雪なので、歩いて出勤する。

会社に到着し、業務である。今日は技術部の若手から中堅の入り口くらいのメンバーで、研修会である。しかしこのご時世なので、今までのようにどこかの拠点の会議室とかでやる、ということはできず。某会議アプリで参加者を結んでの開催である。しかも蜜を防ぐため、一人一台マシンを準備。郡山からは4人と、進行役でうちの部署のヘッドの先輩が出席。しかし郡山から参加するのはこのメンバーだけでない、なぜか盛岡技術部のメンバーが一人、郡山にやってきた。なんでだ？
そういう疑問を抱きつつ、研修スタート。今回は外部研修なので、講師の方がオンラインで話をする。この講師の方の喋りが抜群に上手いので、ともすれば寝そうになるオンライン研修でも、しっかり聞いていられる。しかもグループワークまでできちゃう、一つのミーティングに参加しているメンバーを、分割できるような機構がある、会議アプリはここまで来てるのか。休憩中には隣の部署の参加メンバーと「意外とすごい」みたいな会話になる。自分の発言の場も何度かあったが、なかなか上手く振舞えないな、訓練が必要だ。研修内容は…そこの会社さんのネタバレになるので書かないけれど。日々の思考法を考えよう、そんなことを思う。
そりゃいいんだけど。お客さんから問い合わせの電話が来ていた。先輩が受けて、お客さんに折り返した。営業さんも現場の様子を見たようだが。ヘッドの先輩「それうちの所掌じゃねえべ？」「…なんすかね」「たぶんメーカーに頼むのが筋だぞ？」確かに、内容的にメーカーに直接聞くべきではなかろうか…。
ところで盛岡から来たメンバーは、研修終了後に、郡山の営業さんと隣の部署のメンバーとで話をしている。帰り際に話を聞いたら、近場のお客さんの名前が出た。なるほど、郡山で一瞬見積もりだけしたやつだ。お客さんのところに行く都合があって、郡山で受けたわけだ。納得。

帰り際、無灯火の自転車にひかれそうになった。自転車は急ブレーキ、はぁ？すぐに走っていったが、気分はよいものではない。そりゃ私だって、革靴黒スラックス紺色コートという、夜間出歩くには最低な服装である。しかし、ちゃんと手にはライトをもって、振りながら歩いてたんだぜ？相手は無灯火だから、なおさら気分が悪いのだ。なんだかなぁ。