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from: とおるさん
2018年05月25日 22時42分22秒
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18年05月25日Friday
有休を取った、が、さしてうれしい有休ではない。いつも通り起きて、いつも通り朝食を済ませる。ワイシャツにスラックス…ではなく、私服である。いつもより50分程度早くアパートを出て、母校前経由のバスで駅前へ。母校前経由の系統は会社の最寄経由である、しかし会社前では降りない。しかし眠いんだなこれ、うとうとしているうちに、駅前に到着した。
やっぱりカフェインが欲しくて、会社と同様微糖の缶コーヒーを買ってから、改札を抜けて、福島行の列車に乗り込む。さっさと缶コーヒーを飲み干して、あとは寝ている。寝ているうちに、福島駅に到着した。さっさと改札を抜ける。
ここからがまた遠いんだよな、ってか暑いな。着ていたパーカーを脱ぎ、シャツ一枚でじゅうぶん過ごせる。
伏拝経由のバスに乗り、坂を上り下りして、やってきたのは県立医大病院。そう、年に一度の検査の日である。うれしくない有休というのは…まあ、そういうことよ。
まず外来受付を終わらせ、眼科に。障害者手帳の更新なので、診断書を書いてもらわなければならない。しかし検査薬の目薬をさされてしまうと、もうどうしようもないので、検査の前に手続きを終わらせたい旨を伝える。診断書の申請書は去年の受診時にもらっていたので、あらかじめ書いていた。あとは返送用の封筒と、料金の支払いだ。いったん眼科外来を出て、受付に行って、手続して、料金を支払う。全額負担、6630円なり…こういう金額を支払うと、医療費自己負担3割というのが、いかにすごいかわかる。
眼科外来に手続きを終えたことを伝え、検査は午後からなので、いったん席を外す。いつもなら眼科待合の椅子で寝ているところだが、今日は売店であるローソンで立ち読みしてから、総合受付かいわいの椅子で寝ている。外来待合室の椅子よりは、若干柔らかい。
昼飯時になり、食堂。去年からだよな、経営が幸楽苑になったの。しかも去年は準備期間中で、麺以外のメニューはなかったという。しかし今は、ちゃんとメニューがそろっている。ここまできてラーメンではなんだかな、と思って、定食のほう。定食もだいぶ限られている…検査時の楽しみが食堂くらいしかなかった私にとっては、やはりさみしい。野菜炒め定食にしたが、そこそこの量の野菜炒めとライスと味噌汁。これだけだ、マジでコストを考えるとこれくらいなのだろうな。食べるだけ食べて物足りず、結果としてローソンでからあげくんを買っちゃうという話だ。定食のほうに単品唐揚げもあった、最初からつけておけばよかった。
眼科外来に戻ってくる。午後一から検査開始である、眼圧と視力を計り、それから視野検査。視野検査はやっている最中にしんどくなってくる、一点を見ていないといけないのに、後半は目が動いちゃう、毎回頑張るんだけど。さらに検査薬を点眼し、再び視野検査、からの眼底写真。だいたいここまでは順当に来るのだ、ここから診察までが長い。担当の先生、時間がかかるのは仕方ない。
とりあえず、待合室でひたすら待つ。椅子が硬い、すなわちケツが痛い。寝ようにも、うまい具合に寝られず。ケツも痛いし体もばきばきになるし、時計を眺めて…いつにもまして呼ばれないし。はぁ~…。しかしそんな中、さっき診断書の手続きをしながらも思ったが…老老介護とか、もうとんでもないことになっている。テレビの中だけの話題ではない、今日は特にそんな光景を目の当たりにしがちである。孫が祖母の付き合いくらいならまだしも、子どもが親の付き添い、妻が夫の付き合い。後者2つに関しては…ねぇ、これはマジなのか。見ていて切なくなる光景である。さらに眼科の受付のほうからまた別の話題が聞こえてきて…そんなことあるんかいな、と思っていたら、目の前にその光景。これ、来るところまで来ている。少子高齢化、家族関係・人間関係の希薄化、目の前の景色がまさにそれである。とか思いながら、実家の両親を思う。何十年か後に、こうなり得る可能性もなくはない、明日は我が身ってか。
ようやっと呼ばれて、診察。いつも通りささっと見て終わるのかと思いきや、先生「ここ、もうちょっと見せて」いつもより長い…何かあったか?(汗)結果、特段変化はなく、現状維持。それはいい。しかし、身障者手帳について先生が「6月から基準変わるんだよね~。診断書は出すけど、どうかなぁ…」…知らなんだ、マジなのか。交付はされると思うが等級は変わるかも、との話である。う~ん…。
診察を終えて、外来を出て、会計を済ませる。一服だ一服、ベーカリーでパンとコーヒーを買って、落ち着く。いつもならこの後に受付かいわいでアルバム2枚くらい聞いている余裕があるのだが、今日はそこまで時間があるわけでもなく。ボーっとしているうちに、夕方だ。長居し続けると不審者だと思われるので、17時には引き上げる。
帰りのバスは、桜台・伏拝経由のバスに乗り、福島駅まで遠回りして帰る、これくらいしか楽しみがない。そしてさぁ…その道中に、うちの会社の取引先があるのよね。うちの部署じゃなくて、隣。うちの部署からも、一度こっちの見積もりをはじいたが、どうなったのやら。
無事に福島駅前に到着し、まだ若干ピントもあってなく、かつボーっとしすぎた頭でバスの時刻表を眺め、あ、郡山行もうちょっとで来るな。しかし来ない…もう一度時刻表を眺めて、しまった全然違うじゃん。
ボケてる、完全にボケてる。さっさと改札を抜けて、郡山行の列車に乗る。これまたうとうとしているうちに、郡山に到着した。
郡山駅の改札を抜けて、バスまで若干時間がある、みどりの窓口前に置かれていたパンフレットに目をやる…とっか行きたいフラグが発動しているのだが、しかしこれといって行きたいところもないな。
バスの時間だ、アパートに戻るのに、また母校前経由を選ぶ。高校時代は、眺めている景色が逆方向に流れていってた、不思議なものだ。
アパートかいわいで降りて、ベニマルでおかずを調達して、帰宅。長い一日が終わった。
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