-
from: とおるさん
2022年04月19日 22時32分00秒
icon
22年04月19日Tuesday
出勤して、業務である。午前中は粛々と、自分の作業を進める。ヘッドの先輩が進めている案件、お客さんから出てきた仕様書がなかなかで、別の先輩と話し合っている。当初の見積額からはみ出そうな話まで聞こえる、そのぶん工数がかさむんだよな、なかなかもう空きがないというのに。
午後も作業を進めるが、お客さんからペンディングになっていた部分の資料が届いた。この資料は私ではなく別のメンバーが作ったので、そのメンバーに精査してもらう。「いや~、骨が折れるっすね」だいぶ行数がかさむ一覧表、これ作ったのはうち?「俺作ったっす…」あ、頼むわ…。そしてお客さんも、よく隅々まで見たわ。
今日は東京から、かつて郡山にいた開発部のメンバーが来ている。装置の検査があるらしく、業者さんのところへ行くのに、うちの部署の車を借りる。「あれ、エンジンかかんないっすよ」「あ、ハイブリッドだからあれでかかってる」「そうなんすか」意外とまだ浸透してないんだな、ハイブリッド車の認識。
夕方、部署内終礼中に、予算が足りない騒ぎのお客さんから、さらに金額算出のメールが飛んできた。ヘッドの先輩に、対応するよう言われる。時間が時間なので、さらっと中身を見たが…何回見積もればいいのよ、これ。
ラジオについて書きたい。
TBS『アフター6ジャンクション』本日の特集はろう文化について、前回のろう者の映画特集で度肝を抜かれたわけだが、今回も知らないことが多かった。まず、昨今話題の映画『ドライブマイカー』そこに手話描写が出てきたのだが、ろうの当事者からすれば、あれは手話ではないとのこと。そう、手話っぽい動きをしているだけだったそうで。これは当事者からすれば、なめられたくらいの感覚であろう。何より賞まで取った映画だ、影響力も大きいだけに、間違った認識が広まってしまうのが怖い。さらに驚いた話としては、ヨーロッパの一部の国では、ろう者の子どもが一般の学校入学するには人工内耳の装着を義務付ける、との法令があるらしい。これはすなわち、ろう文化排除の機器である、今はかなり大雑把に言ったけれども。これは怖い話だ、本当に。そして日本では、まだまだ障害者へ奇異の目が向けられる場面が多い、障害者が表舞台に出たやいのやいの言われる風潮がある、その流れも断ち切りたい。ろうの当事者たちも、間違っていることに対して声を上げるように頑張って動いている。そしてろうの人だって人間だもの、個人を知る、ろうの文化を知る、それも大事だ。まず今回の放送で、日本国内でも手話の体系が複数あることを知った、そんなくらいだもの、まだまだ知らないことは多い。そして今回の番組の工夫、ろう者の出演者お一人に通訳を二人つけた。片方はスタジオからの声を伝え、もう片方はろう者の方を意見をスタジオに返す、役割を完全に切り分けている。おかげで、コミュニケーションがかなりスムーズになった。これも工夫だな。
コメント: 全0件