「０９年０７月２５日Saturday」

結局あの後は、以下のような流れになった。
ＮさんとＳさん「あれ？もう二十歳？」今月で。「ってことは、何年生まれ？」平成元年…昭和６４年ですか。「ちょっと、平成だって」「そぉなんだ…あたしたちって、ねぇ？(笑)」まぁ、そんなこと言わずに。そこから発展し、自分の子供や親の年齢の話になる。Ｈさんには私より年上の息子さんが居るが、Ｈさんは私の親よりも若い。それならまだしも、今度はＹさんの親。まだ四十代だそうで…。「まじで〜？」「すごいなぁ…」そんな声もあがる。
やれ今度は、大学の話になる。Ｈさん「俺があそこの大学に行ってなければ、俺はここに居ないんだぞ」ですよね〜。それからこの就職難の話。一種、大学がステータスですよね〜、みたいな。
さて、深夜零時を回ったところで、Ｓさん「今日はＨ先生の誕生日で〜す！」わ〜！というわけで、勢いでハッピーバースデーを歌う。Ｙさん「うっせぇ、文句言わっちぇ、来年から使えねぐなっかんな」自分は携帯に夢中(笑)。Ｈさん「いやなんだ。これほど若い息子や娘は居るし、嫁ぐ娘は居るし。やることいっぺあんな」そこからしばらく「嫁ぐ娘に」を語るＨさん。そういうふうに出来ているからこそ、丁寧に歌わなければなし崩しだ。曲を大事にしていかないと。
さて夜も更け、空缶が増える。Ｓさん、何を思ったか空缶を積み上げる。面白がって、みんなで乗せる。「うわ〜、すごいすごい！」「待って！写メ！」さらに何を思ったか、Ｓ先生も空缶を積み重ねる。「これ倒れるよ〜」「こっちはバランスが悪い」とか言っているうちに、がしゃ〜ん！崩れた(笑)。はい、空缶は大人しく床の間へ追いやる(笑)。
零時半も過ぎたというのに、いきなり、思いついた曲を手当たり次第に歌ってみる。しかしどの曲も、音程が危ういし歌詞も出てこないしで、全部雰囲気だけ。一番まともだったのは、男声合唱「いざ立て戦人」くらい。Ｙさんが何か言っているが、みんな聞いていない(笑)。
とかやっているうちに、午前１時。いい加減お開きだな、全員で部屋を片付け、布団を敷いて、１時２０分には消灯。今年は二次会もなく、静かな夜だった。

「０９年０７月２５日Saturday」

夜の練習には、急遽Ｕさんが参加。なので予定を変更し、嫁ぐ娘にを続行。男声は引き続き、空調のない部屋へ。しかし田んぼのど真ん中、ましてや夜、しかし窓を開けないわけにもいかず…。やむを得ず、窓を開放。当然、虫が大量に入ってくる。決して駄洒落ではないが、虫を無視しつつ練習するしかない。Ｆさん「クワガタとかこねぇがな〜」カブトムシとかっすか？(笑)
それから「嫁ぐ娘に」を合わせて、それからさらっと課題曲もやる。課題曲も、解釈に苦しむ部分が多々ある。これは明日、じっくり時間をかけて解消して行くしかないだろう。

２０時半、夜の練習も終了。みんな交代で風呂に入る。そしていよいよ２１時からは、懇親会と称した宴会の始まりだ(笑)。しかし今年はビールは少なく、チューハイや発泡酒が中心。これじゃあんまり酔わないな。
向こうの方では、Ｙさんを中心にＳ君、Ｎさん、Ｙさん、Ｙさんが固まって話しこんでいる。そういう別世界の話は、とりあえず置いておいて(笑)。今日の練習の音源をＢＧＭに、とりあえず語る。自分が思っていることだったり、とりあえず取りとめもない話。
途中で「誰か、氷買ってこれないか？」とＨさん。Ｆさん「んじゃ俺行きます」あ、お付き合いします。というわけで、車でセブンへ向かう。２１時も回っているのに、妙に混んでいる。Ｆさん「とりあえず氷は買うばい？あとＹに頼まれたおにぎり」まだ食うのかよ？って話だが(笑)。「なんかさ、アイスとかいいんじゃね？」そうっすかね。というわけで、べたではあるがバニラのアイスを一箱と、小さいシュークリームを人数分。これだけあれば充分だな、というわけで民宿の駐車場へ。Ｆさん「車、入れなおすか」ここまできて、夜中に縦列駐車。だいたい真っ直ぐじゃないっすか？「納得いかねぇけど、まぁいいか」というわけで、ようやく部屋に引き上げる。
部屋ではすでに、お酒もおつまみもあいちゃって、それなりに出来上がり始めている。Ｙさん「俺のおにぎりは？」はいはい、わかってます(笑)。まだまだ話は続くぞ…だが、今夜はこのへんで。

「０９年０７月２５日Saturday」

ここの民宿、音楽堂なんてのがあるだな。といってもそんな音響が整っているわけでもなく、昔の納屋か何かを改装したような具合。一応クーラーもあるが…何十年前の代物ですか？みたいな(笑)そんなこんなで発声練習を済ませて、午後の練習は「嫁ぐ娘に」に徹する。
まず男声・女声に分かれて練習する。無論男声は、空調のない部屋に移動(笑)。そこで気付いた…今日、バリトンが居ない(汗)。今更遅いけど、このメンバーでやるしかない。音程がようやく安定してきたが、まだまだ曲の雰囲気を飲み込めていないのが現状。楽譜どおりに歌えば、それで一応音楽は成り立つ。しかし、なぜ作曲者がこのような記号を付したのか、その意味を踏まえた上で、充分な理解が必要となってくる。
パート練習が終了し、ちょっと休憩。Ｔさん、すかさずワンセグで高校野球。結局今年も、聖光学院が買ったみたいね。と、落ち着いたところで全体の合わせに入る。「嫁ぐ娘に」は構成が複雑であり、他のパートに注意を払っていないと、曲が上手く進行しない。他のパートを聞くことと、そして曲の表情を、明るく保つのが大事。あくまで、娘を明るく送り出す曲なので、そこは充分に心得ておかないといけない。

３０分ほど早く午後の練習を切り上げ、部屋に戻る。ってか、エアコンのリモコンは？いくら大部屋とはいえ、男８人はむさ苦しいぞ(笑)。というわけで、民宿の旦那さんのところへ。「昨日まで高校生が居たからね…」部屋の奥から、リモコンが出てきた。高校生がいると、リモコンを隠す必要があるのか？(笑)というわけで、ようやく涼みながらテレビを見る。早速高校野球のハイライトだよ。その傍らでＹさん、ひたすら携帯をいじる…携帯ゲームの「グリー」に登録したらしい。Ｆさん「そこまでして、携帯ばっかいじってんでねぇよ」Ｙさん「これ、世話しねっきゃ駄目なんだ」はいはい(笑)。
じきに夕飯。値段の割には、かなり良いものが出る。今回も肉や野菜や…基本的に、旬のものが並ぶ。夕方のニュースを見ながら、箸を進める。しかしニュースも終わり、話題がなくなる。ので、チャンネルをいじる。すると、野球のオールスター戦。何やら、これから国歌斉唱らしいぞ。Ｈさん「誰だこいつら？」Ｔさん「ケミストリーですって」Ｙさん「最近見なくなったと思ったら」そしてその国家を聞くも…なんか微妙(笑)。Ｓさん「さすがに国家はハモらないんだね」それをやったら、さすがにまずいでしょう(汗)。