出勤して、今日もまず片付けから始まる。1階では、うちの部署のヘッドの先輩を筆頭に、壁工事。「今日もやるぞ左官業」「やるっすか」職人がいるぞ(笑)。
こっちはこっちで、部署内の片付けだ。どこに何を納めるか、考えながら片付ける。なんせまた余震が来る可能性もあるので、高いところに重いものは置けない。先輩と話し合いながら、いい感じにものを置いていく。夕方前には、けっこうまともな雰囲気に落ち着いた。隣の部署は、昨日お客さんのところに出動していたので、今日で本格的に片付ける。
ただでさえがたが来ているのに、とどめを刺された感じである。隣の部署のヘッドの先輩が「こっち漏れてる」2階の流し台の排水口がずれたっぽい、もうだめだこりゃ。
夕方、どこからか悪臭がする。「ここがくっせえよな」「さっきの排水口…じゃない」「まさか？」すごいにおいがするのは…2階の女子トイレの前。決死の覚悟で、先輩がドアを開けた。その瞬間…ものすごい刺激臭が。「あ゛ぁっ！」「あ～！！」周囲にいたメンバーが、逃げる。開けられる窓を、全部開ける。ちょっとして「…個室で誰か死んでるんじゃねえか？」みんなおっかなびっくり、根源を探る。しかし核心は突けず…どこだ？この状況なので、換気扇は停止している。でもそれだけで、ここまで臭うのか？雨水もにおいも、漏れたい放題…。