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from: とおるさん
2019年12月21日 23時48分28秒
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19年12月21日Saturday
起きた、最近の土曜日は気分が乗っている、ラジオ体操だ。そこから洗濯物を干して、朝食を簡単に済ませて、部屋掃除である。掃除機をかけるついでに、エアコンのフィルターを...と思って、カバーを開ける。新しくなってから初めて、ふたを開けた。フィルターが若干奥まっている、これは踏み台がないと無理じゃないか。踏み台を持ってきて、フィルター掃除である。それからしばらくは、録音しておいたラジオを聞いて過ごす。
ラジオを聞き終わったころに、ちょうど昼飯時である。近所のラーメン屋に行って、味噌タンメンと餃子である。出てくるまで新聞を読んでいるのだが...会社の取引先の話題が、ちらっと出ている。台風水没のお客さんの話だが、なんだかな。出てきた味噌タンメンは、美味しくいただく。
食べ終えて、バスで駅前へ向かう。なんだか、さくら通りが妙に混雑している。流れが悪いぞ、冬休みだから?クリスマス前だから?
どうにか郡山駅までやってきて...駅構内で、音楽イベントだな。どこかの合唱団の演奏が聞こえる、そんな中をみどりの窓口へ。切符を買う、窓口では年末年始の切符の購入が多いようである。今の段階でも、だいぶ指定席が埋まってるらしいな。
というわけで、仙台行の切符を握りしめ、在来線改札を抜ける。福島行の普通列車、この昼下がりという時間帯と暖房で、もう爆睡である。起きたら福島駅目前だった。
ぶらり途中下車の旅、有人改札からいったん外へ出る。やってきたのはAXCビルのユーワンミュージック、なぜか?実は先日のルルルルズのライブ直後、プレイヤーズカフェにデジカメを忘れてきた...という話を書いたかどうかよく覚えていないが、忘れてきたわけさ。ことが上手く運んで、ユーワンで預かてくれることになった。それを取りに来た、という話である。カウンターに行って申し出ると、カメラはすぐに出てきた、お手数おかけしました。
福島駅に戻る、仙台行きは...1時間後。って、向こうのホームにいるあれはなんだ?見たことのない車両、電光掲示板に目をやると...なんとあれが四季島。うわ~、初めて見た、やっぱ形がすごい。改札の向こうから、遠目で出発していく車両を眺めた。
んで、1時間後よ。どうする?立ち読みだな、と、エキナカコンビニのわきの書店...がガチャガチャコーナーになってる、マジで?いつからだよ、気づかなかったし...。高校時代、ここで好きな小説に出会えたのにな。じゃあ立ち読みは...地下通路を通って、西口の岩瀬書店へ。こっちの岩瀬書店も、年単位で来てなかった気がする。立ち読みするだけして、再び東口に戻って、有人改札から再入場である。
しばらくして、仙台行が入ってきた。ボックス席を陣取り、ウォークマンで音楽を聴きながら、外の景色を眺める。福島以北の東北本線はいつ以来なんだろう。っていうか、いま阿武隈急行ホームに停まってたあの車両はなんだ?ボックス席、最初は鉄オタっぽいカップルと相席だったが、そのカップルが席を外し、代わりに女性2人組。片方の女性が...ずいぶん豪快に寝る。あれ、マスクしてなかったら相当悲惨だったぜ、笑えない。
16時前に福島を出発した列車、仙台に近づくにつれて車内は混雑、帰宅ラッシュよね~。ここまで混雑した列車に乗る機会は、久しくなかったかもしれない。槻木駅ですれ違った阿武隈急行の車両は、見慣れたやつだったな。
そんなこんなで17時過ぎ、列車は仙台駅に到着。仙台名取間だけ首都圏ばりの輸送力、そして放送も首都圏的システム。そんな中、あれ?と思って立ち止まり、次に出ていく在来線の出発を待つ。発車メロディー...ハウンドドッグ『フォルテシモ』いつから?確かに宮城県民だけど。これはびっくりだな。そもそも在来線で仙台に来たのは、いつ以来だったか。
改札を出て、とりあえず金がないので、降ろす。夕方、年の瀬、ゆうちょATMに並ぶ並ぶ。からの、ちょっと早めの晩飯だ。利久で、牛タン定食。パルコの利久は比較的すいている、と思っている。それをあてにして、今日も行ってみた。サタデーナイトでにぎわうレストラン街、そしてお目当ての利久、ばっちり座れた。牛タン定食をお願いし、その味をかみしめる。値段は張るけど、やっぱり美味しい、幸せだ~。
いったん駅に戻り、ずんだシェイクをデザートにいただき、いざ目的地へ。今日の目的地...前も来たことがあるのだが、忘れている。しかも若干わかりづらかった覚えだけはある、マップを頼りに、進んでみる。これまた年の瀬でにぎわうアーケードを突き進み、適当なところで曲がって、曲がって...あ、こんなところだったかもしれない。そして...そうだそうだ、このビルだ。ある程度勝手知ったるところなので、そこまで激しく迷わずたどり着くことができた。
やってきました、VORZ BAR。今日はここで堀下さゆりさん企画『杜のソラシドVol10』が行われる。なかなかタイミングが合わあず、さゆりさんのこの企画、というかさゆりさんのライブ自体に来るがちょうど1年ぶりなのだ、ずいぶん間が空いてしまった…。相変わらずのこの空間、福島市reacoustic以上の砂被り席。
まずトップバッターは、堀下さゆりトリオ。さゆりさんに加えて、パーカッションとギターのメンバーも参加する。今回は新曲中心だったのかな、この初めて聞く曲ばかり。今まで以上に、より多くの人とのつながりや、世界観の広い曲があって。以前より、母親になってから視点が変わった、とおっしゃっていたが、それがはっきり出てきているような気がする。そしてトークでは、今年一年を振り返りつつ、またこうして音楽ができることの喜びをかみしめているようであった。
二番手は、大阪から押谷沙樹さん。鍵盤弾き語り、最初に仙台に来られたことのうれしさをワンフレーズほど、これで会場は大いに盛り上がる。聞いていると…歌詞は物語的な感じである。あとは鍵盤のほうにもウェイトが置かれていて、よく作りこまれた楽曲だと思った。日常の出来事を、あそまでファンタジーに仕上げる。すごいよなぁ。そしてトークでは、徐々に関西のノリが。歌とトークのギャップね(笑)。
三番手、佐山亜紀&TheSpecials。佐山亜紀さん、名前は存じていた、聞くのは初めてだ。しかも今回は佐山さんに加え、ベース・ドラム・サックスという、まさにスペシャルな編成だ。最初のほうはブルースっぽい印象を受けていたが、もちろんフォークも。この振れ幅の広さ。自身の音源もリリースし、今年は最高の1年だったと振り返る佐山さん、その充実ぶりが演奏にも表情にも表れていた。
そんなこんなで一通り終わって、アンコール。本日の主役3人がステージに出そろい、乾杯である(笑)。まずアンコール1曲目は、この企画『杜のソラシド』のテーマ。鍵盤はさゆりさんと押谷さんの連弾。さらにアンコール2曲目は、ベースとドラムも加わり『perfect』という楽曲のカバー。有名な曲なんだけどな、歌手名がわからない…。この楽曲に、各々訳詞を付け歌っていくという、これまた贅沢な。清吾の最後まで、楽しい時間だった、ありがとうございました。
無事にお開き、終電があるので、すぐに帰る。その手前、さゆりさんとちょっとだけ話すことができた。1年ぶりなのに、覚えていてくれた、ありがたい。
ビルを出て、通りを曲がる…そうなんだよここの通りだよフォーラスの近くだよ。帰りはわかりきったルートを、仙台駅まで歩く。サタデーナイトってか、人が多いぞ。
仙台駅に到着し…小腹がすいた。在来線改札前のコンビニでサンドイッチと野菜ジュースだけ買って、改札を抜けて新幹線乗り場。最終の新幹線で、郡山に戻ってきた。終バスにて、無事にアパートに帰宅。やっぱりいい時間だったな~、うん。
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