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from: とおるさん
2023年03月26日 21時15分59秒
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23年03月26日Sunday
起きて、ラジオ体操。外は絶賛雨である、洗濯はしない、畑が潤えばそれでいい。朝食を済ませて、散歩に出る。本当ならば休止であったNHK『音楽の泉』高校野球の開始時刻遅延により、急遽放送である。聞きながら雨の中を散歩...番組があるだけで気分がいい。途中、私の背後から走ってきたトラックがめちゃくちゃ減速、何かと思ったら水たまり。そういう心遣いが、めちゃくちゃありがたい。いつも通り歩いて、いつも通りセブンでコーヒーを買って、帰宅する。
今日は夜に用事がある。たぶんリアタイできなさそうな番組は、radikoを駆使して他局放送分で聞いてしまう。そしたら...そういうときに限って読まれてるのよね。
お昼のニュースを聞き終わって、ぼちぼち出かけてみようかしら。母校前経由のバスで、駅前へ向かおうとする。雨だし、濡れるの嫌だし、珍しく福島交通のバス接近情報を当てにして、バス停へ向かう。バス停に着くなり、バスを待っていたおばさんに「今何分?」だいたい25分ですね。「あれ、22分の行っちゃったのかしら?」遅れてくると思います、なんて言った直後、バスはやってきた。待ち時間が最小で済んだ。
そんな母校前経由のバス、ああこのドライバーさんか。相変わらずの声がけと、運転の仕方だなぁ。母校前からは、部活終わりと思われる生徒がちらほら。途中からもそれなりに乗ってくる。あとはさくら通りの流れが悪い、人が出てるんだろうな。途中、開成山公園の桜に目が行く...おいおい、咲いてる枝は咲いてるぞ。これはもう、来週が花見にちょうどいいくらいかもしれない。
駅前に近づく、やっぱり流れが悪い。ヒップショットの前には行列、今日は誰が来るのかしらね。
無事に郡山駅に到着。とりあえず昼飯にしようと、在来線改札わきの蕎麦屋へ。時刻は13時、しかも日曜日...混んでるよね。山菜蕎麦とミニ牛丼を注文、それでもなりにスピードで出てくるのだから、さすがである。さっさと食べ終えて、そのまま在来線改札わきの売店でコーヒーを買って改札を抜けようとしたら...コーヒーメーカーがメンテナンス中だ。仕方なく、ニューデイズのほうまで行くが...人多くない?日曜の昼間ってこんなもん?年度末だから?とにかくコーヒーを買い求めて、改札を抜ける。
改札を抜けてしまえば意外と静かなもので、乗り込んだ福島行もそこまで乗客は多くない。
列車は時刻表通り走る。たいして乗客の乗り降りもなく、昼下がりの列車に揺られる。雨こそ降っているが、平和な日曜の昼下がり。BGMは堀下さゆりさん、久しぶりにお決まりのパタンである。
福島駅に到着。しかしまだ、時間があるんだよな。改札内の待合室で、しばらくボーっとする。乗ってきた列車が、折り返し郡山行になって走り去るのを見送ったころに、改札を出た。出たのはいいのだが...毎回道順がわからなくなる。いったん駅舎内に入って、地図で位置を確認。大原病院のところを曲がる、あっそう。地下道を抜けて、外へ...しっかり雨だよ、降ってるよ。そこらじゅうに水たまりがあるので、突っ込まないように気を付けながら進む。日銀を通り過ぎ、大原病院前を左折、そしてここだな...。
無事にたどり着いた、福島テルサ。何年ぶりかしら?ネーミングライツで名前がついてからは、初めてだと思う。開場前で入り口には行列、まあまあ焦ることはない。開場して、行列が切れたころに入場し、後ろのPA卓界隈に陣取る。陣取ったら祝花を見るべくロビーへ、いろんな人から届いてるね。
16時、開演。MANAMIさんのホールワンマン『THE MANAMI』風島テルサでの公演は、実に4年ぶりである。まずステージ現れたまなみさんは『なんてことないさ』をギター一本で弾き語り。そこからサユ太氏・金戸俊悟さん・塩井潤一さん・佐藤真我さんバンドメンバーを呼び込んで『応援歌』『はじまりの予感』とどんどん会場を盛り上げていく。途中で衣装チェンジも挟みつつ、序盤で『福島えがお』ここでこれを持ってくるというところに、自信の表れを感じる。みんなで一緒に歌えるしね。さらに『DARUI』や『ジャンキー』などと言ったチューンで、会場の空気はどんどん盛り上がる。なんせ今回、マスクアリなら声出しOKなのだ、反応がダイレクトに返ってくるとなると、やっているほうも気分が上がってくる。
途中からはコラボステージ。まずステージに登場したのは、酪王乳業のらっくーである、出てくるのが大変ね、会場の笑いを誘う。『happy 酪王カフェオレ』そして『らっくーのうた』で会場の空気は和やかに。そして次に登場するのが、福島東陵高校ダンス部。『明日を照らそうスカート』に合わせて、オリジナルのダンスを披露する。まなみさんがフラフープを回すことには触れない(笑)。さらには吹奏楽部も加わって『夢への助走』バンドと吹奏楽で、音の厚みがさらに増していてかっこいい。
コラボステージからは、今度はアコースティックステージへ。まずは金戸さんとサユ太氏で『ラブソングとコーヒー』『みっちゃん』なんと今回はバンドメンバーの家族もいらしているということで、その家族たちへ向けて...じ~んと来るね。さらに今度はサユ太氏と2人、ゆるっとしたトークとともに『52hzのクジラたち』これは2人ともボーカルを取って、しっかり聞かせていく。
ライブも終盤戦になってきた。最後のセクションは、このパンデミック下で出来た『未来に向かって』でタオルを回して大盛り上がり。『familiar train』で再び空気を暖め、最後は『五文字』で感謝とともに締める。まなみさんがやりたいことを、全部詰め込んだような本編であった。
これで終わらず、アンコールが鳴りやまず、再びまなみさんがステージへ。そしてドラムの佐藤さんを呼び込み、2人で演奏『そよ風によろしく』佐藤さん、まなみさんが高校時代に組んでいたバンドメンバーとのことで、時を超えて演奏をしている、本人も言っていたが、エモい。さらにバンドメンバーがそろい、各人から一言ずつ感想。そして最後は会場も全員立って『happy happy』を。歌いながら会場を歩き回るまなみさんの表情が、本当に印象的だった、充実した、やり切った感がひしひしと伝わってくる。最後も手拍子をして、声出しをして...これがライブだな、本当に。いつもの光景が戻ってきた、見ているこっちも嬉しい。
大盛り上がりのうちに、ステージは終了。最後は全員で記念写真、これこそホールライブだよ。いろんな客層の人が集まって、楽しみたいように楽しむ。手拍子をして、一緒に歌って、タオルを回して。こうして集まって、ライブできることって当たり前じゃないんだよね。それが成功を収めたのだから...素晴らしい。まなみさんを筆頭に、バンドメンバー、テルサやユーワンミュージックのスタッフさん、お客さんの熱量、何が欠けても完成しないライブである。見ていて、何度か涙しそうになる場面があった。でもまなみさん本人も、みんなも楽しそうだったので。それが何よりだったのだ、ああよかった、まなみさん、確実に4年前よりパワーアップしている。演奏やパフォーマンスはもちろん、人を巻き込んで何かを構築する力も。だからこそ成り立った。いいものを見せてもらった。感謝感謝、本当にありがとうございました。
お開き、18時半。物販に並びたいけれど、明日も仕事だし、後ろ髪をひかれながらテルサを足早に出て、雨の中を、今度はアウトラインの前を通って帰る...静かなアウトラインが、よりライブの余韻を感じさせる。
静かな日曜日の夜の街中を抜け、福島駅。新幹線...しばらくない。新白河行がもう間もなくだ、急いでホームへ向かう。駆け込み乗車ほどではないが、急いで乗り込む。座席は埋まっていて、立っている乗客も結構いる。私もボックス席の傍らに立ち、席が空くのを待つ。車内放送を聞いて思った...郡山運輸区じゃなくなった?郡山統括センターとか言った?組織も変わるんだな。とか思っているうちに座れて、本宮を過ぎたころにはがらがらである...やっぱり日曜日だな。
郡山駅に到着、やおおあり人は少ない。ここでバスにスムーズに乗り換え...られないのよねぇ。アパートの最寄に行くバスが、軒並み20時15分にまとめて発車である...ここまで集中しなくてもよくない?
というわけで、ヨドバシへ店舗受け取りにしておいたシェーバーの刃を受け取りに行く。日曜の夜、まあ人は少ない。
そんでもって腹も減ったので、晩飯がてら松屋へ...まず看板の明かりがついていない、やってるのか?入店すると...ちゃんとやってるよね。しかし私の前の親雄連れが、なかなかの数のテイクアウトを注文している。券売機の順番がようやく回ってきて、さあ何にしよう...っていか字が小さくないか?食べるものは決まっているので、見つければすぐだ。ただ、前の親子連れのテイクアウトにどれだけかかるか...。テーブル席では、いい感じに出来上がった女性たちが大声を上げている、日常だ。若干気をもんだが、そこまで遅くならずに牛めしと生野菜サラダが出てくる。それをささっと食べて、そそくさと店を出る。
帰りも母校前経由のバスにした。乗客はまばら、さくら通りも好いているし、49号で信号待ちをすることもなく。49号を超えたら、さらに車がいない。
番組について書きたい。
火曜会『亀淵昭信のお宝POPS』なんと、リクエストが読まれた。先日亡くなられたバートバカラック作品である、カーペンターズの『遥かなる影』をリクエストしたら、亀淵さんがだいぶ内容を増して読んでくれた(笑)。前回・前々回に続いて、バカラックに詳しい方をお呼びして、あれやこれや話を伺う。ここで、大友良英さんが自分の番組で、バカラック追悼特集を大きくやっていたことに、納得がいく。他にも渋谷系にも影響を及ぼしているし、椎名林檎さんがバカラックから曲をもらったこと、今に至っては川谷絵音さんや藤井風さんにまで影響が及んでいるということも知り...すごいんだなぁ。やはり偉大だったバカラック、うん。
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