-
from: とおるさん
2010/12/12 21:37:16
icon
10年12月12日Sunday
いよいよやってきた、郡山音楽フェスティバル当日。音楽堂ではアンサンブルコンテストが行われてるわけだが、それを蹴って参加した団体も多い。市民合唱団もそうなんだけどね。
というわけで、10時集合だが9時半前には文化センターに着いた。休憩コーナーで、Zさんと一緒に時間をつぶす。私は楽譜を広げ、モツレク(プロの)を聴いている。そこへS先生がやってきて「おはようございます。今日はよろしくお願いしますね」カップのジュースを買って、すぐに戻っていった。私が楽譜を広げていたからだろうな、直々に挨拶されちゃった(嬉)。Zさん「今のって、指揮者の先生ですよね?」そうよ。そんなZさん、新書を読んでいる。「この漢字って、なんて読むんですか?」…近くを見る眼鏡を忘れて、見えない。
近くにいたおばさま方が移動し始めたので、私たちも行ってみる。控室である会議室は、すでに空いていて…っていうか、絶対に机の数が足りない(汗)。Aさん「早く席取りな」そうします。そのうち、YさんやOさんもやってきた。Yさん「どうなんだ?就活は」企業説明会ですね。「電気だべ?Sさんのコネで○○電工にでも入れればいいのに(笑)」噂をすれば、Sさん。「うち、材料系の部門なんだよね」電気系の企業だが、化学系の材料部門もある。大手はね、そうなるよな。
わたわたしているうちに、リハーサル室にて発声練習が始まる。そこそこ練習して、大ホールのステージへ上がる。リハ室の隅には、大ホールの上手に直結している階段がある…こんな階段、あったんだ。大ホールは、何度来ても覚えられない。Kさん「あそこの階段、危なくない?雪崩になるよ」階段が危ないのもあるが、人が危ないのもある。どう危ないかは、書かないでおく(笑)。
大ホール、ステージへやってきた。入場の練習もかねて、配列順に入る。オーケストラ、ソリストも準備万端。左側リハーサルを始める。そこまで問題になるようなこともなく、順番通り通す。唯一気になったのが、前の人が立ち眩みを起こして倒れそうになったこと…本番が心配。客のいない大ホール、果たしてどれほど埋まるのか?コーラスのソロのみならず、オケのほうにもソロパートがあり、その紹介もステージマネージャさんからあった。
時間通りに切りあがり昼食タイム、集会室で準備された弁当を食う。どこで食えとか書いてるが、担当の人は「来た順に座ってください」関係ないか。Sさんと一緒に、団の話をぼそぼそと。「郡山市民オーケストラは、しっかりしてますね。同じ『市民』ってすくのに…」ですね…。
集合時間まで、まだまだある。どれほど来ているものか、様子を見に行く。すると、けっこう並んでるんだなこれが。休憩コーナーでK君とH君を発見、来てくれたのね。K君「ほら、U先生」え?って思ったら、電気科の先生がいる。そしたら先生が「どこにいるんだい?」どこといいますと?「弾いてるんだ、ビオラ」そうだったんすか!気づかなくてすいません(汗)。「いや、気づかないのはお互い様」世の中狭い。大ホールが早めに開場したので、K君とH君はそちらへ向かった。
コメント: 全2件
from: とおるさん
2010/12/12 21:38:04
icon
「10年12月12日Sunday」
ぼちぼち時間である。Yさん「あれだ、Sちゃん見に行くべ」第一部にはS先生が出る。なので、暇な野郎どもがわざわざステージ袖へ。S先生「なんでいるの?」Oさん「元気づけに(笑)」まぁそんな具合で。
第一部は、アンサンブル。私ははじめステージ袖で聞き、いったん控室に引き上げる。再び大ホールへ向かう際、KさんとAさんとZさんと一緒になる。別に中に入る気もなく、モニターで中の様子をうかがっている。Aさん「これ、ヒール高い…」ヒール高禁止って書いてあるよ。「…静かに歩けば大丈夫です」だろうな。Kさん「ねぇ?ちょっと聞いていい?」なんすか?「ベースの人って、自分がベースであることに誇りを持ってるんでしょ?」…否定しきれませんね。「でさ、テナーは変態で、ベースは変人の集まりでしょ?」それって、なんか違うと思います(笑)。
状況を見ていると、15分押しだ。しかし時間も時間なので、ステージ袖へ移動する。第二部は吹奏楽。袖からその光景を眺めて、実際の音に触れる。ホールで聴く吹奏楽なんて、いつ以来だろうか。こうやって本当の音楽に触れると、自然とテンションが上がってくる。それだけで、気分がもうね…なんか、上手く言葉にできないんですけど。そういう感じ。
休憩に入る。袖ではオーケストラが楽器の調整、合唱隊は大して緊張している様子も見られず。それでも時間はやってきて、オケ・合唱の順にステージに入る。ホール内を見渡せば、割と人が入っている。
第三部、モーツァルト作曲「レクイエム」率直な感想を述べれば、本当に突っ走った感じ。始まりから終わりまで、合唱もオーケストラも、いい緊張感をもって歌うことができた。テンポが伸びるとか、崩れるとか、大きな事故も起こらず。記号の表現も、おおよそ上手くいっている。音程の狂いがないとは言い切らないが、そこまでひどくもない。ソリストの歌声に聞きほれ、オーケストラのテクニックに魅了され、何よりこれほどの大人数で合唱できることの喜びは、何事にも代えがたいものである。これまでの練習では不安しかなかったが、それがなくなった。もう最後は、本当に幸せだった…。ただ一つ、汗が目の中に入って、痛かった(泣)。
拍手喝采、客がアンコールを要求していると思われる雰囲気のまま、無事に音楽フェスティバルは終演を迎えた。どの部門においても、努力の結果が実ったのである。本当に良かった。
from: とおるさん
2010/12/12 21:38:38
icon
「10年12月12日Sunday」
ステージを降りて、控室に戻る途中、玄関付近に行ってみる。まずK君がひとりでやってきた。「すごかったじゃん。良かったよ」ありがとね。「なんかKたちも来てるみたいだけど…」会わなかった?「いや、見てないな」そっか。まぁそういうこともあるよ。K君が帰った直後、K君とH君がやってきた。K君「いや〜、すごかった。生のオーケストラなんて、初めてだったからさ」そっか。H君「なんかあの人数比、おかしくね?」それを言うな(笑)。
着替えて、集会室で打ち上げだって…いらん。Kさん「帰りたい…」打ち上げとか言いながら、内容は祝辞やら挨拶やらなんやらかんやら…単なる反省会(笑)。音楽連盟会長のS先生が、面白おかしく、かつ演奏会の経緯やらを挨拶。それから祝辞やらなんやら。そしていよいよ乾杯かと思ったら、ソリストの先生方の挨拶を忘れ、いったん立ち上がったのをまた座らせられる。全員ずっこける(笑)。ソリストの先生方も、本当にすごい。ありがとうございました。そしてお茶で乾杯して、すぐに解散(笑)。お疲れ様でした〜。
その帰り際、余った弁当をもらって帰るKさんとYさん、大丈夫なのか?(汗)Kさん「友達が来てたみたいで、こんなかわいいお花」よかったじゃないっすか。
金土日と、モツレク漬けだった。しかしこの音楽フェスティバル全体を通じて成功できたのが、何よりも素晴らしいことだ。なんか、頑張ってよかった〜、みたいな。うん。幸せ、貴重な経験だった。ありがとうございました。
サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。
閉じる
icon拍手者リスト