なんだかな、気分が落ち着かず。日付が変わってからもしばらくネットを眺めてから、布団に入った。眠れるか不安だったが、ちゃんと寝られた。無事に朝が来た、福島県は強風の朝だ。

出勤して、業務である。「あれはビビったな」「ちょっと怖いですよね」「津波がなかったのはよかった…」「でも、なんで原発止まんねえんだ？」地震の被害が、本当に心配される。これ以上被害が拡大しないことを、願うばかり。そして、あれだけ大きな地震が来ているのに、川内原発は稼働しているという。原発にグレーゾーンの考えであっても、さすがに止めてほしいと思う。
作業に入る。なんとか今日中に、形になりそうである。先輩に作業を一部引き継ぎ、私のほうも作業を進めていく。
それでだよ。先日出した起案書で買った諸々が、一気に届いた。荷物をばらして運ぶ、重いし。これでも学生の頃、教科書棚卸のバイトをしていたはずなのだが…。
さて、ゴールデンウィーク中にまさかの現調が入ってしまっている先輩。場所はわりかし沿岸のほうである。「な、休み中に働くからな、美味い魚介でも食うべな」「それがいいですね～」「どうせあいつは何言っても手伝わねえからな」「…(笑)」どうしてもうちの会社の技術部と保守部というのは、休みの日に作業が入っちゃうんだよね。

しかし今日一日、久々に聞いた緊急地震速報のあの音が頭の中をリフレイン。そのたびに若干手が止まる。そしてなんとなく落ち着かない。でも被害にあわなかった我々がすべきことは、日常を送ることである。日常を保つこと、それが大事。5年前にそんな話を聞いた意味が、今なんとなくわかる気がする。