「１０年０７月１５日Thursday」
夕方１８時半、どす黒い雲が立ち込めてきた…嫌な予感がする。テスト勉強も飽きてきたので、さっさと帰ろう。そう思って、学食を出た。すると…降ってきた、いきなり滝みたいなのが。傘さしてたからいいんだけど、ジーパンが…。学校のバス停まで歩いただけで、足元が。
そういうわけで、比較的時間通りにやってきたバスに乗り、駅へ向かう。天気が悪いと、国道４９号はすぐに渋滞しやがる。そこを抜けたら…東部幹線、そこかしこで水が溢れていますが(汗)。おかげで、まぁ車の流れが悪い。どうにかこうにか、駅前までやってきた。今回もポンプ車が出動…排水口、間に合ってない。
駅舎に入ったら、列車の運行情報が出ている。磐越西線全線運転見合わせ、磐越東線舞木駅〜要田駅間運転見合わせ…おいおい、なんて微妙な区間で止まってるんだ。予想はできていたが、まぁこんなもんよね。改札の前に、ぼぉ〜っと立ち尽くす。そこへ、取材クルーがやってきた…テレビユー福島だ。高校生やら社会人やら、インタビューしている。福島中央テレビも来た、さらにＮＨＫも来た。高校生男子「映っぺ！」「いぇ〜い」女子「一緒に映ろう〜」あれだ、台風の中継で新宿駅で騒いでいるパタンだ。とか思っていたら、私のところにもカメラが回ってきた…まさかのＮＨＫ。適当なことを言って、その場を切り抜ける。
またしばらくして、磐越西線は再開の目途が立った。が、磐越東線はまったく運転再開する気配がない。そこで郡山駅は、早々と判断を下す。磐越東線、バスによる代替輸送。まず、人を集める。そこから、行き先別に分ける。舞木・三春・要田、船引直行便、磐城常葉・大越・菅谷・神俣・小野新町、合計３台くらいで人数が収まる。今回はバカ騒ぎして、クレームをつけるような輩も居らず、かなりスムーズに進む。
そういうわけで、それぞれのバスに分かれて、目的地へ向かう。駆り出された郡中交通も大変だが、いきなりバスに乗せられた車掌さんもなかなか。途中、電話をしまくっている。「いや、よくわがんねぇです。俺の後でねぇがい？いや、だがら俺は新町まで行ぐ」情報が錯綜しているようだ。
バスは駅前を出て、国道２８８号線を走り、途中でちょっと逸れてまた２８８号を走って、船引までやってきた。そこからは、線路沿いを小野町へ向かって。しかし帰り着くまでに、そんな豪雨には遭遇せず…なんで運転を見合わせてるのかしら？