朝っぱらから、列車が妙に混んでいる。いつもならこんなに乗ってないんだけどな、とか思いながら座る。いつも寝てるので、今日も寝る。舞木のあたりで、前に立っている人のカバンが膝にあたって目が覚める。すると、左肩に何かある…見ると、隣に座っている女の子が、私の肩を借りて爆睡している。そりゃ私だって男だからさ、悪い気はしないわけで。体制を変えたかったのだが、動かずに郡山まで我慢する。これで今日一日の運は使い切ったな、たぶん。

大学へやってくる。研究室で、実験装置をなんとかしようとするのだが…また失敗してるんですけど。その傍ら、卒研の一部の連中が出てくる。なんだかこいつら、昨日からぴりぴりしてるんだよな。あんまり刺激しないでおこう、うん。
午後から、卒研生の大多数が出てくる。そこで、やれ文章の書き方がどうだのこうだの。質問攻めである。先輩は実験中だし、先生はテストの採点だし。私が答えるしかない。もう面倒になって、質問に出たありとあらゆる例を、白板に書き殴る。これで大よそ必要な部分は書いたはずだ。にもかかわらず「これって、どう書けばいいんすか？」なんのためにここまで白板を書いたと思ってるんだ…。向こうでは、西城秀樹の『ギャランドゥ』を聞いて喜んでいるやつがいる…お前な。「ありゃ駄目ですね」「お湯でもかけましょうか？(笑)」勘弁してくれ。

帰り際。今朝も変な時間帯に列車が混雑していたし、この時間はことごとく高校生がいないし。県内のニュースを見てないからあれだけどさ、ひょっとして一期入試だったりする？

毎朝のように、郡山駅にやって来た。バスが、時刻表通りに来た…いいね、快適だよね。そんな具合で、大学まで来る。研究室にて、引き続き先輩に頼まれた計算をするのだが。先輩「なんかねぇ、違うんだよね…」今までのって、どうなるんすかね…。
午後から、卒研生がぞろぞろと。書く内容に困ったようで助言を求められる、しかしそこで教えすぎてしまうのも問題なので、アドバイスだけする。あくまで書く内容は自由だ、任せるぞ。「だって、これ必要ないんですか…」話の本質が、実験と直結しないんだもん。かたやある班は、もう緊張感が漂いまくっている。ひとりがいなくなればそいつの悪口、別のやつがいなくなれば悪口…どっちも考え方が違うからな。
そんな傍ら、私は学内での企業説明会の計画を練る。ちゃんと効率的に回らないと、話を聞けないで終わる。しかし興味のある企業をピックアップしていくと、けっこうな数。体は一つしかない。どこを聞こうかしらね、本当に。

帰り際、大学のバス停へのろのろ歩いていくと、なんとバスが来るのが見えた。おいおいおい、まだ定時じゃないじゃんか、６分も早いじゃないか。だが逃すわけにはいかない、必死に走って乗る。
それで順調に郡山駅前まで戻ってくる。客を降ろしたら、行先を即変更して、乗り場に列をなしていたお客さんを載せて、すぐにロータリーを出ていった…あれ、私が乗ろうとしていたバスじゃないな。遅れに遅れていた、一本前の便だったんだな。

市民合唱団の練習が行われた。
自由曲の練習を、粛々と進める。全然頭に入ってこないな、うん。ミサ曲で、言葉はわかりきっている。それが音符と結びつかない。それもそうだし、そもそも音程が取れていない。通せるようにはなったのだが、まだ形にはならないね。

今朝もまたバスが来ない…わりと溶けてるんじゃないの？道路。とか思ったのだが、やっぱり来ないのよね。待つこと３０分弱、やってきたのは案の定車庫から上がってきた車体である。いつまでこんな具合かしら。
というわけで、大学へやってくる。昨日先輩に頼まれた計算を、ひたすら解く。なんだかもう見るのもうんざりしてきたりこなかったり。その途中、先生にアクリル板を切るように頼まれる。金のこをもって、ぎこぎこと。なんか曲がって来たな～、とか思っていたら先生が「欲しいのそっちの部分」よりによって、曲がっちゃった部分だし…先に言ってほしかった。
昼飯を食ってから、再び研究室。卒研生がぞろぞろ出勤してくる。だんだん切羽詰って来たようで、それなりにやっている。私もひたすら計算をして、先輩と見直すのだが…毎回どこかしら間違ってるな。ってか、これでいいのか？

４時前か、なんとなく目が覚めた。なんでこんな時間帯に目が覚めるのか…とか思っていた直後、どかんと揺れる。やめてよもぉ～。水戸だっけ？震度５弱、朝から大丈夫なのか。

郡山駅まで来た。予想はしていたが、バスが来ない。待つこと３０分弱、バスが来たよ…車庫から。そりゃ時間通りに来るわな、うん。しかし走り出してからが、妙に長い。この道路状況だし、ってかチェーンしてないじゃんこの車体。
大学へ着いた、とにかく研究室へ。午前中から出勤してくる卒研の連中もいるが…ちゃんとやってるのか？そいつらを横目に、私は先生に頼まれた計算をやってみる。サインコサイン…うやぁ～！(←なんだよ)
午後から出勤してきた連中。「先輩、これ見てくださいよ」あるやつが携帯を差し出す。見ると…別のやつの車の写真が出ているのだが。って、おい！これどうした？「やっちゃいました…」単独…じゃないな。「(相手は)ボルボでした…」またとんでもない。「でも相手のおばちゃんが許してくれたんすよ」寛大な人でよかったな。

帰り際。どうせバスは時刻表通り来ないんだ、だいたい２０分くらい遅れているとみればいいか。普段帰るより１本早い便に乗ろうと思って、時刻表より２０分遅くバス停へ。しかし停留所には誰もいない…これ行ったな。次も時刻表通りには来ないから、研究室に戻ろう。戻ったら、先生がどうしたの？みたいな顔で見てくる。いろいろあるんです。

それこそ帰りである。バスは無事に来て、余裕で郡山駅に戻って、列車に乗り換える。
出発して、立っていた私は窓の外を眺めている。三春駅で行き違いの列車が向こうのホームにいたのだが…おいおいおい、なんだあれ？目が点になる。行先表示器が、デジタル表示に取り換えられている。え？いつから？だいたいの車両は、まだ幕式だ。なんでだ？あらららら…。

起きた、１０時だ。だからどうしたという話だが、ラジオを機器ながら、しばらくネットをする。それからである。親がパソコンの調子が悪いからなんとかしろと言うので、渋々親のパソコンに手を付ける。だいたい親の説明は、何から何まであやふやである。こうなると、対処のしようがない。とりあえずスタートメニューを開いて、一番問題だというＩＥのバージョンを確認する…古い。他の気になるアプリケーションも見てみたが、バージョンアップというものがまるでなされていない。これでは調子が悪いに決まっている。アップデートを、ひたすら導入する。
昼飯を挟んで、午後もしばらくやっている。見ればレジストリも肥大化しているし、ドライブ内の断片化もだいぶ進んでいる。動きがおかしいのも、こりゃ当然の結果である。フリーソフトを導入し、そのへんも手を付ける。
しかい１４時半ごろ飽きて、作業をやめる。これでおかしくなったら、あとは知らんがな。部屋に戻って、日向ぼっこしながら昼寝である、この上ない贅沢だ。
１６時、福山雅治のトーキングＦＭ。またガリレオが決まったらしいね、前回から６年だそうだ。いつもよりふつおた増量…何回か出したことはあるが、読まれたことがない。競争率高いな、うん。
チャンネルをＮＨＫに戻す。大相撲初場所に耳を傾ける…白鵬負けたじゃん、日馬富士全勝じゃん。最後くらい日馬富士止めてほしかったな、うん。その後も夕飯までだらだら過ごすわけだ、うん。

せっかく雪が溶けたと思ったのに、また降ってきた。まったくもう、とか思いながら大学へやって来た。午前中は、前々からやっている手作り実験装置をいじる。作業が雑だ、また失敗している。
昼飯を食って、午後。図書館へ調べものをしに行く。学食もそうだったんだけどさ、雪のせいなのか土曜日なのかテストのせいか、とにかく学生が少ない。昨日はあれほどいたのに。もっとも土曜日だから試験科目が少ないのか。
研究室に戻り、借りてきた本を読む…わからないわけではないが、まだまだ知識が必要だ。その傍ら、先輩の計算をみせてもらう。「なんか、ずれてるんだよね…」誤差というか、検討しなくちゃいけないんでしょうけど。

帰り際。なんか、雪がすごいことになっている…早めに帰ろう。しかしバスなんて、時刻表通りには来ないんだろうな。でもなんだか早めに行った方がいいような気がして、停留所へ。そしたらすぐにバスがやって来た、なんか読みが当たっちゃったし。

いつものように大学へやって来た。今日からテスト期間である…こちとらほとんど関係ないのだが。午前中は実験装置の位置を変えたりなんだり…雑務で午前が終わったな。
午後からは卒研生が出勤してくる。いろいろ聞こうとしている連中を横目に、私は図書館へ調べものをしにいく。テスト期間というだけあって、いつもの何割増しだよ、人数。普段なら人がいない書庫でも、何かしら文献を探しているやつが多い。私も気になる文献を片っ端から持ち出し、読み漁る…ああ、こういうことでいいのか。
研究室に戻る。昨日に引き続き、卒研生どもはテンションが低い。「ここまで書いたんすよ」それで？「頭痛いっす」だろうな、ちゃんと考えながら書いている証拠だ。「図書くの面倒くさい～」複雑すぎるのはいいぞ。その傍ら、先輩が「できた～」すごい丁寧な図が出来上がっている、すごいなぁ。

就職指導課の、就職ガイダンスがある。これは前もって就職指導課からメールでのお達しがあったし、掲示もされていた。だがそのメールとポスターで、時刻が違うのである。だいたいメールの内容に、違和感を覚えている。だがしかしその時刻を信じて、指定された教室に行くのである。
ところが行ってみると、すでに話が始まっているではないか。出欠確認のカードをカードリーダにかざしたら、見事に遅刻を取られる。なんだよそれ、確かにポスターには書いてあったけどさ。もっとも話が済んだ部分は、知っている内容だったからよかったけどさ。休憩時間に他の院生ともども「４０分さぁ～」確認しなかったのが悪いんだ、うん…。

昼飯を食ってから、研究室へ。午後から卒研生どもが出勤してきた…一番不安な連中が来ないのだが。
それから授業を受けに、教室棟へ、授業が終わってから、なんとなく廊下を歩いていて、ふと立ち止まった…学部生のときから見慣れた風景である。でもなぜか、止まった。吹き抜けから、下を見る…土曜振替で、ほとんど人がいない建物の中。もうこうやって教室棟で授業受けることはないんだな。
研究室に戻る。戻ったところで…おいおい、人数の割にはいつになく静かだな。「集中してるんですよ…」本当か？「やつれて喋らないんです…」だろうな(笑)。パソコンと睨み合っている卒研生を横目に、私は実験装置をいじる。この方法も失敗だな、うん。

後期になってから、もっぱら遅い列車である。今朝もそれに乗ろうと、地元の駅へ行った。そしたら嘱託のおばちゃん「今遅れてるの」なるほどいつもの３倍くらい人がいるわけだ。見ていると、私が乗ろうとしている時間帯に、一本前の列車がやってきた。すでにわんさか乗っている。だがしかし次を待っていたらいつになるかわからんので、さっさと乗ってしまう。乗ってしまえばこっちのもんで、そこそこ順調である。たまたま相席になった学生と思わしき二人組の話が耳に入ってくるのだが…世の中へんな輩が多いんだな。結果郡山に着いたのが、私が乗ろうとしていた列車が郡山に着く時間である。こっちとしては遅れたわけでもなんでもない…次だったら何時だろうな。

大学へやって来た。午前中は卒研生が来ないだろうから、研究をするか。先日作った実験装置でなんとかしようと、いろいろ試すのだが…また工夫が欲しいんだよな。水を張ったバケツに手を突っ込みながら、いろいろ考える。
午後は授業が１コマある。全科共通科目である。その授業に、他の院生がスーツ姿で出てきた。今日あたりなんかあったっけ？「説明会あるって、聞かなかった？」いやいやいや、初耳だし。「俺も昨日の夜聞いたんだけど」今聞いたの、今。
というわけで、授業終了後に駆け込みで参加する。最初は学部生対象に話をしていて、入れ替わりで院生である。もっとも院生は人数少ないし。いろいろ話を聞いて、質問したりなんだり。そこで企業の方に言われたのが「危惧してるのは、みんな型にはまりすぎ。ルールは自分で作る！」ああなるほどな、言われればそうかもしれない。話を聞いて会社のことも学んだが、何より考え方が少し変わったかも。
研究室に戻る。午後から卒研生どもが出勤しているのだが…お前らちゃんとやってるのか？見ているとコミックを持ち込んだり、もしかしてスマホでゲームしてるか？そろそろぶっとばすぞ(←やらないけど)。

市民合唱団の練習が行われた。
コンクールの自由曲をやる。しかしまだ始めて日が浅い、やるのはいいのだががたがたである。まず音程が取れないし、拍もよくわからんし。言葉自体はわかっているので、あとはいかにちゃんと合わせるかだろうな。

怒涛の火曜日である。朝っぱらからみぞれである…またたちが悪い。凍ってるのかどうなのかもよくわからず、そろそろと研究棟へ向かう。
なんせ火曜日である。しかも今週で後期の授業は最終週である。そうなると、テスト三昧である。授業が３つあって、３つともその勢いである。なんだか書きすぎて、疲れたぞおい。学食を見渡せば、勉強している輩多数。私も学部時代は学食だったな、テスト期間の図書館はうるさかったもんな。
合間合間で卒研生に指導したり、先輩の研究を見たり。先輩が何やら興味深いデータを出してきた。これ、私が使っている供試体に影響するのかしないのか…。