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from: とおるさん
2014年03月25日 22時57分43秒
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14年03月25日Tuesday
ついにやってきた、今日は大学の卒業式である。キャンパスは郡山でも、東京でやるのである。そんな面倒な(←こらこら)。なんだろう、落ち着かない。
朝、列車に乗る。この列車、そこそこ人が乗っていることは承知である。ところが今日は、普段以上に混雑している。なんでだろうかと思ったのだが、原因は一目瞭然。春休みなので小中高校生が出歩いているのである、まあ春休みだから。
郡山駅にてS君と合流する。みどりの窓口にて学割で切符を購入、これも最後なんだなぁ。そしたら担当の人が「ああ、卒業式か。すごいよなぁ、東京でやるんだもん」ははは(汗)。なすの号に乗って、いざ東京をへ。そしたら同じ車両に隣の研究室の先生が乗っていた。「いや~おめでとうございます~」ありがとうございます。
車中。「これ書いた?」進路届、それ書かないとだめでしょ。「んじゃ書くか」それ裏もあるからな。「うわマジだ」手元に会社の書類がないと、非常に書きづらいものである。それさ、リクナビで調べればいいんじゃね?「そっか、じゃあ説明会エントリーすっか」こらこら。
そんなこんなで、東京に着いた。秋葉原にS君のお気に入りのつけ麺屋さんがあるらしいので行ってみる。昼時ということもあり、わりと混雑している。しかし「前も昼時に来たのに、こんなに混んでなかったなぁ」席に着いて、注文の品が出てきた。麺のこしが強く、スープは後から少し酸味が来る。これはいったい何が入っているのだろう?なかなかインパクトのある味でした、どうもごちそうさまでした。
それで。工学部の学位記授与式が行われる、経済学部のキャンパスへ向かう。御茶ノ水、これといったイメージもなく。「あれじゃね?」あそこか。しかし時間が早すぎるので、目の前のドトールにてコーヒータイム。「誰か(卒業式)実況してねえかな」実況どころか、動画配信サイトで生中継してやがる(笑)。さらにそのドトールに「もう来たんだ」電気科の先生が。先生はコーヒーを飲み終えたらしく、出ていった。じゃあ俺らも行くか、ということで経済学部の建物へ向かう。
建物の入り口に、新幹線で一緒になった先生。「卒業おめでとうございます~」ありがとうございます(汗)。「コート間違えたな」先生、教室にコートを置いてくるようだが、わざわざ階段である。6階なのに。「俺らいいのかな、エレベータ…」さあ…。しかし6階に着いてエレベータの扉が開くと、すでに先生が到着している、早い…。
教室に入ると、どうやら私らが一番乗りらしい。しかも先生方が、まだまだ準備中。「俺たちここにいていいのかな…」いいんじゃないかな。そしたらある先生が「どこに決まったの?」進路届を見て「お~いいところじゃない」実はこの先生とこんなちゃんとした話をするの、入学以来初めてかもしれない。それから院生がちらほら集まり始める、学部生も徐々に。院生は卒業式をスキップした人が多いんだな(笑)。そしたら教務の先生が「卒業証書受け取る人決めて」そこでやんややんや。「やっぱこいつだろ」「この人○○(就職先)だから!」結果、じゃんけんで勝った人になり、さらにその結果S君に決まった。
授与式が始まった。先に主任の先生のあいさつがあり、院生代表と学部生代表に学位記が授与される。そして、先生方から一言ずついただく。仲間を大事に。今度はお給料をいただくんだから、会社に貢献できるように。『ほうれんそう』を大事にしましょう。尊敬できる人を見つけてついていってください。今まで一人で来たわけじゃありません、恩返しを。体力・気力を充実させること。やる気があれば『青春』です!などなど。これから社会に出るにあたって、大学での教えを大事にしていきたいところである。先生方もありがとうございました。
さあここからが事務作業である。学生証と進路届を回収し、それと引き換えに卒業証書が渡される。私はそれに工業の教員免許、専修免許が加わる。K君「なにそれ?」工業の免許が格上げされたんだよ。学部生のほうはだいぶ大騒ぎ、人数が多いからな。今年のうちの部屋の卒研生どもは、単位が危なかったので。なんだ卒業できたのか「できちゃったんすよ」お前らの論文直したいところが山ほどあるんだが。「いやいいです」無事に卒業できたようで何よりである。渡し終えたら、研究室で写真を撮ったりしている。そこで院生も、いるメンバーで写真撮影。「おいなんか紛れ込んでるぞ!(笑)」いいだろ別に(笑)。
解散になり、卒業記念パーティーが行われるホテルに行く。K君「ガチカメラ持ってきたの後悔」なんで?「午前中桜撮りまくってた」なるほど。他の学部は、女子の卒業生もいるんだなぁ。「それだけで華やかだよね…」ね…。
会場にホテルに着いた。時間まで暇なので、ロビーにたむろしている。4年生が「食べ物をとるコツを教えてください」そこはS君が伝授している。そのうち時間になって、会場の宴会場に通される。各種あいさつや表彰は手短で、鏡開きの、さらに乾杯の。「鏡開きなんてなかなかできないよね」ほんとに。乾杯したら、一気に料理を取りに行くほうに走る人多々。私のいるテーブル、主任の先生がお酌をしているぞ(汗)。そこへ、卒研生が「メンバーと先生集めました」全員で記念撮影だ、うちの部屋の連中で写真撮影。先生「ところで引っ越したの?」あ、はい。
いろいろ出し物があるのだが、見ているんだか見てないんだか。私はマイペースに食べ続ける、1時間ちょっとしかないんだもん。あれよあれよという間にお開きになり、あまりやらない五本締めで終わる。K君「もう食べちゃおう」ビュッフェって、こういうのがもったいないんだよね。私は私で、会場にまだ残っていた先生にあいさつをする。「どんどん人の輪が大きくなるから。いろんなことを受け入れられる度量を持ってね」はい、ありがとうございました。
蛍の光を大音量で流され、一気に帰り足である。誰か先生がいないかとうろうろしてみるが、誰もいない。クロークは荷物の受け織でごった返してるし、待つか。ちょうどK君とK君が、座っているところである。俺今度あのへんに住むから。「マジ?俺の行動範囲だな」だろうな。荷物を受け取って、みんなとわかれる。途中の駅までK君と一緒に行く。「東京方面はあっちだね。俺こっち方面だから」うんありがとう、じゃあまた。「郡山行く用事あったらよろしく」ホームに上がる。するとS君らが「飲み直し行こうぜぇ」ごめん、切符通しちゃった。そういうわけで、一人列車に乗る。次の駅で、東京方面は乗り換えがなんだとか言っている。なに?乗り換えたほうがいいの?急いで降りて、ホームに滑り込んできた列車に乗る。ちょうど東京行きである、この都会の列車はわからん。
無事に東京駅に着いた。手ぶらで帰るのもあれだな、と思って在来線のほうの土産物売り場をさまよう。結果、じいちゃんには草加せんべい、親には東京ばな菜。またなんだか新しいのが出たようだ。
改札を抜けて、新幹線ホーム。帰宅ラッシュのなすの号が多い時間だ。わりと混んでいるやまびこ号に乗って郡山に帰る、盛岡行きの最終か。眠いが寝られない、ましてや冷たいものの飲みすぎで腹が痛い。トイレに行くのに、隣の人に迷惑をかけてしまった、本当に申し訳ありません。
郡山に着いた。郡山だ、うん。財布の中に学生証が入っていない、うん。そしてワンマンの磐越東線、この系統に乗るのは、次はいつなんだろうなぁ。
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