教育実習２日目にして、早くも疲れが出始めた感じ。朝一で学校に着いて、準備室の鍵を開ける。それから朝の打ち合わせまで、教材研究を進める。
午前中、他の先生の授業を見学させていただくことになった。しかし授業が始まる前に、思わぬトラブル…シャーペンの調子が悪い。詰まったか？(汗)これでは記録が取れない、急いで準備室に戻って別のを持ってくる。その間に授業が始まってしまい、数分のロス…やらかした、マジでやらかした。
お昼休みは、他の先生から放射線の話を持ちかけられた。「大学で調べてる先生はいないの？」最近やり始めた、という話は聞いたのですが…。先生曰く、高校の放射線量を計ってみてもいいのではないか、とのこと。それはそれで、大きなネタになる。そんな中、また購買部へパンを買いに。生徒に混じって買っていると「こっち(中から)から買っていいんだよ。今は先生なんだから」恐れ多くてできません(汗)。
午後一発目に、生物の授業を見学した。実験だ。しかし他の先生に勧められていきなりいったものだから、何をやってるかさっぱりわからない。とりあえず先生の指示の出し方や板書、生徒たちの様子を見る。あんまりうまくいってないようだが、できた人はできたんだろうな。
あとは準備室に戻って、教材研究やらなんやら。ホームルーム担当の先生が隣で個人面談をしているが、そういうのも聞きつつ。やること多い、マジで。

「１１年０５月３０日Monday」
お昼休みは、弁当を食ってから購買へパンを買いに。購買部Ｈさん、私のことを覚えていたようで「何の教科？」理科です。さらに今度はＳ先生にも会って「あら〜、物理の先生になるんだ〜」いやいや、そんな(汗)。学校で大友パンのメロンパン…懐かしい。
午後も授業参観と、日誌の整理。掃除して、先生が生徒と面談しているわきで日誌書いて、さらには学級日誌に記入。印鑑を押す欄がある。居合わせたＭ先生に聞いてしまう、これ俺の印鑑ですか？「そうよ」うわ、マジで緊張する。
その後は準備室に戻って、教科書の問題を解いたりする。先生は先に帰られ、私は大金時間間際まで残る。するといきなり、帰りの放送が流れ始めた。こんなの、あったか？放送部、頑張ってるじゃん。

ついに、ついにやってきてしまった教育実習…なのに昨夜は、風の音で寝付けず。そんな体で、これからしばらくは始発で通う。生活サイクルを、現役時代と同じにするわけだ…大丈夫か？しかしラジオから、YUIの「feel my soul」が流れてきて、それだけで何かできそうな気がした。

朝、学校に着く。出勤簿に押印しようと、実習生が何人か職員室へ。これがまた、出勤簿の位置がわかりづらい。押印したら、各自の研修室へ。私は物理なので、当然物理準備室だ。朝の打ち合わせまで、日誌やらなんやらの整理。
朝自習の時間を使って、職員室での打ち合わせ。実習生代表が挨拶して、あとは諸々の連絡。さらに学年ごとの連絡をしてから、各学級へ散る。いよいよホームルーム担当の学級へ、足を踏み入れる。うん、確実に浣腸している。ショートホームルームで、自己紹介をするように先生から指示をされ、緊張しながらしゃべる。とりあえず名前と学校、目標くらいね。終わったらすぐ、生徒何人かに絡まれる。その場は適当にやり過ごして、準備室へ戻った。先生も「構ってたらきりがないから」そうですかね…。
午前中は、時間割を組み立てたり、先生の授業を見学したり。見学のたびに自己紹介をさせられるので、なるべく手短に。幸い物理の授業は教室に余裕があり、座って記録できる。

日付が変わった午前零時、居間のテレビの前に座る。桑田佳祐の復活ドキュメント完全版が放送されるわけで、さすがＮＨＫ。丸々１時間、しっかり見た。以前の内容にプラスされたので、だいたいの内容はわかっている。それでもね、うん。そんな具合で、終わってから風呂に入って、結局寝たのは１時半。
それで起きたら、１０時半…そうなるわな。うだうだしてから、床屋へ行く。さすがにこの頭では、教育実習は乗り切れない。すいてるので、いたってすぐ終わる。
帰宅して１３時、飯を食ってから書類を書く。教育実習に行く建前、応募しなければしょうがない。福島県教委の応募書類につらつらと記入し、だいたいこんなもんだ。
１４時半くらいまでかけて、それから寝るわけでもなくごろごろ。教材の予習やら、実験のレポートやら、やることはたくさんあるのに。福山雅治のトーキングＦＭもそこそこに、一向にやる気が起きないまま晩飯の時間。
晩飯を食って、ＮＨＫの筒美恭平の特集番組なんか見ちゃって、今に至る…よろしくないよろしくない。

教育実習中のネタはないかと、大学の図書館を漁りに行く。教職関連図書の棚を隅々まで見るが、こう引っかかるものがない。理科は中学生向けのネタ帳は多いが、これを高校生に通じるようにアレンジ…する時間もないよな。適当に借りたが、使うかどうかは微妙。
それからバイトへ行った。相変わらず、暇だ。もう１年生用の教材は返品の準備をするため、書籍に売り上げカードを挟む。なんだかな、苦労した割にはこんなもんかい。
バイトはお昼で終わりで、最後のお給料を受け取る。本当なら来週も販売があるが、教育実習に行ってしまうからね。３年間、飽きもせずよくやったもんだ。おばちゃんらからも感謝された、役立てて幸いです。
それでだ、学食に行ったらＳ君とＫ君と、なぜか工業科教育法の先生が。先生に会うのはえらい久々である。そんな先生は顔が広い。「なんだ、○○高校か。お願いして、研究授業見に行くぞ」マジすか(汗)。
先生が帰った後、厚生センターの隅で、３人それぞれ作業を進める。特にＳ君は早くも指導案を書いているので、それを私とＫ君で見ながら進める。この自分らの、日本語力のなさに絶望だな。そこに電気科の先生登場。内容は書かないけれど、恐ろしい話を聞いた。開いた口がふさがらないとは、まさにこのことを言う。そんで先生「実習頑張って」「あざっす」と、購買部のほうへ向かったのはいいが「お店って、もう終わり？」「土曜日は１時までっすよ」「もういいや、帰る…」先生がいなくなってから「なんか、先生方がああなるのもわかる気がする」「おかしいもん」さらに絶望だ。

「１１年０５月２７日Friday」
昼飯を食ってから、自転車で郡山駅へ。そこからバスで、母校へ向かう。しかし予想はしていたが、それ以上にさくら通りが混んでいて…これ大丈夫かよ？でも、なんとか間に合った。
打ち合わせの場所は会議室…と思ったら、校長室に変更だ。入ってすぐに、クラスメイトだったＳ君とＳ君がいた。この２人も、前々から教員免許取るって言ってて、ちゃんとここまで来たんだな、うん。あとは大多数見たことのあるメンツ、今年は少ないな。担当の先生がわたわたしている傍らで、校長先生が「君らはＯ先生の学年かい？」そうです。なんで校長先生は、うちらの学年を知ってるんだ？後で気づいたが、うちらが１年生のときの教頭先生、だからだね。
さっそく話は始まった。まず校長先生から、諸注意と心構え。失敗して苦しめ、って。それが実習だから。続いて、実習生の自己紹介。今年は８人、実技２人、文系５人、理系１人…おいおい、理数系は私一人か？すさまじく不安だぞ(泣)。続いて教務の先生から、予定やら諸注意やら。その後各個人で、お世話になる先生と個別に。私は物理の先生のところへ…いきなり補講してるんですけど(汗)。「すぐ終わるから！」はい…。準備室にて、いろいろ話す…けど、まだ全然決まってない。週明けからね。
話し合いを終え、職員玄関へ。そこで別の実習生に「月曜日の朝って、どこに行けばいいんですかね？」…聞くの忘れた！とそこへ、まさかのＴ先生登場。「いや〜、時の流れは速いね」先生、朝はどこで待機すればいいんですか？「あれだよ、担当の先生の部屋」そうですか。そんなＴ先生、相変わらず忙しいようで。放送部もお強いようで(笑)。
そのまま学校を出て、しばらく歩く。その実習生の人、文系だったそうで…そりゃ、顔は覚えてるけど名前までは知らなかった。そこからまぁ「不安ですよね」「大丈夫かな」とかとか。最後まで、妙に警護だったんだけど。
いよいよ来週からだ、大変だ。

いよいよ、教育実習がやってくる。今日は事前の打ち合わせだが、母校の高校は郡山市内のあっちのほうだし。午前中授業を受けてから、そっちへ出向くことにする。周りからは「どこ行くの？」から始まって「頑張って」と応援されて「先生に見えないな(笑)」そりゃいつも付き合ってるからだ。バイトに行ったら行ったで、店長やおばちゃんや他のバイト生から「スーツなんか着て」「どうしちゃったの今日は？」まぁいろいろありまして…。
そんな中、保健室に呼び出しを食らった。「レントゲンになんか写ったんだって」「実は糖尿みたいな」ビビりながら行ったら、健康診断の話。矯正視力が右０．４、左０．１未満ってなんだ、とのこと。これが今後、健康診断証明書に書くときに云々かんぬん…こればかりはどうしようもない。

「１１年０５月２６日Thursday」
自習室へ戻ったところで、Ｓ君がやってきた。まだまだ書類を書いていないらしく。「全部フッター入ってるからな」んじゃこっちで印刷し直すか？(笑)
どたばたで昼休み、働きに行くぞ。でも、暇なんだよ。今日もそれなりに来たのだが、減り方がよろしくない。売り切れたものに限って、注文が次々と入る。売れ残ってるものは、ざっと６０冊くらい残っている…やだやだ。今月いっぱい販売が予定されているが、来週は締め切りが早い。そこに一極集中で来られると、本当に困る。店長も頭を抱えがち…ああ恐ろしや。そんなところへ、同じ研究室のやつが来た。互いに「お疲れ様です〜」みたいな。そしたらおばちゃんが「知り合い？」「研究室が同じなんで」そしたら「あら、いつもお世話になってます〜」おばちゃん、保護者と化する。なんで？(笑)
１３時には切り上げて、学食で昼飯を食って、自習室に戻る。しばらくはいろいろ作業していたが、時期に眠くなる。で、寝る。３０分×２回ね、うん…。
寝てから動かないから、いつまでも眠いんだ。そういうわけで、就職指導課に就職セミナーの冊子を取りに行く。教育実習期間中に、どんぴしゃで入れられた。まぁ土曜日だから、なんとかなるわな。

一日中暇な木曜日…と言いたいが、大して暇でもない。実験のレポートもあるし、教育実習の日誌に前もって記入しなければならない個所がある。さらにさらに、実習に行く建前上、教員採用試験にも応募しなければ…やることはそれなりにあるのよ。
朝から自習室へ。なんか、プリンタが新しくなってねえか？そんなことを気にしつつ、まずは実験のレポートを書く。途中で投げ出して、福島県教委のページから募集要項を印刷する。そしたらその新しいプリンタ、超速いの。そんでもって今までうざかった、強制的に付加されるフッターもなくなった。こりゃ革新的だ、うん。しかしウィンドウズ７専用だから(笑)。
あれか、免許状の取得見込が欲しいのか。そういうわけで、教務課に申請に行く。今日申請の書類は２８日にできます、なんだ余裕じゃん。そう思って窓口に申請書を出したら「１週間くらい時間かかるけど、いい？」え、そこに２８日って…(汗)。なんか教職の書類は、時間かかるらしいよ。無理を言って、２８日に出してもらえるようになったけどさ。本当に大丈夫かよ？

昼休み、バイトへ行く。行って早々おばちゃんが「今日学生さんは、１時で終わりね」マジっすか？話を聞けば、昨日も書いたように暇で暇でしょうがないらしく、今日もそんな感じなんだとか。確かに、見てるとお客より店員のほうが多い…暇な時のファミレスだ(笑)。１３時きっちりに、学生は解散。

午後から研究室。今日はテーマを決めるだけ決めて、あとは軽く話をして終わり。終わって研究棟の前にいたら、隣の研究室の先生が来た。同じ部屋のやつに「電検の案内、もらったか？」「あたしはもらいました」あ、いただいていいですか？で先生、目の前のかっこいい自転車に乗る。「え？それ先生のなんですか？」「実はここに、バッテリーついてるんだ」その恰好で、アシスト車っすか…。
そんでもって、学食で研究室の何人かと飯を食う。いろいろ言いたいことはあるが、これから先がいったいどうなるのだろうか…いろいろ不安要素がある。

市民合唱団の練習が行われた。
自由曲を詰めていくところだが、音程が危ない。もう５月も終わりだが、まだ言葉をつけられていない。不安は大きい。途中でＹさんが、楽譜だけ取りに来た。まだまだ忙しいみたいね。