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from: とおるさん
2018年10月13日 23時33分49秒
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18年10月13日Saturday
うちの会社は、基本的に週休二日制である。しかし、年に何回か土曜の出勤日がある。だがそういうは、えてしして有休取得奨励日である。そういうわけで、有休を取った。もともと昨日、飲み会だったし。出たところで、使い物にならない。そう思っていた。
そしたら幸か不幸か、その読みが当たってしまった。昨日、帰宅してから太田胃散を飲んで、夜はそれで落ち着いた。しかし早朝4時、胃腸の違和感で起きる。一回トイレに行って、特段なんともなく、それで落ち着く。ところが朝、いつも通りに目が覚めるのだが、そこから強烈な胃痛に襲われる。さらに、下痢である。時間差攻撃もいいところである。常備薬の箱を開ける...ガストールの錠剤がラストじゃねえか(白目)。まあいいや、すきっ腹にガストールとビオフェルミンを放り込む。胃痛に悶えながら、洗濯と掃除をする。掃除機やクイックルワイパーで前かがみの動作をすると、みぞおちが痛いぞ。だが、しているうちに、だんだん治まってきた。はあ、休みにしておいてよかった...。朝食は抜こう、とりあえず麦茶だけ飲んでおく。
掃除も終わったら、もういい感じの時間だ。バスで駅前へ向かう、土曜の朝だし静かね。
郡山駅に到着し、さっさと改札を抜ける。いつもならカフェインを欲するところだが、それがない...やっぱり胃腸がやられている。安定の721系である、寝ているうちに福島駅に到着した。ささっと改札を出て、駅前広場が今日の目的地の一つ。だが、そこはまずスルーして、街なか広場へ向かった。
駅前広場、街なか広場、さんかく広場。今日はこの3会場で『第3回福島ストリートミュージックフェスティバル』が開催される。これを見たいがために、有休を取ったと言っても過言ではない。見たいアーティストさんは多々おるが、自分なりにタイムテーブルを決めて、順番に見ていく。
というわけで、街なか広場のトップバッターは@なおポップさん。なおポップさんの歌を聞くのは、本当に久しぶりだ。旅人シンガーソングライター、人のことを描くのが本当にすごくて。情景がありありと浮かんでくるのである。家族・恋人。はては鳥まで(笑)。コール&レスポンスも、まあ独特なやつね(笑)。聞いていて、心がほっと温かくなる。
なおポップさんの物販を待ちつつ、2番手の菅野神さんの歌声にも耳を傾ける。なんと、今日がどんぴしゃで誕生日らしい、めでたい。で、びっくりしたのはなおポップさんのほうで「お久しぶりですよね?1年ぶりくらいですか」すごい、覚えているなんて...。ずっと欲しかったアルバムを、やっと手に入れることができた。
駅前広場に戻る、と、誰かが私を手招く。誰かと思えば、リスナー仲間さんである。「中合に用事あったからさ」たまたまやっていたので、来たらしい。そんなリスナー仲間さんのお宅では、猫が大変なことになっている、また増えたらしい(汗)。ステージではchanoさんの歌声が響く。
chanoさんが終わったところで、そこそこの席を陣取り、次のお楽しみであるthing of gypsy lionである。真琴さん、ヒロポンさんの2人に加え、今日はベースとドラム。フルバンドで、がっつりである。もうね、普段のギターサウンドだけじゃなくてリズム隊が加わるだけで、マジで厚みが増す。激しく縦ノリ、思わず声も出るし手も上がる。かっこいい、かっこよすぎる。オーディエンスも、心なしかメンバーに合わせて、平均年齢も若干高いような(笑)。でもいいじゃない、こういうかっこいいバンドが農家しながらやっていたって。いや~、熱い。
騒いだせいか、なんかだんだん体調がよくなってきたぞ。リスナー仲間さんが時間の都合上撤収。別れて、私は昼飯タイム。出店していたエディのカレー、ああ美味い。美味いと感じるのだから、たぶん体は戻った(笑)。エキナカの蕎麦屋とかでさっぱりと済ませればいいものだが、イベントに参加したからにはイベント会場に金を落とす、これが私のモットーである。
さんかく広場に移動してきた。次はMANMIさん。さんかく広場、キャパオーバーっていうくらい人が集まっている、すごい...。新曲もやりつつ『福島えがお』をやはり会場全体で合唱、やっぱりこの空気感好き。そしてMCで本人も言っていたのだが、私の前で見ていた家族連れ。子どもが「本当にカフェオレ飲んでる...」一口飲んだらたちまちハッピー、着実に浸透している模様。会場を巻き込みながら、終始温かい空気で、ライブは進んでいった。
さて、この次のブロックだが...頭のほうで、タイムテーブルは決めた、と書いたが。このブロックだけは、揺らいでいた。考えに考えて、このままさんかく広場にとどまり、まなみさんの物販の長蛇の列を眺めつつ、パイナップル独りウェイさんの、あの独特の空気感に浸る。エレキギターを激しくかき鳴らしながら、ブルースを歌う。異様な盛り上がりっぷりに、こっちも一緒になって盛り上がる。なんだあの空気は、一度触れると忘れられない。今日も不思議な空気と盛り上がりだったな。ちなみに私が悩んだ裏番組はave店長であった(泣)。
いったん街なか広場でブレイク、福島屋台村のなみえ焼きそばをいただいて、駅に戻る。テリヤキチキンちゃんのサウンドチェックに後ろ髪はひかれるが。
駅に戻ってきて、次のステージが、花男とやすくん、というユニット。あの太陽族の花男さんとマスミサイルの白石さんのユニットである。その歌詞が、なんというかなぁ。考えの核心を突くというか、ぐさっとくる詞なのである。聞いていてハッとする、そんな場面が多々ある。いや~、しびれたな。
トリを務めるのは、菅野恵さん。菅野さんもタイアップ多数なので、けっこう人が集まる。テレビはもとい、なんといっても福島ユナイテッドの応援ソング『奇跡』この曲にはコール&レスポンスがある。今日もいつも通り...どころの勢いではない。気づけば、会場後方にユナイテッドサポーターの皆さんが集結している、さすがだ。『えがお』の途中で、マイクから外れて生声でやる。街の雑踏の中でも、はっきり聞こえる...すごい。そしてアウトロ部分でもみんなで歌って、ああいい時間。
そしてフィナーレ。演者全員がそろって、荒井由実『やさしさに包まれたなら』を歌っていく。大団円、この光景の本当に素晴らしいこと。そして私自身、好きな曲で、聞き言っているうちに...だめだね、涙があふれてきた。本当に、このみんなで歌っている空気、会場の暖かい雰囲気で。今日一日が、成功に終わってよかった。素直に感動してしまった。私は関係者でもなんでもない、一観客ではあるのだが。それでも、このフェスに参加できて、本当によかった。どうもありがとうございました。
終わって、速やかに郡山行の列車。701系で、椅子の座り心地はあれだが、体力を使ったんだな。乗って、すぐに寝て、気づいたら日和田だった。
無事に郡山駅に到着し、路線バスに乗り換えて、アパートに戻ってくる。あれこれ片付けて、夜はいつも通り食料品の買出し...の前に、ツルハに寄って、胃痛対策にガストールを補充。あとはリップクリームを。もういよいよ唇が乾燥してきて痛い。
それからベニマルに行くのだが、時たまやっている駅弁フェアで。売れ残っている中、気になっちゃった西明石駅『ひっぱりだこ飯』を買ってみた。帰宅して食べてみる、まずこのタコツボを模した重みのある容器よ。さらに中には、タコのうま煮がどかんと。ご飯にも味がついていて...食べ応え十分、どうもごちそうさまでした。
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