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from: とおるさん
2008年04月25日 21時59分31秒
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08年04月25日Friday
後輩S曰く「学校に行く時間、高校んときと変わんなくないすか?」あのな、早めに行かないとな、良い席が取れないの。「うわ〜、なんで先輩そんな勉強すんすか?」単位が取れなかったら、元も子もないだろ。
放課後。コピー機を使おうと思って、購買部と学食が入っている建物へ。ここの建物、身障者用トイレとか、エレベータとか設置してあるくせに、入口が自分で押したり引いたりする、一般的なドア…なんかなぁ、微妙に違うと思う。
で、何か。私がドアを開けて中に入って、ふと後ろを振り返ると、車椅子に乗った生徒がやってきた…たぶんに上級生。車椅子に乗ったままこのドアを開けるには、けっこう苦労すると思えたので、ドアを押さえておいた。「ありがとうございます」笑顔で言われちゃった、なんか照れくさい気分。
館内に消えていったその生徒を見ながら、何か思うものがあった。みんな懸命に生きている、たとえ障害があろうとも、それに負けないように。立派だな、とも思う。しかしそれは当事者にとっては障害のあることが当たり前なのであって、立派なことでもなんでもないはず、当たり前なのだ。私だって、左目がほとんど見えないのを当たり前だと思っているし、それ相応の対策をとっている。
とにかく、みんな生きている。
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