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from: とおるさん
2024年04月14日 21時10分17秒
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24年04月14日Sunday
起きて、洗濯機を回す、今日はとんでもない気温だ、パーカーを2着も洗ってしまう。朝食を済ませて、干して、出かける。
ポロシャツにカーディガン、さらにもう1枚羽織って出たが...暑くない?すでに気温は高そうだ。日曜の朝っぱらであるが、比較的車は多い気がする、行楽日和だしん。49号交差点のセブンでコーヒーを買って、バス停へ。バスを待ちつつ49号を見ていると、とにかくバイクが多い、ツーリング日和でもある。
やって来た常磐交通若松行の高速バスに乗り込む、乗車率は半分くらい?全然座れる程度ではあるね。いざ高速道路、東北道も車はまずます、郡山ジャンクションでぐるぐる回って磐越道、こっちも車はぼちぼちか。高速道路から見える山々も、ところどころで花が咲いているのが見える、いい季節。新緑も田んぼももうちょっとだな。BGMはもちろんNHK『音楽の泉』これだけで優雅な気分である。
猪苗代インター界隈、磐梯山ど~ん!...雪がない、あるにはあるが、上のほうだけ、山肌がだいぶ見えている。こんなもん?いや?たぶん少ないよな、これじゃスキー場も上がったりだよ。車内からは「磐梯山だ...」とか、スマホカメラで写真を撮る音とか、やっぱり磐梯山だな。
バスは高速を降り、日曜朝の穏やかな市街地を走り、若松駅までやって来た、今日はここで降車する。観光客だとわかる人がちらほら、まあ私もそうなのだけれど。ここからは在来線、若松に来るには磐越西線より高速バスのほうが早いのよね、とか思いつつ磐越西線に乗るわけだけれど。suicaが使えるか不安なので、駅員さんに確認してから改札を抜ける。ホームから見える景色も穏やかだ、というかいつ以来の若松駅構内だ?
折り返しの磐越西線が到着するまで、ひたすら待つわけだが...ホームにどんどん人が増える、いやいやいや、嘘だよ。気づけば、けっこう列が長くなっている。やって来た、折り返しの普通列車新津行、見慣れない車体だな。待っていたお客さんが、全員乗り込む、マジか。私もその列に乗って列車に乗り込んだ、満員だ、通勤ラッシュかよ。運賃箱の前になんとか場所を確保する。列車が発車、これはディーゼル車?にしては加速がスムーズ、ハイブリッドなのかな?それよりも、久々の満員列車で立っているのに神経を使う。こんな状況なので、ワンマン列車ではあるが、喜多方まで全部のドアが開くらしい。景色を楽しむ余裕は...あんまりない。
喜多方着、お客さんがごっそり降りる、私もその一人である、改札口がごった返している、こういうときにsuicaでよかったと思う。
喜多方だよ、いつ以来だよ?たぶん何年か前に家族では来たけど、自分で来たのはたぶん高3の春休みが最後?だと思う。喜多方駅前、確かにこんな景色だったな~。観光案内所で、桜まつりのパンフレットをゲットし、どうするか考える。すると、私の横にいた夫婦「お父さん、巡回バス」「乗るのか?」しだれ桜巡回バス、時刻表を見ると発車間際、乗っちゃうか。その夫婦が乗り込むのに便乗し、乗ることにした。乗客はまずまずだ。しかし乗り込んだのはいいものの、どこの停留所で降りるかわかっていない、とりあえず他のお客さんの流れに乗ってしまおう、長いものには巻かれて行け。しかし今日あたり行楽日和もいいところで、途中で動かなかうなった...これ詰んだか?(汗)だが、じきに動き出す。喜多方プラザ前で何人か降りたのでここかと思ったが、たぶん違うな、もうちょっと様子を見よう。その次のあたりで、ごっそりお客さんが降りる、ここだなたぶん、いつになく何も調べないで来た旅である。
そういうわけで、無事にたどり着いた、日中線しだれ桜。見ごろになったというニュースを聞いて、来てみようと思ったわけだ。まずは終点まで行ってみようと、道路を渡る。遊歩道の両側に得られたしだれ桜、満開だ。両側の距離が近い、かつしだれ桜、常に目の前に桜の花があって、その迫力たるや、圧巻。桜越しには、残雪の飯豊連峰が見える、いい景色じゃないの。何より顔に近い分、桜の香りが常に香っている、雰囲気がいいんだ。来ているお客さんもみんな笑顔、マスクも外して楽しそう。この感じを、ずっと待ってた。
終点から折り返して、桜のトンネルと称されるエリアを目指す。途中、ウォークマンでYUIの『laugh away』を聞く、満開の桜の下で必ずこれを聞く、うん。そして桜のトンネル、たどり着くとそこは、まさに名前のごとく桜のトンネル。しだれ桜の花が両側から迫り、まさしくトンネルのようである、これは立派だな。とにかくデジカメのシャッターを切る。行きかう人も楽しそうに写真を撮ったり、桜をまじまじと眺めたり、花盛りだ。どこまで行っても息をのむような景色、これは全国的にもなかなかないんじゃない?よくここまで育てたよ。
桜のトンネルを抜けると、歩道の幅がちょっと広くなるのと同時に。桜のしだれ具合がそこまででもなくなる、まだ桜が若いのか、品種が違うのか。そんなことを考えつつ歩いて、やって来たSL広場、これがかつて日中線を走っていたSLか、こんなに近くて見られるのもあまりないかも。そのまま昼にしようかと思い、広場にある出店をぐるり...でもまだ11時半なんだよな、ちょっと早いな。じゃあ終点までいったから、ちゃんと始点まで見に行こう、というわけで始点を目指して歩く。
こっちの桜も、枝が長いものと短いものと、樹齢がまちまりなのかな。そして両サイドで色味が若干違う気がするのは、気のせいかしら。歩いて歩いて、ここが始点?しかし歩道には、あと0.22kmの表示、あれ?と思って道路側に目をやると、交差点を挟んでさらに向こうに続いている、あっちが始点だ。交差点を曲がり、信号を渡り、最後の200メートルまで歩いた、歩き切ったぞ、よっしゃ(何が)。さすがに端っこの端っこまで来るお客さんは少ない、このあたりは人がまばらだ。
さて、ここからどうする。とりあえず、近くに蔵の里というのがあるらしいので、そこを目指してみよう、マップを片手に歩いてみる...本当にこっちか?地図をぐるぐるさせ...こっちがガソリンスタンドだから、これで合ってるはずだ。しばらく歩くと、喜多方プラザにたどり着いた、いや~喜多方プラザだ、十数年ぶりだ、ちょっと中に入ってみた...見覚えのある景色、懐かしい、ここで集合写真撮ったんだよ。
そして、目的の蔵の里、喜多方の蔵や古民家の展示施設である。ここはそんなにお客さんもおらず、気の向くまま見て歩く。さすが蔵である、今日のこの外気温に対して、涼しいのなんのって。建物内には、会津の偉人たちの記録が多数展示されている。古民家のほうは伝統的な曲がり家、これはよく見るね。展示を見終えて一服、売店で抹茶ソフトを買う。店員さん「暑くなりましたね~」ほんとですね~。出された抹茶ソフトが染みわたる。食べ終えて、隣の敷地にある古民家と、資料館も見てみた、資料館は会津地方のいろいろな資料があるが、区分けが旧町村区分になっているのに時代を感じる。
13時を回った、いい加減昼飯だ。蔵の里のわきに蔵を利用したカフェがあったので入店してみたが「今時間かかっちゃうんです~」あ、わかりました...諦めた。喜多方プラザの前の住宅街を抜け、Sl広場の屋台に戻ってきた。何にしよう、お好み焼きでいいか。しっかりイベント価格のお好み焼きを購入、空いてるテーブルを見つけて座り、いただく。意外と量が入ってて、けっこう満腹になった。周囲を見渡せば、歩き疲れた子供がぐずったり、海外からの観光客が自撮りをしていたり、観光地の景色だな、いいな、なんか嬉しいな。
さて、帰るか。巡回バスはしばらくない、じゃあ喜多方駅まで歩こう。しだれ桜の間を抜けて、あとは標識に従って駅を目指す。自分のルートがあれだったのか、歩いている人にあまり出くわさない。そして何より...暑い。でも今日の足元は、先月泉のアウトレットでゲットしたニューバランス、比較的足への負担は少ない気がする、しかし股関節は痛い。腕時計も先月ゲットしたやつ、見るとテンションが上がる。ふと、駅の近くにある、しだれ桜遊歩道起点の看板が目に入る…確かに、駅からまっすぐ起点に向かって、そこから歩けばよかったんじゃね?バス乗る必要なかったんじゃね?このタイミングで気づいたぜ…。
喜多方駅に着いた、目の前に若松行の列車。電光掲示板に目をやると、これを逃すと15時半まで次がない、マジか。大量の観光客で、乗降に時間がかかっている。これは乗るには今しかないんじゃね?というわけで、控えめに駆け込み乗車、こういうときにsuicaでよかったと思う。基本的に行き当たりばったりが好きだけど、ここまで時間を調べないのは、近年まれに見る行き当たりばったり具合だ。
朝ほどではないが、こちらの列車もまあまあ人が乗っているわけで。しかも塩川を出ると「次は終点、会津若松です」快速だった、鈍行万歳なのに。ドア横に立って、景色を眺めているうちに、もう若松に着いてしまった。
改札を出て、そのまま会津バスの案内所へ...目の前でいわき行きが発車するのを見送る。案内所に入り、時刻表に目をやった、次の郡山・いわき行きが25分後か、待てるな。とりあえずこの暑さで水分不足、売店で水を買う、只見線応援天然水だって。あぁ~、冷たい水が美味いぜ。
ぼちぼち並ぶか、高速バス乗り場へ。そしたら長蛇の列...マジなの?そこへ入ってきた新潟行、大半のお客さんがこれに乗り込み、列は短くなった、安心した。新潟行が出て行った後、入ってきた常磐交通、郡山・いわき行き、久しぶりに一番後ろの席を陣取った。これも乗車率半分くらいか。
一番後ろの席、だいたいみんなカーテン閉めてるし、助手席側はトイレ、運転席側の窓は小さいので景色もそんなに見えず、まあこんなもんだな。市街地を抜け、磐越道、そして東北道と順調に走り、無事に郡山市街地までやって来た。
49号沿いで降りて、アパートへ戻る。ここでいったんアパートに上がって荷物を置くと、もう出かける気がなくなるので、足が若干痛いが、そのままベニマルへ向かい、晩飯を調達した。
そしてようやく帰宅、お疲れした。洗濯物を片付けながら、J-WAVE『TOKIO HOT 100』を聞く。クリスペプラーさんお休みにつき、本日の代打はグローバーさん、新鮮だなあ。そのまま夕方になり、いつも通りの番組を聞きながら過ごす。
晩飯を済ませて、TVerを回す。『春日ロケーション』師匠サトミツさんのボケを忠実に再現し、春日さんのボケも取り込み、自らツッコミどころを作っちゃう、このちゃんすごいわ。そして春日さんに引っ叩かれても許されちゃうからすごいんだわ。いろいろロケしているわきで、クレープを美味しそうに食べるスタッフさんも、また美味しいところを持って行くし。最後のほうはほぼこのちゃんのイメージ映像だったな(笑)。見るもの見て、聞くもの聞いて、週末が終わっていく。
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