起きた、8次だ。洗濯は、いろいろあるので昨日のうちに済ませた。カーテンを開けて…まだ雪かよ(←冬だから)。朝食を軽く済ませて、水回りの掃除にかかる、シンク、洗面台、トイレ。それが終わったら、生活費を引き出しに銀行へ、その足で食料品の買出しである。ベニマルの店内は、ほぼほぼクリスマス一色ね。野菜の棚を眺めながら…日持ちするサラダセットがないじゃないか。棚の奥に手を突っ込み、消費期限の長いやつをひっぱり出す、嫌な客である(爆)。そんでもって昼は、わりかしお年寄りの客が多いので、レジで時間がかかる。ここでカリカリするほど気が短いわけでもない、むしろここまで年寄に付き合っているレジ担当の皆様に頭が下がる。
買い物から戻り、買ってきたものを冷蔵庫に押し込み、ちょっとボーっとしたら昼飯時なので、近所のラーメン屋。塩タンメンと半チャーハンをかっこみ、アパートに戻った。

ちょっとうとうとしているうちに、あら時間じゃないか。アパートを出て、途中のセブンでコーヒーを買って、仙台行の高速バス。駅前からじゃないと座れないだろう、とか思っていたが、そこは土曜の昼すぎだ。そこそこ座席は空いており、一番後ろの席に陣取り、さっさとコーヒーを飲んで寝る。
途中、吾妻パーキングで休憩である。急いでトイレを済ませて、売店でミルクティーを買って、バスに戻る。出発したバスで、ポケットラジオでラジオを聞くが…電波が切れ切れである。仙台に近づくにつれ、電波はよくなるのだが…せっかくのNHKぼやき川柳アワーが(涙)。
とかなんとか思っているうちに、仙台駅前に到着した。久しぶりの仙台駅、人が多い。ここからエキナカを歩き回り、お土産売り場を探す、あったあった。ここであえて選ぶのが、チョコままどおるである。出発前に買っている暇がなかったので、ちゃんと福島土産をセレクトして。
買い物が終わって、ニューデイズで温かいお茶を買って、今度は仙台市地下鉄。あれ？東西線だっけ？南北線だっけ？そうそう、南北線だ。東西線、まだ乗ってないからな。地上から、工事してる様だけ見てたから、そのうちちゃんと乗りたい。そんな南北線に揺られて思う…仙台支店の地下鉄最寄駅って、なに駅だったんだっけ？別に会社に用があるわけでもないのだが、思い出せないぞ。
で、目的の駅は勾当台公園なんだけど。降りて、出口を確かめて、歩き出す。公演を左手に見てだな…しばらく行って、何かがおかしいことに気づく。道幅はこんなに広くなかったし、ガソリンスタンドなんてなかったよな…道を間違える。
駅にダッシュで戻り、携帯を片手に、駅周辺図と突き合わせる…全然方向が違うじゃないか。こっちの出口だな、今度こそ確かめて、歩き出す。結果、難なく目的地に着く。

やってきたのは、カフェ『ド・ルシール』なぜか？今日はここで、堀下さゆりさんのライブがあるからだ。しかも産休前のラストライブである、これは来るしかないということで。同じく堀下さんファンんのサンデーランキングリスナー仲間さんも来ている。あれこれ話しつつ、オープンを待つ。開演前には、ほぼぱんぱん、ラストライブだかrだろうね。
ライブが始まると、最初に堀下さんのMCがあり、今回はツーマンライブなので、最初のアーティスト、メリー・ショーンさんの登場である。今回初めて知ったアーティストさんである。やはり彼女も、鍵盤弾き語りのシンガーソングライター。くれぐれも日本人です、はい。まず聞いて思ったのが…けっこう好きなタイプかもしれない、一聴してそう思った。声が澄んでいる感じ、まっすぐだな。アップテンポの曲が多いかと思ったら、しっとりしたような曲もあって。また知ったな、新しい音楽を。
次に堀下さん、だいぶお腹も大きくなってきて、それでもやるんだからすごいよな。いつも通り、客席を巻き込みながらのライブパフォーマンス。アルバム『うたかたの日々』から中心に。途中からヴィオラのサポートメンバー、大築萌さんも入っての演奏、いや～贅沢。楽器が一つ増えるだけで、ここまで雰囲気が変わるかね。そして何より個人的にうれしかったのが、一度ライブで効いてみたいと思っていた曲を、演奏してくれたこと。タイトルを聞いて、思わず声が漏れてしまった。そして生でその曲を聞いて…感動して泣きそうだ。なんだろう、なんの涙かわからないが、出そうになった、すごい、本当にすごい。
ステージはこれだけで終わらなくて、メリーさんと堀下さんのコラボステージへ。互いの楽曲を演奏したり、この曲をやりたいと選曲して持ち寄ったりと。鍵盤が2台あるだけで、いろいろできる。さらにそこにビオラも加わってだな…ああ、音楽ってすごい。しかし、これでもまだ終わらない。急きょ1曲だけ参加、いしばしさちこさんまで登場して…なんなんだ今日のステージは。贅沢すぎるぞ。
大盛り上がりのうちにステージは終わって、アンコール。だがアンコールの準備がなかったらしくて(笑)、急きょアドリブで一曲。これもまた盛り上がって、大盛況のうちにライブは終了した。
物販にて、メリーショーンさんのCDを購入。今のところ福島県内でのライブ予定はないらしい、残念。福島県出身とのことなので、ぜひ県内でもライブが見たい。堀下さんにも感想を言いたかったが、ばたばたしていたので。リスナー仲間さんとともに、会場を後にした。

盛り上がってるんだから、光のページェントを見るべ、ということになり。2人で通りのほうへ、そしたらすごいのね、やっぱり規模が違いすぎて。そのぶん人も多く、こりゃ大変だ。勾当台公園には、また違った感じのイルミネーションもあって、こりゃデジカメを持ってこなくて後悔。たぶん小学校低学年のころに見に来たのだけれど、まったく記憶にない。それだけ新鮮に受け止められた。あんなライブを見た後のこの光のページェントは…ヤバい、マジでやばい。
そんなページェント客でごったがえす地下鉄で仙台駅まで戻って、新幹線に乗り換える。新幹線もすこぶる並んでいたが、無事に座れた。今日のライブは贅沢だったね、という感想を話して。あとはボーっとしているうちに福島、リスナー仲間さんと別れ、郡山まで揺られる。
無事に郡山に到着し、路線バスに乗り換えてアパート方面へ。サタデーナイトフィーバーってか、そこそこの乗車率である。アパートに帰り着く頃には23時を過ぎたので、晩飯はコンビニのサンドイッチとサラダで済ませる。でもしかし、本当に素晴らしいライブだった。あんなライブを見られて、本当に幸せ。堀下さんはしばらく演奏は聞けないけれど、無事に元気にお子さんを出産されて、戻ってきてくれることを願うばかり。