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from: とおるさん
2008/08/21 22:09:58
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08年08月21日Thursday
今日はいろいろ大変だ。
まずは午前中、地元の斎場に向かう。いくら斎場とはいえ、組の人の手伝いを断ってはならない(←田舎的風習)そういうわけで、組の人も一緒に斎場へ。線香を手向けに来た人たちに挨拶をする。父方の親戚も来てくれた。「あれは親戚でねぇばい?」あれは組の人だない。一方組の人の話「いやぁ、ぱんから(受付)も疲れんない」「ぱんからばあしでまいっちまぁ(頭を下げてばかりで疲れる)」あいすまねぇです。そんな私は、椅子に座って、線香を上げに来てくれた人たちに礼。しかし眠くなってきて、いつの間にか寝ていた。親戚からも笑われ「控え室行けば?」というわけで、控え室に戻る。従兄妹どもはDSやってるし…葬式になにしてんだ?
時間が来たので、告別式が始まる。まず和尚さんを呼んで、お経なわけだが…でけぇよ、木魚と鐘(汗)。その木魚と鐘で、普通にお経をやるので、まぁ迫力が無駄に(笑)。それから参列者全員でご焼香。曹洞宗では2回だかやるそうだが、参列者が多いため1回で済ます。それが終わったら、あの世へ旅立つための印籠渡し。昨日の解説どおり、和尚さんがものすごい声で気合をかける。これで一連の過程は終了。それから弔電披露だが…県議員からは、決まりきった文章のような電報が…。
それから繰り上げの、三日・七日法要のお経も上げてしまう。それから、喪主である父ちゃんの挨拶。一生懸命考えた様子が伺える。しかし、緊張のあまり噛みすぎだ(汗)。
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from: とおるさん
2008/08/21 22:40:42
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「08年08月21日Thursday」
告別式終了後、納骨となる。葬式の名簿で、ある一定の役付け以上の人は、墓まで行って納骨の儀式にあたる。父ちゃんとおんちゃんと私は昨日の役割と変わらず。
斎場のバスで、お寺の入口までやってきたが…際どいところに車が止めてある。ん〜、邪魔(笑)。葬儀屋さん「なんだべなぁ。曲がれっぺが?」頑張って、すれすれで通過、危なかった。しかしお寺に着いて、衝撃の事実が。なんとあの車、和尚さんの奥さんの車。なんというか、笑うしかない。
墓へ行く前に、儀式を行う。なんかついた竹を持ったTさんを中心とし、供物やらをもって、参列者が竹の周りを3周する。風雨で、もうぐしゃぐしゃ、傘の効果もない。しかし、奇跡は起きた。3周した直後、雲の切れ間から陽ざしがさしてきた。雨も弱まって、これはラッキー。その足で墓場へ。
墓に着いたら、まず納骨堂準備。葬儀屋さんと組の人で、墓石の手前にある石を動かす…納骨堂があらわれた。ここに骨壷ごと収めるのかと思いきや、お骨だけ収めるそうだ。というわけで、私と従兄で協力し、お骨を入れる。骨壷を逆さまにして入れると頭がしたになり、逆立ちをした状態になってしまう。なので頭の骨を取って、全体的に広げるようにして、最後に頭の骨を入れる。そして納骨堂の扉(←石だけど)をして、納骨終了。供物を全員に振舞い、本堂に戻る。
本堂では、寺参りをする。全員で、お経の一説を唱える。和尚さんによれば、これは本山の仏様に、旅立った人の無事を祈願するとかいう意味があるんだとか。それに絡んで和尚さんは「私のお墓の前で泣かないでください。そこに私は居ません…って、こういう勤めをしている私にしては、なんか間違ったこと言ってるような気がするんですけど。よく考えれば、先祖様は旅に出ているんですよね。そう考えれば、間違ってないんですよね」そういう解釈もできるな。
その後斎場に戻り、またもや会食…もう、オードブルはいいです(泣)。親族側は、世話になった組の人たちにビールを注ぐなりなんなりして回る…大人って大変ねぇ。
こうして、葬式は終わっていった。帰宅すると、私たち親族は疲れきっていた。何にせよ、ばあちゃんが無事あの世へいけることを祈る。
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