起きて、寝ぼけながらラジオ体操。それから、朝食を済ませる。外は絶賛雨である、洗濯物はしない。それから、ラジオを聞きながらネタメールをしたためる。NHK『音楽の泉』ビゼーの『アルルの女』だって、これ絶対音楽の教科書に載ってるやつじゃん、どんなんだっけ？得てして忘れているので、聞いて思い出す。その後一瞬チャンネルをラジオ福島に変える。

そこから、今日が配信期限のあるライブを見る。サザンオールスターズ『サザンオールスターズ 特別ライブ 2020「Keep Smilin' ～皆さん、ありがとうございます!!～」』木曜日に横アリで行われた、あのライブである。各方面ものすごい評判である、なんなら昨日の桑田さんのラジオでネタバレしている。しかし、ネタバレ上等、それを踏まえたうえで見る。
まず、サザンの5人と、サポートメンバーが出てきた段階で、もうにやけが止まらない。『YOU』に始まり『ミス・ブランニュー・デイ』そして『希望の轍』は歌詞の一部を変えて…もうここでしびれるよね。そこからMCがあって、何曲か。スモークも出る、照明もばっちり、後ろのビジョンの塩蔵も凝っている。でも客席にお客さんはいない。一応、歓声のSEはあったけど、物足りない。でもそれを感じさせない、皆さんのパフォーマンスが圧巻。途中からダンサーさんも加わって、さらに雰囲気は高まる。そして客席に置かれたライトが光って、そんな雰囲気の中の『真夏の果実』そして横アリに現れた聖火台と炎、昨日桑田さんが「あれはうちらのスタッフの炎だよ」その言葉をかみしめながら『東京VICTORY』を聞く。途中で映った、ステージ脇のスタッフさん、そしてはるか後方から支えているスタッフさん、その姿に感動してしまった。こうして多くの方の力によってライブができている、画面越しの皆さんのために、サザンのその気持ちが。ライブも終盤に向かっていく中『エロティカ・セブン』『マンピーのG★SPOT』名物、ヅラ。あのアマビエのヅラはゲネプロが終わったとに思い付きで修正したのだというから、サザンチームの機動力の高さはすごすぎる。本編最後は、ダンサーさん・スタッフさんも、みんなで盛り上げる『勝手にシンドバッド』ここでも歌詞を変えて、元気づけようとするサザンの気持ちが伝わってきた。
本編が終わって、みんないったん引っ込んで、客席に置かれたライトで「keep smiling」のメッセージが映し出された。そのメッセージからのアンコール。『太陽は罪な奴』『ロックンロールスーパーマン』と大好きな曲が続く。気持ちを伝え続ける桑田さん、笑顔の原さん、静かにでもしっかり支える関口さん、優しい眼差しの弘さん、とにかく楽しそうな毛ガニさん。斉藤誠さんを筆頭に最強のサポートメンバー、ダンサーさん、各スタッフの皆さん。みんなのみんなの思いが、終結したライブだったんだと思う。『みんなのうた』で大団円。最後の最後は5人だけであいさつした。桑田さんの「やっぱり、無人の横浜アリーナはさみしいです！」みたいな言葉は本当だ。でもいつか会えることを信じて。
5人の礼とともに、画面に映し出されるエンドロール。打ち合わせやリハーサルの光景、スタッフさんたちのことももちろん。無観客でもきっちり客席を作り上げる、現場の映像まで。本当に多くの力が結集してライブというのは出来上がる。今まで当たり前だと思っていたことに、改めて感謝である。こんな困難な状況の中、本気のライブを繰り広げてくださったサザンに、本当に感謝。このチケットが400円弱で、これだけのライブを見られたのだから、それもありがたかった。幸せ、ありがとうございました。画面の前で一緒に手を上げて、声を出して、楽しんだ。

あ～、昼だ。腹減った、コンビニにちょっと昼飯を買いに行く。食べ終えてから、見逃していた配信を見る。それも見終わったら、今度は音楽を聴く。さっきの余韻がすごすぎて、サザンの曲を大きめの音で聞く。聞きつつ昼寝。
15時から、競馬中継。宝塚記念ね、メンバー豪華ね。しかし馬場状態がよろしくないだろ。見ていると…クロノジェネシスぶっちぎりすぎて、変な笑いが出た。6馬身差ってなんなんだよ。
競馬中継も終わって、再度音楽を聴く。サザンもだけど、ちょっと瀬川あやかさんも聞く。いろいろライブが多すぎる、余韻がすごすぎる。
夕方、ちゃっちゃと晩飯を済ませる。その後、ラジオを聞く。これまで毎週末、何かしら楽しみがあったからな。何かしら楽しみを作っていかないと。