春分の日、お彼岸ですよ。まあ実家の墓参りをするために、帰省したわけだから。

しかしこの実家の環境というのは、本当にだらけるよね、うん。7時半ごろなんとなく起きて、朝食である。朝からご飯と具だくさんの味噌汁と、漬物に目玉焼きに煮物に。感謝感謝、本当に。
朝食を済ませてだらっとしていると、もう早速墓参りに行くぞ、という話になり、家族でお寺へ。いかんせん山間にあるのがここのお寺だが、何やらこのお寺に上がっていく道の拡張工事が決まったそうだ。現状では、車一台すれ違うにも苦労する、どういう風の吹き回しで工事が決まったのか。
いざ墓地に来ると、日陰なのでまだ雪が残っている、父ちゃんが「長靴だったな～」とぼやく、確かにそれは思う。みんな朝のうちに墓参りに来ようという考えは同じで、それなりに人がいる。墓参りがてら、母ちゃんは雑巾をもって墓掃除。おだやかな日で、いいお彼岸である。
さて墓参りを終えて帰宅して、ん～…やることがない。実家だと、なおさらやることがない。ラジオをつけて、ただただだらける。ラジオ福島…来週改編で、ちょっとずつ曜日の担当が変わるのよね、また覚えるのが大変ね。
昼飯も家族で食べて、午後もだらだら…かっとびワイド、今日で鏡田アナとなすびさんコンビも終わりなのよね、スタジオに見に行きたかったね。
とか思っているうちに、もう夕方だぜ。何をしてたかって、寝てたか、母ちゃんが使いたいというので妹が放置していったパソコンをいじっていたくらいである。ああ何もしてない何もしてない。
晩飯も食べて、もう実家を完全に満喫する。昼はカレーで、夜はすき焼き風の鍋。息子が来ないとこんなの作らないぞと母ちゃんに言われ、ああそうなんだ。

19時前の列車で、郡山に向かう。最終ではアパートの到着が22時を過ぎる、今日は早く寝たいので、早めに出るわけだ。この列車、ツーマンである。何ゆえか前方に乗務員さんが2人いるので、車掌さんが前まで歩いてこない。仕方なく車両の最高峰まで行き、車掌さんに乗車券を発券してもらう。
列車は無事に郡山駅に到着、折り返しいわき行になるこの列車、ホームにはわんさか人が待っている。なので、すみやかに列車を降りて。この列車、ずっと3両編成だったのにな、ついに2両編成だもんな…。発券された乗車券のおかげで、改札をスムーズに抜けて。
バスの乗り換えも、すさまじくよろしい。ささっと乗り換えて、無事にアパートに戻ってきた。一気に現実だな、これな。なんだかどんどん、家族で過ごす時間が大切に思えてきてな。これは、年を取ったのかしら。

さて、お彼岸、3月20日。意味もなく書き連ねてきたこの日記も、ついにまる11年を迎えてしまいました。中身がある日もない日も、うれしいこと悲しいことしんどいこと、なんでもかんでも。つたない文章で、思うが儘に書いてきた。なんとか頑張って、極力更新を欠かさないように。どうして11年も続いちゃったかな、とか思うのだが。結局自己満足でここまで来た。
そんなどうでもいい内容を読んで下さる皆様には、本当に感謝でしかありません、ありがとうございます。これからも気長に、お手柔らかにお付き合いください、どうかどうか、よろしくお願いいたします。