猫も杓子も…これだから日本人は。とも言っていられない。朝の電車、要田駅を出たあたりで高校生どもが騒ぎ出す。「見ろ！あれあれ！」「すげぇ！」「目やられるだろうが」他の客も、そっちのほうを向く…時間帯的に、どんぴしゃだもんねぇ。
そして７時５０分、郡山駅西口に出る。案の定、ふれあい科学館が看板をあげ、小学生が集まり、県内テレビ局が来て、通りすがりのおっさんも高校生も、そろって東の空を眺める…私もながめる。曇っていて見えない。「直接見ないでくださいね〜！」ってか、見えん。東口駐輪場へ行って、自転車に乗って飛び出したそのタイミングで…出た！部分日食。しかし直視すると危ないので、ちらちら見た…見えるもんだね、マジで。

大学に着く。１コマ目の授業を前に、見た人と見なかった人に二分される。「奇跡的に起きたし」「起きたら終わってた」まあそんなもんさ。
それから研究室で、土曜日の結果をだらだら出力して、先生に見せる。午後からは卒研生がやってきて…月曜日の班は、物静かだな。