一瞬目が覚めた、まだ早いから二度寝しよう。次に叩き起こされたら、なんと9時半である。墓参りに行くそうだ、寝ぼけながら着替える。外は雪…なんか激しく降ってくるのだが。さらにお墓のほうは、日当たりの悪いところはいまだに雪が残っている。いつになったら溶けるのかしらね、これ。さらにいざ線香をあげようとしたら、車に積んでおいたライターがガス欠である、駄目だこりゃ。風が強いので、線香は手向けないで帰ってきた。
帰宅後、母ちゃんは忙しく買い出しに出かけた。それと入れ違いで、隣町の親戚がやってきた。かと思えばじいちゃんが、床屋に行く。床屋も暇らしく、わざわざ迎えに来たし。さらにさらに、車のディーラーの人がやってきた。しばらく前にぶつけられた父ちゃんの車が、ようやく修理から帰ってきた。ぱっと見てそこまで壊れているようには思えなかったのだが、明細書を見ると結構激しく壊れていたらしい。相手が払うんだからいいんだけど。
親戚が墓参りに行って、戻ってきて。そｋにじいちゃんも帰ってきて、じゃあ近所のラーメン屋に行くべ、ということになる。ラーメン屋はやっていたものの、彼岸ということで混雑している。じいちゃんは昼間から、景気よくビールである。外出するといつもこうだもんね。
帰宅すると母ちゃんが帰ってきていた。親戚と話が弾んでいる。じいちゃんと私は、その光景を眺め、時折相槌を入れるくらいである。女の話は忙しいな。