「０７年０５月２１日Monday」
帰り際、教頭先生に会った。
「毎日熱心に勉強してるけど、どこ受けるんだい？国立か？」目標は…はい。「学部は？」「工学部です」「へぇ〜」と先生。そして先生は、いろいろな学校を紹介してくれた。さすがキャリアがある。さらには自分の教え子の例も挙げて、自分の好きなことをやりなさい、とのことで…なんとかできるように頑張ります。
また先生はこんなことも言っていた。ウチの学校は幸せな学校なんだって。「勉強だけ」とか「部活だけ」とか「部活も勉強もぱっとしない」学校とか。そんな中ウチの学校は「勉強も部活も」って感じの学校で、本当に恵まれているんだそうだ。そんな実感ないけど、卒業したらわかるのかな…。
まぁ今は、目の前の現実に真っ直ぐに向かっていくことが大事。そう思った。

「０７年０５月２１日Monday」
放課後は教室に残って勉強する。しかし今日は居残りする人が少ない。
勉強を始めてしばらくすると、突然３組のある人が、ベランダから私を手招きする。何事かと思って行ってみると「４組の陰陽師連れてきた」一体なんだよ？「あれ、なんとかして。ただし『素手で』って条件付」見ると、３組のベランダで鳥が死んでいる…えぇ！？なにゆえこんなところで？どうしようもないので、とりあえず断った。私にはどうしようもできない(汗)。
さらにしばらくして。今度はＭさんがベランダへ出て行く。一体何を始めるのかと思えば、突然何かを唱えるような声が聞こえてきた。様子を伺うと、古典の教科書を音読していた…まぁ、大事なことだな、うん。ただ突然そんなんが聞こえると、ビビる(笑)。
今度はＥさん。時計を見ながら「ナースのお仕事始まっちゃう」再放送ね。そんなの、１回くらい見逃したって死にはしない(笑)。だいたいにして「再放送」じゃん。
それからしばらくして、Ｅさんと一緒に物理の質問をしに行く。化学のＮ先生のところに。理由は前に書いたとおり。しかしＮ先生は取り込み中…これはＹ先生のところに行くしかないな。仕方なくＹ先生の所へ。しかしＹ先生「ますは教科書を読みなさい」それでわかんないから来たのに…意味がない。とりあえずそのまま物理室で勉強することに。最初の１０分ほどは真面目にやってたけど、だんだんと無駄話が多くなる。そして終いには、ほとんど私の独壇場に。結局１時間無駄に過ごしてしまった。Ｅさん、ごめんなさい。

「０７年０５月２１日Monday」
休み時間のこと。次のリーディングに備え、教科書に目を通すが…もう明日の物理のことが気になって気になって、とてもじゃないが集中できない。「物理が気になって集中できねぇ〜！」「そんな、大丈夫だって」とＥさん。さらに私「赤点だったらどうすんだよ？」「俺１４点だったけど？」すかさずＹ君、黙ってろ(笑)。「あぁ〜もぉ〜」とか言ってると、Ｍさんが「大丈夫。とりあえず今は、今は、今できることを、目の前のこと…え？何？」今やるべきことをやりなさい、ってでしょ？言いたいことを、きちんと整理してから言いましょう(笑)。一連のやりとりをそばで眺めていたＳさん、かなり笑いをこらえている。ね、こんな会話してるんだもん。