なんだかんだいって、目がしんどいのである。いい加減対策を打たないと危ないと思って、眼科へ行くことにする。アパートの近くに、クリニックが固まっているエリアがある。だいたいそろっている、が眼科はない。仕方なく、ちょっとばかり自転車を走らせて、病院へ。
やってきたのは、桑野協立病院。いつ以来？高校のとき以来である。もっとも、ここの病院には小学校入学以前ガキの時分えらく世話になっていた、眼科である。なぜここに通っていたのか、それはわからない。記憶の中では、すでにここに通ていたのである。それはおいておいて。最後に来た時以来、建物は一切変わっていない。そうなると、あちこち痛んでいるだろうな、そんなことを思いながら中に入る。やはりあちこち気になる。それはどうでもいいのだ、受付カウンターに行って、どうしたらいいか聞く。予想通り、新患の人の紙に記入し、受付に出す。そのまま眼科に行く。
待ち時間もさほどなく、視力と眼圧の検査である。看護師さんに「こんなの？これくらい？」と再三聞かれる。これ以上見えません、はい。診察はもう、わりとあっさりである。瞳孔が開いていないと、いつもと同じ検査がこんなにも楽に感じされるのか。で、診断結果。「かゆいのは結膜炎出てますね。あとはドライアイ来てますね」後者はわかっていた、前者は想定外である。目薬を出された、目薬の治療は初めてじゃないかな。
眼科を終えて、内科に来た。ここ数日、妙なほてりと発汗が続いていることは、まあ書いていた。心配になって、かかってみることにする。混んでいるように見えたが、さほど待たされず。先生にもろもろ話すと「これといった所見はないけどな～。入社3か月で疲れたんじゃないの？」といっても疾患の可能性は零ではないということで、血液検査をすることに。昨日も血抜いたんだけど？処置室に行ったら、担当がなぜかさっき眼科の受付にいた看護師さんである。採血しながら「どうでした眼科？」ドライアイって言われました。とか言っているうちに採血は終わったのだが、看護師さんが「あ…」と、なんとも不穏な声を漏らす。何かと思ったら、取る量が足りなかったサンプルがあり、もう一回取らせてくれと…えぇぇ。結果、別の看護師さんが取ったのだが。両腕に絆創膏、なんということだ。会計でえらく待たされてから、調剤薬局で目薬を受け取る。

肩こりがどうにもあれなので、午後は整体へ。個人の整体院でもいいのだが、予約やら兄やら面倒なので、チェー店にした。新さくら通沿いの…ここってもともと、中古車屋じゃなかったか？私の記憶ではそうだぞ？まあいいや、入店して早速もんでもらう。1時間コースで、終わったらなんとなく体が楽になったのを感じる。入社から今まで、いかに緊張していたかということだ。
アパートに戻るのに、ちょっとわき道にそれた。結果、母校の真ん前に出た。ハンド部が練習している、今日あたりサッカー部は何かあるのかしら？吹奏楽部の音が、なんか違うところから聞こえるような気が。いろいろ思いながら母校のほうを眺めると、なんだかニヤニヤしてしまう。

しばらくだらだらしてから、今度はバスにて駅前へ向かう。目がしんどいので、ブルーライトカットレンズの入ったメガネを買おうと、エスパル内のJINSにやってきた。やってきたのはいいのだ、エスパルの中変わってないか？いつの間に？列車で通わないと、駅前の変化に着いていけない。
店内をぶらぶらし、気になるフレームを見つけ、店員さんにお願いする。だがこのフレームには、問題点があった。私のめがねのような度の入れ方では、このフレームでは対応できないとかなんとか、結果似たような雰囲気のフレームを探してもらい、値段は2千円アップ。まあね、そういうことになっちゃうよね。当然レンズは注文なので、出来上がりには時間がかかる。

帰り、アパートからは若干遠ざかるが、母校の前を経由するバスに乗った。見慣れた風景でありつつ、ところどころ変わっている。しりゃいつまでも昔のままではないけれど、変わってるんだね。