「１２年０６月２３日Saturday」
１５時から、ゲネプロが始まる。発声練習もそこそこに、まずは『水のいのち』である。これは全員が歌える、けど表現がいまいち。なるべくなら、楽譜を見ないほうが望ましい。Ｈさん「楽譜を見るのと見ないのでは、表現が別人２８号なんだな。最近の子どもに、これ通じねえんだ」なるほどな〜。
ちょっと休憩を挟んで、今度はポリフォニーステージ。Ｕ先生がびしばしと、指導を行う。なんだかんだ言って、ポリフォニーが一番難しい。音をよく聞くために、集中力を使う。他の曲も内容が濃いものばかりで、かなりすさまじいわ。まだ決して、完成形とは言い難い、たぶん。
ソプラノのソロステージの練習の時間が、合唱隊の休憩時間。だが正規の団員は休んでいる暇もなく。花束贈呈の件で、若干もめる。「普通アンコールの前だべ」「誰が誰に渡すわけ？」明日きっちり練習しましょうよ、はい。とかやっているうちに、もう時間がない。ふたばやでパンを買って、急いで食う…というか、流し込む。食った気しないし。
最後に『やさしい魚』の練習。Ｗ先生もさすがにこちらの疲れを察して、そこまで激しくはやらない。だが、間延びする部分が多いのが気になるところだ。
こんな具合で解散となり、団員は最後の最後まで打ち合わせが続く。しかし最後のほうは集中力が切れて、ああだのこうだのいろいろ言い合う。結果、そうなりますわね、はい。

帰り際。この演奏会で団を離れるＺさんと、久々にゆっくり話した。「楽しかったですよ。勉強にも集中できましたし」そりゃ何よりでした。明日もよろしくね。