１コマ目。
自習室で必死にレポートを書いていると、Ｈ君がやってきた。で、隣の席でレポートを書き始める。「これさぁ、回路図って適当でも意外とばれないよね？」そんなの見てないでしょ、どうせ結果と考察だけだ。そんなＨ君「俺の話は、常に三割増だから」はぁ？「だってさ、昔の武勇伝とか語るときって、三割増くらいで言わないと面白くなくない？」まぁ、そりゃそうだけどよ。

午後、電気実験。
うちらの班のテーマ「デジタル回路」まず、失敗のしようがないらしいのね。しかし結線がやたら難しく、全然進まない。同じ実験を３つの班がやっているのだが、どの班もとんとん。先週この実験をやった班のやつを呼んできて、あぁだこうだ指導を受ける。それでもなお、回路がわけわからん…。そんな中、なんとか数値を得られたが…ここでこの数値って、おかしくね？「だって、ここの端子でいいっしょ？」しばらく考えて…。これ、この端子で合ってるぜ？記録する場所を間違ってる。「…あ」気付いた瞬間、自分らの凡ミスに落胆する(笑)。
さて次は、オシロスコープで波形を観測しなければならないのだが…。測定用の端子が、ぼろぼろになっている。触ればすぐにでも取れそうな状態。そんな具合だもの、観測は慎重に。そしたら、割かし良い波形が得られた。たまにはこういうこともある。