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from: とおるさん
2020年08月23日 21時33分33秒
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20年08月23日Sunday
起きて、ラジオ体操。朝飯どうしようかな、吉野家にしよう。そういうわけで自転車を走らせ、吉野家に来てみた。7時過ぎ、朝っぱらから駐車場がわりち混雑している。店内に入ると、カウンターは割と埋まっていて、いつもの店員の兄ちゃんに4人席に案内される。ささっと食べて、アパートに戻ってきた。洗濯機を回す。
8時半、実家から親が来た。先月、中古車を見に行って、成約して。そこから手続き、さらに盆休みもあって、ついに今日が納車となった。ここまで一カ月、首を長くして待っていた。今回は私も出資しているので、納車は見届けたい。
そういうわけで、出発だ。いつ以来だろう、日曜朝の東北道。こんなに静かなもんだったのかな、交通量は本当に少ない。そんでもって、販売店のある宮城県に向かうにつれて、雲が厚くなる、降るのかしら。しかし、天気はなんとか持ちそうである。
これといった出来事もなく、泉PAまでやってきた。ここで父ちゃんが、中古車屋さんまで近いし、スマートインターで降りることにする。そのままスマートインターを出て、市街地へ。地下鉄泉中央駅を過ぎて、国道4号に出て、わりとすぐに、中古車屋さんに到着した。前に見に行ったのは、共同の展示場。今回は店舗のほうである。今の車から必要なものをおろして、いざお店へ。対応してくれるのは店長さん。もうすでに、買い替えるほうの車が店の前に出してある。そっちに荷物を載せ変えて、いざ店内へ。ここで最後の書類の手続きをして、いよいよ支払いとなる。自分も出して、こんな大きな買い物は初めてだし、本当にどきどきする。無事に支払いが完了し、父ちゃんは店長さんから、車の説明を受ける。私と母ちゃんは、わきで見ながら、にやにやしている。いや~、まさかこの車を買う日が来るなんて、夢みたいだ。新車では買えない、中古車だから買えた。
車を買うに至った経緯。私は子どものころから、車が好きだった。それこそ中学生くらいまでは、ラジオの仕事と同じくらい、自動車関係の仕事にもあこがれていた。しかしハンディキャップは克服できず、その夢は諦めた。でも乗れないにしたって、やっぱり車は好きで。学生時代や社会人になっても、ネットや雑誌で、車の記事は見ちゃうわけ。そして、いつかは乗ってみたい車というのが、たんとあるわけで。しかし自分では運転できない。夢のまた夢だな、なんて思っていた。しかしこの自粛期間、わりとリアルに、自分の貯金額や、自動車の年間維持費などを調べて、どんな物件だったら買えるかを、ネットで探していたわけである。するとリアルな値段で、わりといい車が、中古車だったらいける。ああいいな、これ。ずっとそう思っていた。
あとは、父ちゃんの言葉よね。「いつかはあれに乗りたい」と、ずっと言っていた。今の車の車検を通すたびに「次は買うぞ」と言い続けて何十年。しかし年齢も上がってきて、いつまで元気でいられるかわからないし。『いつまでも あると思うな 親とカネ』この川柳が頭をよぎる。ならば、今なんじゃね?そう思った。私もなりに貯金ができた、いくらか出しても困るほどではない。父ちゃんの車、年内に車検が切れる。ここで通しちゃったら、いよいよ買わないだろうと思って、先月いよいよ話を振ってみたわけである。最初は渋っていた父ちゃんも、実際に見に行く気になり、先月、いよいよ見に行って。見ると欲しくなっちゃって。私と母ちゃんも押して、勢いで成約。人生で一度は乗ってみたい憧れの車、もちろん私もそうだったので、それでいいと思っている。もう間もなく年金暮らしに突入する親に、大きな出費はさせたくないので、折半して私がいくらか出す。貯金と、リアルな維持費を考えた上の、上限である。あと買うにあたってのポイント、今まではハイオクしかなかったエンジンが、このモデルからレギュラーで走る。しかも税金を考えてハイブリッド、こうしないと維持できない。あとは実家に必須、四駆。本当なら現行モデルを新車で、って言ったら一番かっこいいのだけれど。これを新車で買ったら、眼玉飛び出るような値段がするので、そこは中古車5年落ち。でも憧れの、いつかは乗ってみたい車が買えちゃうんだから、中古車って夢がある。納車までちょうど一カ月、ここまで長かった。実写を見て、コンディションが本津に良くて、あたりの個体だったと思う。
そしていよいよ説明が終わり、引き渡しとなる。店長さんに見送られ、店を出る。ドライブがてらどこかに行こうか、という話になったが、まだ新しい車に慣れていないので。冒険はせずに帰ることにする。仙台泉インターの目の前なので、給油して、すぐに東北道。父ちゃんはトリップメータをリセットしたいらしいが、やりかたがわからず。泉インターで早速止まって、説明書を見て、リセット。そんでもって昼飯時一歩手前だったので、菅生パーキングで昼飯である。家族全員ランチにしてみたが、予想以上にがっつりだったな。そしてみんな出かけてるんだな、けっこう人いたし。
菅生インターを出て、東北道を南下する。今度は父ちゃん、クルーズコントロールを使ってみようとするが、上手く設定できない、私が説明書を見て、設定方法を教えて、設定する。足をアクセルに乗せておく必要がない、本当に楽だと父ちゃんは言っている。後ろの席に座っている母ちゃんも、椅子が座り心地がいいと、満足そうである。何よりハンドルを握っている父ちゃんの幸せそうな顔、よかったなぁ。家族納得の一台、買えてよかった。社内のBGMはcarpentersとLionel Ritche。子供のころ、家族旅行のBGMはずっとこれだったから。それも込みで。本当にいい買い物をしたと思う。そして我が家に初めてのハイブリッドカー、静かでたまげる。もともと静粛性の高い車なんだろうけど、なおのこと。高速走行中も、オーディオの音量をそこまで上げる必要もない。高級車は違う。
あっという間に郡山まで帰ってきた。ここは話のネタとして、郡山インターではなく郡山中央インターに降りてみる。最初、父ちゃんと母ちゃんはピンと来ていなかったが、そこが自衛隊だザベリオだで、ようやく理解したらしい。やっぱりこの程度だった、中央インター(笑)。無事にアパートに戻ってきて、父ちゃんと母ちゃんはコーヒーで一服して、帰っていった。
あ~、なんか一気に気が緩んで、ちょっと寝た。そこから、今日は何時に帰ってくるかわからなかったので、晩飯を調達しておらず。ベニマルに買い物に行って、サラダとパンと汁物を。
帰ってきた、食べて、あとはラジオタイム。でもしかし、自分の価値のあると思うものにお金を使うということ、あそこまで大々的にやったのは初めて。だけと今のところは後悔していない。自分なりの親孝行だと思っている。
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