テスト勉強しに大学の図書館に行くわけだが…。今日はちょっとばかり、状況が違う。というのも、Ｅさんがとんでもないことをやってくれた。心理学の授業を１３回中１１回サボったらしい。それでだよ、テスト前に友達のノートをコピーしたのだが、何が書いてあるのかさっぱりわからない。だから「教えて」とのこと…それはちょっと、都合よすぎじゃねぇか？まぁ高校からのツケもあるので、そう簡単には断れないんだな。どうも心理学の授業、電気科だけ多少優遇されているようだ。他の学部では「前期終了までに、本５冊読め」の課題がないようだ。電気科では、この課題が赤点時の救済措置になり得るそうだ。
というわけで図書館でしばらく勉強していると、ようやくＥさんがやって来た。さっさと始めることにしよう。彼女の友人が的確にノートしておいてくれたので、こちらの説明がしやすい。特に複数人のノートがあるので、書き漏らしなどに対応できる。私も教科書とノートを頼りに、必死に説明をしていく。何より、自分の言っていることが相手に伝わっているのか、そして相手は理解してくれているのか。私はそこを、激しく気にする。だから何回でも「わかった？」と聞き返す。相手から確実な返事が返ってこないと、とても不安になるのだ。Ｅさんの友人のノートも拝借しながら、なんとか説明を進める。こんな具合でいいのかなぁ？本当にわかってもらえてるのかしら？
話は途中で、なぜか電車の話になる。Ｅさん「今度さ、水郡線で水戸まで行こうと思うんだ」友達のところに遊びに行くそうだが…水郡線で水戸まで行くのは、なかなか過酷だぜ？磐越東線から常磐線に乗り換えることを勧める。さらに話題は、ワンマン運転の列車の話に。これは普段から使っている人間でないと、理解に苦しむ仕組みだ。ここらへんの電車に乗るからには、覚えておきなさいよ。「わかった！ばっちり」本当か？(笑)
話を心理学に戻して。まだ半分も終わっていない…これはまずい。とそこへ、Ｅさんの携帯が鳴る。「もしもし？…え？今図書館。心理学教えてもらってんの。…学食？行く。心理学終わったら行く」あのさ、それは、私に対するプレッシャーなわけ？(笑)それでもなんとか最後まで達することができた。９０分×１３回＝１１７０分の授業を、およそ２時間半で説明する…これは疲れた。
そして最後の最後に、Ｅさんの口から衝撃的な事実を聞いてしまった…。お前さぁ、絵に描いたようなキャンパスライフ送ってるよな？うらやましいな、おい(泣)。「夏休みのクラス会楽しみだ〜」はいはい、そうですね…。地味に凹むわ。