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from: とおるさん
2019年02月23日 23時15分22秒
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19年02月23日Saturday
土曜日だが、わりといつも通りの時間帯に起きる。すちゃっとお茶漬けで朝飯を済ませて、そそくさと水回りの掃除である。洗面台・流し台・風呂・トイレ、いつも通りに大雑把である。終わったら休憩、先週母ちゃんが置いて行ってくれた、バレンタインのチョコを、コーヒーを飲みながらいただく、いくつになっても、親には頭が上がらない。
からの、いつももなら土曜の夕方くらいに聞いている、録音しておいた深夜番組を聞きながら、ワイシャツのアイロンがけだ。できるものは、片っ端から片づける。それが終わったら、今度は出かける準備だ。
録音を聞き終えて、食料品の買い出し。真昼間のベニマルで、あれやこれやかごに放り込むが...やっぱり缶詰の品ぞろえが少ないよな、な。そんなことを思いながら、買い物終了。帰宅して、買ってきたものを冷蔵庫に放り込む。
時刻は11時過ぎ、よし、出かけよう。荷物を片手に、アパートを出る。そのまま、吉野家で昼飯。もちろん時間帯も曜日も違うので、いつもの兄ちゃんはいない。昼飯時の一歩手前、わりといいタイミングだったと思う。
食べ終えて、仙台行の高速バス。宮城交通の便だった。思えば、宮交の便で郡山を出るのは初めてだな。帰ってくるのはあったけど。うとうとしているうちに、吾妻パーキング。再出発して、また寝ているうちに仙台市街地である。
仙台駅前着。まず一服だな、最近のルーティーン、仙台駅のエスパル地下で、ずんだシェイク。すっかりはまってしまった。からの、今日は仙台に一泊だ。時間を見て、ホテルへ。土曜日だし年度末だし、高い。しかし今日のライブは尺が長い、体力を温存したい故、ビジネスホテルをとった。もう知らない。ガラホにインストールしたgoogleマップを頼りに歩き出すのだが...画面上の地図の向きが安定せず、ずっとぐるぐるしている。ちくしょう、なんだこれ。それでもなんとか進んで、無事にホテルの場所を確認。チェックインまで、若干時間があるので、バス停の場所も確認。意外と近いな、うん。
さて、15時。早々チェックインして、部屋に荷物を放り出す。そのまま鍵を預けて、外出。向かうはライブハウス。これまたgoogle先生を頼りに進む。これはいいのだ、案内された場所に到着して...どこだよ、これ、ライブハウスの入口よ。しばらくさまよって、ようやくライブハウスのビルを見つけた。しかし地下に行くには...エレベータ?乗って、ボタンを押したが...これ、地下に行かないっぽい。他のお客さんと鉢合わせ、若干恥ずかしい。
ビルを出て...あったよ入口。というわけでやってきた、ライブハウス仙台darwin。そこまではよかった。しかし受付の人と、どうにも話がかみ合わない。「今日、うちはwacciのワンマンですね」あれ?Lihoさんイベントじゃ...日付間違えたか?やらかしたか?(汗)直後、受付から聞こえる会話「さっきも似たようなお客さん来たよね?」「オフィシャルのアナウンスが間違ってるか...」ますます焦る。急いで携帯を開く、誰か何か書いてないか。すると「ジャンクボックスなう」ここだ!失礼を承知で、受付に聞いてみる。すいません、ジャンクボックスってけっこう距離あります?「フォーラスの地下ですよ」ありがとうございます。近くでよかった、急いでフォーラスへ。しかしこれまた入口わからず、しばらくうろうろして、ようやくたどり着いた。
さあさあやってきたぞ、club JUNK BOX。今日はここでLihoさん企画『Liho Fes』が行われる。なんせ出演者が豪華。なのだが、この一連の流れで、遅刻である(爆)。
というわけで途中から見た1組目、G.F.D city。英語詩を中心にオシャンティーでかっこいい。爽やかさ全開だ、うん。全部見られなかったので、感想はこれくらいになってしまうが。
これ、ステージが2つ。前方のメインステージ、そして後方のサブステージ。最後列だと思ってたのが、意図せず最前列になった、よっしゃ。というわけで2組目、たぴなつきさん。曲は本当にかわいい、ほっこりする、このテンション感。なのに、まあMCではどっかんどっかんである。これがたぴさんの雰囲気である、うん。Lihoさんの物真似もあったし(笑)。
ここで、コラボステージ。Lihoさん中心に、まずたぴさんとミュージカル風のオープニングを繰り広げる。元の曲から、今日のイベントに合わせて歌詞を買え、振りをつけ、マジで手が込んでいる。よくここまで考えたもんだ、マジで。次に出てくるのが、Uooper Looper。彼女らの曲をりほさんとコラボである。がっつりだ。からの、次が萌江さんとコラボで、マッコリをやる。毎回ライブで好評のマッコリを、今日はこの2人が。これはこれでまた面白い。最後はMANAMIさんを呼び込み『あいすくりーむ』を。この曲を2人でやると、ハモリパートがあって、深みが増す。これもよかったなぁ、うん。
3組目、Uooper Looper。アコースティック編成で、シンプルに進行していく。心地よいメロディーでステージは進んでいくのだが。なんだかところどころトラブルっぽいことが起きたり起きなかったり(笑)。これもまたライブよね、生ものだ、それがあってなおよろしい。
4組目、宇宙まおさん。以前、堀下さゆりさんとグッバイエイプリルとのライブで聞いたことがあった。そこで耳に残っていたので、今回はさらに注目。改めて詩を聞くと、やっぱり感情を切り取る、風景描写が上手いと思う、それをメロディーに入れ込むのが。そしてMCでも、今回企画をしたりほさんを気遣ったり、自分のエピソードを織り交ぜたりと。そのへんもかっこいいな、と思う。何より、演奏している表情が本当に楽しそうで、それが本当に印象的だ。いいなぁ。
5組目、萌江さん。今回の作りこみはすごいぞ、中島みゆきさんの曲をバックに、怨念子として、巫女のコスプレで登場。全員が座り、その光景を見守る。自分の曲のエピソードを、縁切り神社に来た女性のエピソードとして紹介、ワンフレーズを歌った後に「浄化されました」の決め台詞。もう面白すぎる。さらにお客さんのエピソードまで聞き出して...今回の爆発力、半端ない。やるだけやったら、いつもの恰好に早着替え。多少乱れながら、いつも通りのホヤソングと怨念ソングで締める。やっぱり、あふれ出るアイディアのすごさよ。
6組目、竹森マサユキさん。カラーボトルのボーカルである竹森さん。今回はさぱおーとメンバーを迎えてのバンドスタイルなのだが、もうそのステージは圧巻。お客さんを巻き込み、会場の温度をどんどん上げていく。みんな揺れるし、手が上がる。こんな光景見たの、久しぶりかもしれない。ちょっと感動した。あとはなんだろう、歌詞が突き刺さる。曲の風景が想像できて、それゆえにすっと入ってくるのである。すごい、すごすぎた。MCでは曲作りに対する思い、音楽仲間への思い、伝わってくる内容だった。揺さぶられた、ここまで興奮したライブは、いつ以来か。自然に手が上がったし、声も出た。これだからライブはたまらない、本当に。
7組目、MANAMIさん。大いに盛り上がった会場を、いい感じの雰囲気に。『ラスボス』『ばあちゃん子』に始まって、まさかの『ナメクジ大行進』でコールアンドレスポンス。これが盛り上がりすぎて、1曲削るという(笑)。それだけ盛り上がれる、今日のお客さんは本当に素敵、盛り上がるところは盛り上がり、聞くところは聞く。最後の『歌っていたい』はりほさんが好きな曲ということで。こういうつながりが、イベントならでは。
そして最後に、今日の主役、Lihoさんがバンドメンバーを従えて登場。新しいアルバムが出るので、今までの曲に加えて、新曲をがんがんやりまくる。アップテンポな曲で、最後まで会場をがんがん引っ張っていく。以前は弾き語りだったのだが、バンドだとイメージが違って。かっこいい。お客さんが参加できる楽曲もあり、早速それをみんなで大合唱。これで会場が一体になった、素晴らしすぎる。大盛況のうちに、本編は幕を閉じた。
そしてアンコールで、再びりほさんが登場。このイベントにかける思いを、熱く語ってくれた。若干ろれつが回っていない、それくらい全力を出し尽くしたのだろう。お客さんに最後の一押しをもらって、バンドメンバーが再登場。この思いを聞いてからの、最後の『ナツイロバケーション』はたまらなかった、みんなで声を出し、手を上げ、タオルを振り回し。この光景があまりにも素晴らしすぎて、思わず涙が出そうになった。こんな素晴らしいライブ、大成功で、本当に本当によかった、お疲れさまでした。
無事終演。物販にて、宇宙まおさんのCDを買う、やっと音源をゲットできた。大切に聞かせていただきます。大爆発だった萌江さんのアルバムもさらに、先週のラジオでまなみさんが流していて、福島でも広がってますよ(笑)。そしてりほさんの新しいアルバムも、本当に今日はお疲れさまでした。「全部出し尽くしました」本当にその言葉通りだったと思う。こんなイベント、できないよ、すごいパワーだ。
はあ、帰ろう。顔なじみのメンバーと別れ、一人のメンバーさんと、おすすめの油そばの店へ。ここでライブの感想を言い合いながら、油そばをいただく。もちもちしていて美味しい、ごちそうさまでした。
メンバーさんと別れて、ホテルに戻ってきた。はあ疲れた、風呂入って、聞けるラジオは聞いて、早く寝ようか。
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