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from: とおるさん
2010年08月29日 22時50分11秒
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10年08月29日Sunday
いよいよ今日は、福島県合唱コンクール当日である。朝8時半、市役所駐車場に集合する。S先生「就活?(笑)」Wさん「今日もその恰好なのね」高校生2人は、不思議そうに見ている。「今日は、どうしたんですか??」荷物を少なくするために、恰好はワイシャツ・スラックス・ネクタイに革靴。本番の衣装は、ブレザーを着て蝶ネクタイを付ければ完成。初めての人には、異様に見えるらしい。そこへ、Yさんらがやってきた。「あれ?どこの営業の方ですか?(笑)」みんなそうやって(←いじける)。
8時半、集合時間である。が、全員そろわない。Hさん「なんだ、プリウスがこねぇぞ」そこでKさんの携帯が鳴る。「Sさん、もう少しで着くそうです」2分後、Sさんがやってきた、プリウスに乗って。「おぉ〜」なんて言われてるし。
全員揃ったところで、いざ福島に向けて出発。私はSさんの車に、WさんとIさんと一緒に乗る。いや、プリウスすごい、マジで。エンジン音がしないし、振動も少ない。加速がスムーズ…時代の最先端、行ってるわ。バッハをBGMに、国道4号線を、Hさんの車にくっついて走る。Hさんの車は、定員フル乗車…お疲れ様です。途中から練習の音源を聞き、反省すべき点を個人で考える。気になる部分は多々あった、本番までに改善しなければならない。
音楽堂に到着。運よく、音楽堂の駐車場に停められた。そのまま併設の勤労者青少年ホームへ向かう。午前中、1時間ほど練習時間を確保している。空調がない廊下で、ひたすら待つ。市民合唱団の前は、郡山市内の某中学校である。出てきた中学生たちは「もぉ緊張してだめだぁ〜」自由曲しかない…中学校の部、特有のプレッシャーではなかろうか。
10時、練習開始。しかし、全員はそろわない。他団体宇土掛け持ちで、そっちに行っている。しかもここの部屋、まったく響かない。歌っていて、不安になるばかりである。そして、自由曲になって気付く…ベース、私ひとりじゃん(汗)。Yさん「ひとりだし(笑)」言われて、よけいに不安になる。練習だからいいんだけど、やっぱりある程度聞こえないと怖い。厄介な部屋だ、うん。
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from: とおるさん
2010年08月29日 22時51分12秒
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「10年08月29日Sunday」
だらだらと、再び猛暑の中へ。暑さゆえ、なんとなく写真撮影を終わらせる。今回は結果発表まで聞いて帰るので、ある程度時間がある。というか、まだまだ一般の部真っ最中である。気になる団体が多々あるので、さっさと着替えて大ホールに急ぐ。
休憩時間と重なり、早々と席を確保できた。休憩を終えてのトップバッターは、会津混成である。相変わらず、その歌声とテクニックの高さに、ただただ唖然となるばかりである。同じ曲を歌っているのに、あそこまで違うのかい…なのかい?…うん、ね。郡山女声は放っておいて、気になるところが出てきた。FMCとメンタルハーモニーである。市民としては、打倒この2団体…と思いつつ、自信がないのだ。FMCの自由曲は、またとんでもなかった。途中のあの分かれ方は、いったいなに?譜面を見たことがないからあれだけど、合ってるのかな…。メンタルのほうは、千原英喜の「おらしょ」のⅡである…高校1年の県大会を思い出す。私が初めてコンクールで歌ったのは、この曲だった…。
こうして全団体の演奏が終わり、表彰式を待つばかりである。高校生時代はこの結果発表までの時間も、また楽しみの一つだった。だが最終日は、そんなこともなく。私はもう、椅子に座ったままうとうとしている。
閉会式に先立ち、審査員の雨森文也先生からの講評があった。中学校の部は、福島県は激戦区である。全国的に見ても、レベルが高すぎる。これを標準だとは思わないでほしい…と先生はおっしゃったが、中学生の身にはまだわからないと思う。実際、甲乙つけがたいレベルの高さだ。大学の部は軽く流され、一般の部の講評もいただいた。どの団体にも個性があり、さまざまなアプローチがあり、こちらも評価しがたいものであった、とのこと。その言葉を信じたいところである。
そしてようやく、閉会式と表彰式が始まった。必ずあるのよね、合唱連盟の歌。未だに歌えないけど(笑)。菅野理事長から審査員の方と連盟役員の紹介が行われるが、今年は役員の勤務場所の異動が多くて、理事長も紹介を間違えている(笑)。そしてようやく、結果発表。中学校の部から始まる、もちろん首位は郡山二中で、そこから次々に結果が発表される。もう、絶叫の嵐だ。大学、職場の部は軽く流れ、いよいよ一般の部。金賞は会津混成、銀賞はFMC・L'Aube des Temps・安積、銅賞はメンタル…以上。って、おい。マジで?いや、嘘だろ…賞にすら入っていない。出来たと思ったのに、歌えたと思ったのに。…賞を取れなかったことに、久々の悔しさを覚えた。それと同時に、凹んだ…言葉になりきらない、複雑な気分。これが実力なのだろうけれど、悔しい。うわぁ〜…。そんな気分で、音楽堂を出ることになる。
from: とおるさん
2010年08月29日 22時50分56秒
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「10年08月29日Sunday」
集合時間になり、外へ…ってか、なんで屋外が集合場所なんだ、って話。福島の酷暑の中、出てくるのは「暑い…」ばかり。挙句、写真撮影まで外だ…なんなの?早くリハーサル室に入れてくれ(←けっこう切実)。時間になって、リハーサル室へ通される。「あ〜涼しい〜」そうも言いたくなるわ。ここにきて、ちょっと変更。本来は1列目はひな壇に上らない予定だったが、聞いていたUさん曰く「上ったほうがいい」という話だったので、それを採用する。おおよそ通しの練習に充てて、音程はちょっとばかり。それくらいで、リハーサル時間はなくなるのだ。
あっという間にステージ袖に通される。Fさん、合流。「危なく、写真撮りに行くとこだったし」前の団体と掛け持ち、お疲れ様です。私たちの前は、あの菅野正美連盟理事長が新設した団体である。福島県ユース合唱団のメンバーが多数いるらしく…声に、もうやられた。違う、本当に違う。それはいいんだけど、曲が…なんか違う。Oさん「なんだこの曲?」Fさん「演歌っぽい…」コンクール向きではない…と、個人的に思う。とか思ってたら、もう順番が回ってきた。Hさんの一礼により、演奏は始まる。
毎回思う…音楽堂のステージは、危険だ。歌っている側からすれば、隣の人の声が聞こえるか、それくらい。全体の響きがどうなっているか、歌っているほうも把握できない。課題曲は合っていたと思うが、自由曲が不安である。特に強弱の表現が曖昧だったり、極端になっていたかもしれない。自分の音程に自信が持てず、思い切り歌えなかった。演奏が終わってみれば、なんか終わった感覚はあるけれど、妙に後悔が残った、うん。
from: とおるさん
2010年08月29日 22時50分38秒
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「10年08月29日Sunday」
11時に練習が終わって、集合が12時半過ぎ…妙に時間が余る。近くにコンビニがあったと思ったので、昼飯を買いに行く。ところが、あったと思ったコンビニがない…あれ?同じことを考えていたSさん「コンビニ、なかったっけ?」さぁ〜…。私はまた、音楽堂近辺をふらふら。そこへ、OさんとKさんがやってきた。Kさん「出演者証はもらった?」Kさんが持ってます。ってか、コンビニどこっすか?Oさん「ここ左に行くと、ローソンがあったはず」あざぁ〜す。そういうわけで、言われた方向へ。そこに、Sさんもやってきた。「ナビで調べたら、一番近いコンビニがそこだって」ですよね。そういうわけで、猛暑の中を歩く。Sさん「さすがに、あれはいらっときたな」ですね、はい。笑顔で言ううあたりが、さらに怖い…。
サンドイッチとコーヒーを買い、音楽堂に戻る。更衣室(会議室)で食おうと思ったら、すでにいっぱいになってるし。しょうがないので、自販機コーナーの前で食う。そこへFさんが来た。「あら、こんなとこで昼飯?」いや、いろいろあって(笑)。いい感じに時間も潰れたので、更衣室に戻って着替える。そこへ、安積合唱協会もやってきた。Yさん「どうも、海坊主です(笑)」Cさん「なにやってんだが(笑)」Hさん「審査員の前でやっか?(笑)」そんな無茶な(笑)。
着替えて集合場所へ…行こうと思ったが、暑くてやってられないので、ホワイエで涼んでいる。そこへ、S君がやってきた。「どうなんですか?あの2人は」ん〜、相変わらずじゃない?(笑)そこに「あ!先輩!」誰かと思ったら、後輩のKである。「別に、先輩見にきたわけじゃないですから」知ってるわ、時間があったら市民も聞いてけ。
from: とおるさん
2010年08月29日 22時52分52秒
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「10年08月29日Sunday」
そういうわけで、夕暮れ時の福島市を出発。車内のBGMはバッハに戻る。初っ端はそれこそ演奏の話題になったが、後半はほとんど別の話題である。CADの進歩然り、バブル経済崩壊、世界的大不況、学習指導要領…などなど。そんな話をしているうちに、郡山に着いた。いったん、市役所で解散だ。
夜からは打ち上げ、だが時間がある。時間を潰すために、私とS先生はYさんの車に乗り、Hさんの自宅へ向かう。Hさんは自宅に車を置いて、Yさんの車で打ち上げ会場に向かう。Hさん「このエアコン、さっぱり涼しくねぇんだげど」Yさん「ガスねぇんだ。交換しなんね」その傍らS先生「CDがいっぱいある〜」合唱から、ロックのCDまで。Yさんの音楽の幅は広い。
そうしてやってきた村さ来、メンバーは十人ちょっとである。相変わらずYさんは「営業だもんね〜」それを言わないでください(汗)。居るメンバーで飲み物を頼んで、早々とスタート。Kさんが乾杯の音頭を取ったが、いまいち締まらず(笑)。
言いたいことはいろいろあるが、そこはうまい具合に伏せながら話題は盛り上がっている。向こうのテーブルでは、年齢とか血液型の話題で盛り上がっている。Kさんは、なぜかサングラスを取り出し、かけてみる。「チンピラだ!(笑)」「一番ランク低いの」言われたい放題(笑)。一方こちらでは、Hさんの話を聞いている。「7年も大学いやがって、予想外の出費だ」なんてことから始まり、1年生のS君を相手にまぁいろいろと。だいたい、話したいことは話せたかしら。
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