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from: とおるさん
2008年12月21日 20時19分45秒
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08年12月21日Sunday
今日は福島の音楽堂で、福島県楽友協会合唱団の定期演奏会が行われる。この3年は毎年行っているので、今年も行く。周囲に声をかけてみたところ、市民合唱団のOさんも行くというので、乗せていってもらうことに。さらにNさんとYさんも行くとのこと。
12時20分、郡山駅でOさんと待ち合わせる。私とNさんを拾って、Yさんの待つ市役所へ。さらにOさんの友人の方も、一緒に行くことになった。市役所でYさんを乗せて、福島へ向かう。
途中の車内。そういえば今日は、FCTのチャリティーコンサートですね、なんて話に。そこで思わぬことが発覚。Yさん、W先生の名前を勘違いしていたらしい…確かに、その名前と似てるけどさぁ。これはもう大爆笑。本宮から高速に乗る。Yさん「え?高速乗るの?」なんでそんなに焦ってるのかと思ったら…シートベルトしてない、罰則厳しいんだから。
福島市内に入る。そのまま音楽堂まで来たが…駐車場が満車。とりあえず私とYさんとNさんは先に降りて、音楽堂に入る。
大ホール入口。K先生のおかげで、私たち3人の入場料はタダ。受付で招待券を受け取り、中へ入る。Yさん「マジで先生に感謝だわ〜」だよね。入ってすぐに、花束やらが置いてある。Nさん「うちらも先生に、なんか買ってきたほうがよかったね」確かに…。とりあえず席を確保し、プログラムに目を通す。前から数列目、指揮者の真正面…かなりいい位置だ。プログラムを見て、ああだこうだ言っているうちに、演奏が始まった。
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from: とおるさん
2008年12月21日 21時00分43秒
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「08年12月21日Sunday」
Ⅰ.J.プラームス作曲[Fest-und Gedenkspruche OP.109 (祭典と記念の格言・作品109)]ドイツ語の宗教曲である。まぁ曲の趣旨はよくわかりませんが、とにかくすごかった。時代もだいぶ新しく、ロマン派。曲の美しさはもちろんのこと、三度や五度の音程が響き、上と下との倍音もかっちりはまる。その世界観に、すぅっと吸い込まれていくような気がした。
Ⅱ.濱崎晋編曲「あの頃のうた(パート1)」少し残念だったが、この部分は、去年と一切曲目が変わっていない。しかし去年とまったく同じではつまらない。多少は工夫が凝らしてある。
「精霊流し」から始まる。この物悲しい曲想が、本当によく出ている。「なごり雪」旋律の受け渡しが上手く構成されており、聞いている者を飽きさせない。曲の終端部「去年よりずっときれいになった」のフレーズは、まさにフェードアウトするように終わる。この細かな動きが、また一層曲を盛り上げる。「神田川」ここで、去年と大きく異なる点が。ソプラノから2人、テナーから1人が主旋律を歌う。もともとそれほど大げさな曲ではないから、この程度で丁度いいのかもしれない。サビの部分で合唱が大きく出てきて、曲に表情をつける。なかなかおもしろい。「言葉にできない」去年思わず涙してしまったこの曲。あの迫力でこのフレーズを歌われたら、もうたまりませんよ。一気に心に刺さった。「心の旅」ここではテナーが旋律を歌う場面が多い。まぁ男の気持ちを歌った曲だからね、当然といえば当然か。終盤は転調して、さらに音程が上がるが、それがさらに曲を引き立てた。よくあそこまで出るな、さすがだなぁ…。
2ステージ終了後、T先生がステージに登場…何事だ?「え〜この曲を編曲してくださった、濱崎先生がおいでです」居た。席をすっと立ち、会場に向かって頭を下げる。場内、拍手喝采、やっぱりすごいわぁ、うん。休憩を挟んで、3ステージに移る。
Ⅲ.F.プーランク作曲[4Motets pour le temps de Noel (クリスマスのための四つのモテト)]題からはわからないと思うが、宗教曲です。この時期にちなんで、この曲を取り上げたと思われる。時代が比較的新しく、ポリフォニーのような感じではない。ただ祈りの曲だけあって、雰囲気は重め。…とも思ったが、後半に行くにつれ、キリストをたたえるような明るい雰囲気に変わってきた。確かに、クリスマスに相応しいかも。
3ステージ終了後、再びT先生が登場…何事だ?「拍手をもらう場面ではないのですが…。後から来た方のプログラムが不足してしまいました」と謝罪。会場内を見回すと…かなりお客さんが入っている。すごい…。
Ⅳ.「日本の歌より」耳馴染みの日本の曲を歌う。指揮は我らがK先生だ。
「花」「この道」「汽車ポッポ」「てぃぐさんぬ花」「ふるさと」と有名な曲が並ぶ。しかし編曲がおもしろく、聞き応えがある。「この道」では女声が2番、男声が3番を同時に歌っているとか「汽車ポッポ」では擬音語を駆使するとか。「ふるさと」は曲の中盤で大きく盛り上がって、終盤に向かっていく。起承転結がメロディーだけで表現されており、本当にすごい。
ぶっちゃけ、それほど曲に対する知識は多くない。それは私もNさんもYさんも同じ。Yさん「次寝そ〜」私は去年、ここで寝た(汗)。
Ⅴ.J.ハイドン作曲「オラトリオ『天地創造』より」この中から、いくつかの曲を選んでやる。しかもソリストがつく。合唱のスケールの大きさもさることながら、ソリストたちの鍛え抜かれた声に、ただただ感心するしかない。何度聞いてもすごいと思う。
こうして演奏は終了…だが、当然アンコールがある。最後の最後の演奏されたのは、やはり[Ave verum corpus]である。簡単な曲だけあって、仕上がりがきっちりしていると、それだけで聞こえ方が違う。本当にいい演奏を聴いた。
from: とおるさん
2008年12月21日 21時18分38秒
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「08年12月21日Sunday」
音楽堂の周辺はどこもとめられず、結局文化センターの駐車場に止めたというOさん。なので文化センターまで歩く。Yさん「ここって、来たよね?」Nさん「一昨年の県大会だったっけ?」確かそう。次県北で大会やるのは…3年後か?
そういうわけで、福島を発つ。行きは高速だったが、帰りは国道4号線を走る。昼飯を食べそびれたOさんの友達は、ようやく弁当を食べる。するとYさんも「うちも食べよ」お菓子を取り出す…エビせんべいだよ。私とNさんとOさんもいただく。車内には、煎餅を食べる音とラジオが響く…どうなのかね?(笑)その傍ら、Nさんはメールをしている。元合唱部の女子は、年明けに集まるようで…その日、市民の練習あるぜ?Nさん「え?マジで」普通に午後あるだろ。夜なら構わないだろうけど。
車内では、まぁ撮りとめもないような会話をする。合唱がどうのこうのとか、車の燃費がどうしたとか。Oさんの友人の方が「大学生はいいよぉ〜、やれることやっておきな」はぁ、そうなんですか。そういえば、一つ気になる事が。Oさん、基本的にFMをつけっぱなし。「そうだね〜、車は基本FMかな」そうなんすか。俺、けっこう出ますよ、特に金曜夜8時は。「なに?レディオラボに?」なんと、Oさんも聞いていることがわかった。「あの番組、ほんと馬鹿だよね〜」ですよね(笑)。そういえば、昨日ようやく4ティッシュ届きましたよ。「おぉ〜すげぇ〜」他の3人は、もうぽかんとしている…ですよね(汗)。
途中で国道を降りて、Nさんを降ろす。それから市役所へ。Oさん「電車何分?」そうっすね…45分くらいすか。Yさん「頑張れば間に合うじゃん」いや、事故ると困るから。というわけで、先に市役所でYさんを降ろして、それから駅へ。しかし駅周辺は車の流れが悪い…。やむを得ず、駅前交番の前で降りることに。Oさん「暇つぶしでもしといて(笑)」はい、ありがとうございました。
しかしまぁ、今日はラッキーな一日だった。ありがとうございました。
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