「０６年１２月１８日Monday」
今日はいろんな人から「金賞おめでとう！」と言われた。そこで素直に「ありがとう」とは言えない。これはあくまでも俺たちの成績ではなく、女声チームの成績だから。
そこで黙っていれば良いものを、いちいち説明している俺がいる。まったく、余計なコトするんじゃねぇよ…せっかく声かけてくれたのに、向こうがかわいそうっていうかさぁ…ねぇ？「そうだったんだ…どんまい」なんて答えが当たり前のように返ってくる。
表面では開き直った顔してるけど、まだ引きずってます…はい。担任、Ｍさん、Ｏ君、Ａ先輩、Ｈ先輩、警備員さん…いろんな人から声をかけられた。その度に良い返事ができなかったことが悔やまれる…中途半端に素直じゃない自分がいや…。
今日もまたＫ先生に謝られた。先生の前ほど強がりで。「いいんです、もう吹っ切れましたから」と笑顔を作りぺこぺこ。先生「俺さ、何十年とコンクールやってきて、今回が初めてだったんだよ」たぶん、彼が一番衝撃を受けているに違いない…そんな風に思った。でも先生、言ったじゃないですか？終わったコト悔やんでも仕方ない、って。だから私は、表面だけでも前を見ます。だから先生も、そこまで悔やまないでください…。

やっと聴いた、金曜日の音源…なんか、味も素気もなかった。こんなんだったなぁ…その程度。

いいんだ！吹っ切れた！

「０６年１２月１８日Monday」
放課後「大学出張講義」なんてものが催された。今回は山形大工学部機能分子工学科から先生がいらした。私は電気電子工学科志望だけど、一応受講。
にしても、参加人数少なすぎだろ。教室が半分と埋まらない。去年に比べて、明らかに進路に対する関心意欲がさがってると思う…うん。

さっそく講義開始。テーマは「人工知能とＣＡＤ」人が頭に思い描いていることを、いかに正確に機械に実行させるかを研究する。
大げさな例えから。ガンダム→エバンゲリオン…この流れは何を意味するか？その昔、機械は人が完全制御するものだと考えられた。しかし、機械が人に代わって作業してくれる、という考え方に代わってきたことを意味する。
人間が行っている高度な情報処理を、いかに正確に計算機にやらせるかが、これまでの、これからの研究課題。
こんな学問も面白いと思った。