起きて、ラジオ体操、からの朝食である。洗濯は今日はいいや、掃除も...まあ後でやろう。

9時前、母校前経由のバスで出かける。乗車率はそこそこ、スーツケースを抱えた人も多い。市街地の車の量も、まあそこそこ。
すこぶる順調に駅に着いた、9時半前、人出はあるものの郡山駅の中は静かだ。アイスコーヒーを買って、改札を抜ける。小野新町行きの磐越東線...こっちにはわりと乗客が乗っている。というか、在来線ホームは人が多い。新幹線ホームからそのまま流れ込んでる感じね。家族連れも目立つ、いつも通り出歩いているであろう人もいる。ただやはり、スーツケースを抱えた人は多いやね。
雨なのか曇りなのか絶妙な天気、まあ穏やかではある...台風どうなるのかしら。そんなことを考えながら列車に揺られ、実家へ戻ってきた。

仏壇に、昨日三万石で買ってきたあれこれを供える。母ちゃんが梨を出してくる。それを食べ終えたところ、父ちゃんが、携帯でプロバイダのメールが見たい、と始まった。そこからメールのセットアップのレクチャーである。ん～、教えるのは難しい。自分でやってもらわないと見に着かないので、ネットでマニュアルを見せながら作業した。結果、見られたけれども...教えるのは疲れるぜ。母ちゃん曰く、この年齢にしては出来るほうだと、そりゃそうなんだろうけど...。
そんなこんなで昼飯。エゴマめんつゆのそうめん、やっぱり実家に帰ってきたらこれを食わないと、ごちそうさまでした。
ちょっと昼休み、そして午後一、家族で墓参りである。さすがに今日あたり、しかもこの時間帯、墓参りしている人はまずいない。しかし、花が上がっている墓石もちらほら。遠くから話し声も聞こえて...ちょっとはいるんだな。暑い中、墓参りを終えた。
戻ってきて、今度はスイカが出てきた。母ちゃん曰く「甘くないかも」そしたら案の定だし、なんならもそもそしている...。しかしここまで、食に関しては夏漫喫コースだ。さて、自室にこもって『福のラジオ』を聞くかと思ったが...。父ちゃんと母ちゃんが新盆まわりに行ってくるので、留守番をしてろと言われた。居間にいようと思ったが、ラジオが入らない。せっかくエアコンがついたのに、なかなかに暑い西の部屋の窓際にラジオを置き、ソファでごろごろしながら聞く。相変わらずましゃ1位のランキングを紹介する今浪さんのテンション、素晴らしい(笑)。
ラジオが終わったので、居間に居座る、エアコンは導入されたが、やっぱり冷えすぎるのはね。前から使っている冷風扇的なやつで過ごす。畳で横になる、実家だからできる贅沢だ、かといってやることがなく、ただただオーディオコンテンツを聞きまくる。16時過ぎに父ちゃんと母ちゃんが帰ってきた。なので居間を離れて、また西の部屋で汗をかきながら、引き続き聞く。
晩飯前、風呂上がりの父ちゃんが「なんでパソコンの電源入んねえの？」と始まった、はあ？父ちゃんのデスクトップPCを見てみると…うんともすんとも言わない。ケーブルがダメかと思って、ディスプレイの電源ケーブルと差し替えた…動かない。最近点電でもあった？「隣(の家)に雷落ちたな」それだな。「昨日まで動いてたんだぞ？」ぶっ壊れうろ期は壊れるの。いかんせん安物のPCだからな、どうしたものか。電気屋のオプション保証に入ってたら修理も出来たかもしれないが、さてどうかしらね。
そんなことがあっての晩飯。なんと、どこから仕入れてきたか、ちゃんとしたウナギのかば焼きが出てきた。これに野菜サラダとポテサラとナス炒めと、全部自家製、ごちそうさまでした。食べ終えてからまた、列車まで時間があるので、オーディオコンテンツを聞いて過ごす。
さて、最終の郡山行で帰るべく、母ちゃんに駅まで送ってもらう。しかし駅舎に入るなり、運行情報に目が行く。磐越東線は大雨の影響により三春～小野新町の上下線で運転を見合わせています…、はい？こりゃいかん、すぐさま母ちゃんに電話、引き返してもらい、いったん実家へ。このまま実家に一泊、という方法もある。しかし何が問題って、朝になるとオーディオのタイマーが作動する、大きい音がする。それを消さないわけにもいかない、両サイドからのクレームも困る。アパートに戻らないわけにいかないんだよな。次なる作戦…いわき発郡山行高速バスの最終便だ。
そういうわけで、次は母ちゃんに小野インターに向かってもらう。しかしだ「あれ、来たんでねえの？」見れば、線路を郡山方面に走っていく列車が見える。「しかし今から追っかけても間に合わねえしな」んだ…。小野インターは駅から逆方向。とりあえずそのまま、小野インターへ。JRのアプリを見ても、運転見合わせのままになっている、どういうこっちゃ？「途中で止まってもあれだべがらバスでいいべ」と母ちゃん。小野インターへ向かう道中、学生時代に列車が止まって高速バスで返ってきて迎えに来てもらったこと、中学時代に塾に通っていたこと、いろいろ思い出す。
小野町内に入って…夜だし、小野インターのバス停も久しぶりだし、2人とも道が怪しい。349号を遠回りしちゃって、それでも時刻表の数分前に小野インターの下へ到着。下ろしてもらって、バス停に向かった。

真っ暗なバスの待合室、怖っ、と思ったら、自動で照明がついた。待つこと数分、郡山行の福島交通の車体が入ってきた。運転手さん「郡山行で？」郡山です。車内を見回せば…全然お客さんがいない、本当にちらほらである。バスが走り始めてからJRのアプリを見たら…磐越東線の運行情報に、運転見合わせと遅延が併記されている、だからどういうことなのよ(泣)。
夜の静かな磐越道、こんな時間に高速バスに乗るのも久々、一番前の席から見る景色も久々。で、三春インターを過ぎたら路面がぬれている、それなりに振ったんだろうな。郡山東インターを降りて、288号、車は少ない。内環状線から駅前は車が出てるな。
無事に郡山駅前到着、バス乗り場に降り立つと…人が出てるね、夏休みだからだろうな、とにかくにぎやか。で、最終の1つ前の市役所経由の便、満席だし立ってるお客さんも多いし、ここまで人が出てtるっていつ以来だろう、こんな光景が懐かしい。しかもマスクをしている人もそこまで多くない、日常が戻ってきたな。運転手さんの案内と、お客さんの譲り合いとで、そこまで遅延なくバスは走った。
どうにかこうにか、アパートに戻ってきた。くたびれた、無事戻れてよかった。何より、久しぶりに夜中にハンドルを握った母ちゃんも疲れただろうに。