ドナドナ」この曲は、迫力重視ですから。ただベースが主戦の箇所が非常に不安定…なんだかなぁ。それ以外の箇所は不響和音もきちんとぶつけられ、演奏会のときのような迫力を再現できた。
4曲目「蛍の光」これはみんな落ち着いて、しっかり歌えた。各和音もしっかりはまったし。ソプラノのソロもかなりきれいだった。閉めにふさわしい感じだったかな。
5曲目「生きる」少人数で演奏するには、かなり体力を要する曲。それでもみんな、歌詞によく執着し、良い意味で曲の流れに身を任せた。曲の持つ力に負けることなく、よく演奏できた。ピアノとの息も合って、前回よりよりよい演奏ができた。
6曲目「はじまり」ウチらが1年生のときに、この定期演奏会で演奏した曲、今日は3年生だけで演奏する。この曲も少人数でやるには体力が必要だが、そこはみんなのやる気で乗り切る。何箇所か気になる部分はあったが、それ以上に良い演奏ができた。歌い終わったときは、かなりの充実感を得られたね。
3分間の休憩を挟み、第4ステージ「ポピュラーソングステージ」果たして、振り付けは上手くいくのか?という若干の不安もありつつ、S先輩に言われた「笑顔で」という言葉を、頭の片隅に置く。
まずカーペンターズ。笑顔と振り付けによって、開場のお客さんも笑顔にすることができた。しっかり歌うというより、もう「みんなで楽しく」という感じ。途中に手拍子をする箇所があったのだが、先生は吹奏楽の演奏会のときと同様に、お客さんのほうを向き、一緒に手拍子をするようにジェスチャで示す。お客さんもも一緒に手拍子、会場が一体になった。
その後、映画「天使にラブソングを」から「ヘイル・ホーリー・クイーン」これもけっこう有名な曲。これまた手拍子で会場を巻き込み、かなり楽しげな雰囲気で歌えた。これがこのステージの、一番の目的だったんだ。
これで全ての曲目が終了、一旦先生が引っ込む。ここで司会の2人が急いで前へ。「鳴り止まない拍手、ありがとうございます!」毎年恒例、強引なつなぎでアンコールへ向かう。「瑠璃色の地球」合同演奏会でもアンコールとして演奏されるこの曲、もうみんな、気持ちをこめまくって歌った。感動してもらえたはず、自分たちの今までの思いが、すべて詰まっているから。もう歌っていて、本当に幸せだった。
これで本当に全部の曲目が終了、全員で一斉に礼をする…拍手喝采、演奏会は大成功に収まった。今日とこの日を迎えられて、私は本当に幸せ。みんなにありがとう、本当にありがとう!
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