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from: とおるさん
2024年11月03日 22時31分10秒
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24年11月03日Sunday
文化の日!旗日!今年最後の三連休!ということで、遠出したい欲が高まっている、昨日も書いたようになんとなく調べている。夏休みはかの流行り病でくたばっていたし、そこから休出の嵐だし。ここを逃したら、今年はもう本格的な遠出は無理だ。じゃあ出かけようじゃないかということで、昨日の夜、行先を決めた。列車の切符も、初めて電子チケットを取ってみた、上手く行くかな。
5時過ぎ、楽しみ過ぎて目が覚めるよね。タイマーを仕掛けておいた洗濯物を干す、朝焼けで空が白んできた、いい景色だ。
6時、始発に乗るべく、バス停へ。空がオレンジに染まり、ちょっと太陽が見えてきた。バス停にも何人か並んでいるし、時刻表通りやって来たバスも乗客がちらほらである。バスの車窓から見える朝焼けは刻々と姿を変えて...美しい。朝の静かな街ではあるが、人も歩いている、日曜の穏やかな朝。そしてパン屋の朝は早い、大友パンの工場にはしっかり明かりがともっている。朝から走り回るごみ収集車、連休関係なく朝から働いている人がいる、お疲れさまです。
6時半、駅前着。バスを降りて噴水前まで早足で行って、人の少ないのをいいことに、ラジオ体操をやる、ビルに当たる日差しが穏やかだな~。そのまま駅舎の中へ、連休だからなのか人はそれなりに出ている。新幹線改札を抜けて、立ち食いそば屋で朝食、わかめうどんにしておいた、すごいスピードで出てくるな。混んでいるニューデイズでコーヒーを買って、新幹線ホームへ上がる。
列車待ち合わせのため、乗ろうとしていた各停やまびこ号東京行がもうホームに入っている。携帯を片手に座席番号を確認、切符がないと落ち着かない。席はA列、すっかりおひさまが昇ってまぶしく、ブラインドを下げるBGMはいつも通り『マイあさ』、外を見ている余裕はない(笑)。指定席を取って、乗車率はまばらである。宇都宮を過ぎてだいぶ埋まった気はするが、それでもまだ空席がある。3人掛けの席に座っているが、私のわきには誰も来ない。途中、宇都宮のあたりでブラインドを上げてみる、田んぼはすっかり稲刈りが済んで、茶色い景色が広がっている、もうそんな時期なんだよな、出かけなさ過ぎて本当に季節を感じていない。お山のあたりで一瞬曇ったが、大宮に近づくにつれてまたおひさまが照ってきた。
郡山から約1時間、大宮着こんなに近かったっけ、連休中日の大宮をナメてはいけない。朝の8時だというのに、人が多いのなんの。秋の行楽日和、スーツケースを転がす人多数、BGMは『音楽の泉』だが、雑踏にかき消されて聞こえない...。コンコースも待合室もベンチは満席。なんとか待合室に空きを見つけて座る。時刻表に目をやる、乗りたかったなはくたか号、指定席満席で取れなかったんだけど。それより行先が仙台・新潟・長野とか見慣れたものも多い中、函館北斗に敦賀...すごい時代になったもんだ。ぼちぼち時間も近づいてきたので、ホームに上がる...相変わらずすんごい人。
隣のホームのやまびこ号つばさ号を見送り、こっちのホームに入って来たかがやき号、それこそ敦賀行に乗り込む...去年金沢に行ったときもこのかがやき号じゃなかったか?。今度も3人掛けの席の窓際が撮れたが、先に座っていた2人が外国人2人組である、わかってくれてすぐ通してくれたが、緊張した(汗)。さらに社章さん「なお、本日すべての席が発売済みです。立ち席乗車券でご乗車のお客様、お立ちになるデッキの番号が記載されております...」なんだ立ち席乗車券って、初めて聞いた...。列車は定刻に発射、相変わらずいい天気。大宮をちょっと離れると一気に田んぼ、こんなもんなんだな。厚いぞ熊谷を初め、いろんな駅を軒並み通貨...次こそははくたか号だな。新幹線は高崎で上越新幹線と北陸新幹線を分岐、ってか高崎で別れるんだ(今更)。
東北より切り立った印象の山並みを眺めているうちに、新幹線は長野に到着した、さすがに今日は敦賀まではいかず、ここで降りる。いざsuicaをかざして改札を通過、緊張の瞬間である、結果何事もなく通れた、よかった。実に12年ぶりの長野である。学会発表で来たことがあったが、そのときは信州大学のキャンパスに直行直帰、ほとんど何もしていない。ということで、ちょっとは長野を見てみようと思ったわけ。12年ぶりの長野駅、こんなんだったかなあ、たぶんそうだったんだと思う。改札を出て、バス乗り場を目指すと、案内板にうっすら見覚えが、たぶんこんな感じだったんだな。
バス乗り場へ、とにかく今日の目的は善行寺。しかし今止まっているバスはだいぶ混んでいるので、次の便を待って善光寺へ向かう、観光客が多いわ(どの口が言う)。次のバスもそこそこ乗客は乗っている、観光客と一般客と。渋滞もなくスムーズに善行寺前までやって来た。
一生に一度は善行寺参りということで、やって来たよ善行寺。時刻は19時だが、さすがそこは三連休の中日、なかなかの人出である。仲見世通りも混んでいるが、歩けないわけではない。山門でけぇ~、さすがだわ。そのまま人の流れに乗って、本堂を目指す。
いざ本堂へやって来た。参拝券を買って、堂内に入る。左右には立派な仏像が、それぞれ顔が違うのね。かと思ったら、本堂に入っている人が一斉に座ったので、一緒に座った。何が始まるかと思いきや...七五三の祈祷である、確かにそこらじゅうにびしっと決めたファミリーが多いわけだ。そして善行寺の本堂で七五三ができる家庭は...さぞかしすごいんだろうな。そんなことを思いつつ、天井の装飾を眺める、こちらもすごい。御祈祷が終わって、列が進む。進みながら、若いお坊さんが説明してくれるのだが、その説明が面白い。「昔の武将がですね、今でいうインフルエンサーですよ。ここをバズらせたんですね~」実にわかりやすい。さらに「今日はすいてるんです、これで」マジか...。本堂でご焼香したのち、本堂の下にある極楽への錠前へと順路が続くのだが...なんとここが真っ暗で、どこに何があるかわからない、誘導の係の人もおらず、人の流れが詰まっている。「これ、パニックになる人いるでしょ...」「なんとかしないとまずいよね...」そんな声が聞こえてくる。いよいよ流れないのを見かねて、係の人が入ってくる。「右の壁に手をついてください、左には何もありません...」誘導により、やっと流れ始めた、私の前にいたはずの人もいつの間にかいなくなっている。なんだろうな、こういうところに日ごろの行いの悪さが出るんだな...。そのまま壁伝いに進むが、錠前はどこにあったのか。一瞬何かに触れたような気がしたが、金属の感触ではなかった。後ろのほうからは、がしゃgしゃ言わせてる音がする、やはり素行の悪さが災いしたな(爆)。
やっと本堂を出て、次は善行寺資料館だ...どっち?(案の定)地図をぐるぐる...こっちだ、いや、らしき建物がない...。歩き回って本堂に戻っていて、経蔵との位置関係を確認...あ?こっち?見てみたら...歩き出したら、塔が見える、これだわ。中に入り、各種資料を眺める。いろんな書や絵画、仏像などが収められている。このあたりの知識が全然ないので、何がどうすごいのか全然わからないけど、すごいのだけはわかる。仏教の教えが絵画になっていたりダライラマ14世の書があったり、へぇ~。そんな中で、両手を広げてにこにこしている仏様がいらっしゃる、この感じ...鏡田アナに似てるな(笑)。般若心経から1文字書いて奉納するコーナーがあったので、したためる。隣で書いていたおばあさんに「今日は何日でしたっけ?」3日ですね。
資料館を出て、次は先ほど位置関係を確認した経蔵、ここには六角形型の回る大きな書庫がある。これをたまたま居合わせた参拝者で、力を合わせて回す。その間に係の方が説明をしてくれたが、回っているのでよく聞こえない(笑)。とりあえずみんなで一周ぐるっと回した。力を合わせて作業して、なんとなく嬉しくなる。
続いて山門に向かうべく歩くのだが、人増えた?増えたな。さらに七五三の受付をやっている建物の付近を通りがかったので、びしっと決めたファミリーがますます多い。ちょうど写真も撮影中である、おめでとうございます~。
さて、山門の入口はどこだ?わきか。山門の中はそこまで広くないので、人員整理のためいくらか待たされる。そこでちょうどお昼、市のチャイムと一緒に、鐘突きがすぐわきの鐘突き堂で始まる...よく響くいい音。いざ入るとなると、今度は階段が急である、確かにこれだけの高さがあったら急になるよね。上に登って見渡す景色、すごいね、長野の市街地が一望できる。さらに梁の上にも仏様がいらっしゃる。市街地の反対側に回れば、本堂を真正面から臨むことができる、なんて贅沢な。
こうして、案内に記載されている主要スポットは見た。仲見世通りに戻るところで気づいた、手水忘れてた、そりゃ無礼になるよな...。仲見世通りはお昼で人も多く、飲食を提供しているお店の前には軒並み列ができている。日本人はもちろん、外国人観光客の多いこと。とにかく腹が減ったので何かつまみたいということで、たまたま目に入ったおやきのお店で、野沢菜のおやきをいただく、やはり名産日は食べておかないと。
仲見世通りを出たが、まだ人が多い。信州そばは食べたかったが、特に蕎麦屋はどこもかしこも列が、そんでもって高い、観光地値段だな~、と観光地出身の人間は思う。これは諦めるしかないか。そば以外の店にも目を付け、一応アーケードの中にも入ってみるが、アーケードの中は飲み屋とか豚骨ラーメンとか、ちょっと違うな~。
結局、先ほど見ていたカフェレストラン的なところに入る。しかしここでも待つことに、まあ店外まで列が伸びていなかったから大丈夫だろう。ちょうと一番混んでいるタイミングだったようで、一気にテーブルがあいて、待っていた人が一気に通される。メニューは何となく決めていた、メインが選べるランチセット、その中から信州豚のグリルにした。ここの店は発酵が売りらしく、この豚肉のグリルも米麹漬けなんたらと書かれていた。メニューが出てくるまでに、次の目的地を定める。当初は松本城に行くつもりだったが、いつも通り段取りの悪さがあだとなる、行ったところで天守閣に登れる余裕はなさそうだ。目的地を調べるべく、ラップトップをスマホにテザリング...あ、機種変したから無理か?と思ったら、なんとつながった、テザリング設定まで引き継がれていたらしい、すげえなおい。スポットを見ているうちに、ランチが到着した。豚のグリルは、しょっぱ過ぎず優しい味。そして一緒についてきた豚汁の味噌が甘めである、これはこの店のこだわりなのか、はたまたこの地域が雨目の味噌が特徴なのか、それはわからない。でもとにかく美味しくいただいた、ごちそうさまでした。
店を出た、14時近いのに蕎麦屋にはまだ列が。それを横目に、近場のバス停でバスを待つ。セントラルスクエアというバス停の前の広場で、地元の演歌歌手がステージを行なっている。聞き入る間もなくバスが来たがほぼ満員、そこに乗り込んで駅へ向かう、幸い私より後には、誰も乗ってこなかった。
長野駅着、女性ドライバーさんがお客さんに懇切丁寧に対応している。ICカードも使えず、運賃表も見えないので、私は最後に降りた。知らない土地でバスで交通系iCカードが使えないのは、ちょっとしんどい。
そんなこんなで長野駅。松本に行くべく乗ろうとしていた篠ノ井線特急は間に合わなかった、間に合ったところで長居は出来ないし(泣)。そこで次の目的地を、小布施町にした、そこで乗り継ぐのが長野電鉄なのだが...絶妙な待ち時間が。とりあえず、長野電鉄乗り場へ行ってみよう。
長野駅の地下へ行き、看板に従って歩くと、長野電鉄乗り場へたどり着いた。改札前にはいい感じに年季の入ったベンチと...沿線沿いの名産日が並んでいる、マジで?しかも会計は改札で行うらしい、すごい地域密着だな。券売機で切符を買い求める、suica使えるのがありがたい。改札を出て、ホームに入っている信州中野行の列車に乗り込む。乗客はそれなりに。途中で目に入った運転手さんの制服、明るめのグレーで上品ね。
列車は定刻に発車、しばらく地下を走って地上に出る。住宅街の間を抜けて、だんだん畑が広がる地域なのだが、田んぼや普通の畑はそこまで見当たらず、代わりにこれでもかと広がるリンゴ畑、そこらじゅうに赤い実が見える、いかにも長野っぽい景色が見られたぜ。途中でめっちゃ高架で大きな川を越えた、これ信濃川?調べてないから知らんけど(調べろよ)。さらに須坂駅には車庫があり、いろんな車両が止まっている。乗客の乗降の仕方を見ていると、本当に地域に根差している感じね、どこの駅でもまばらに人が乗り降りしてるし。リンゴ畑と長野の山々と、真っ青な空が広がる昼下がり、いい時間帯だ。
小布施駅着、ホームの向こうにはかつて使用されていた古い車両が留め置かれている。見に行く人がいたので、その後ろをついていくと...こんなに近くで見られる、というか会談までついてて車両の真横まで行けるし。しかも車両の中に入れるし。すかさず入ってみると...タイムスリップした感じ。この雰囲気と、座席がボックスシート、時代を感じるね。しばらく車両を見学してから、改札を出ようとすると、小布施駅でも地場産品を売っている、これはすごい。
無人改札を出て、観光案内所でマップをゲットし、街中を歩く。小学校の名前が小布施町立栗ケ丘小学校、通りあがけるカフェや菓子店では栗を使った商品の看板、この辺りは栗が有名なのかしら。途中にあった和菓子店の趣のある建物を見て、風情を感じる。
いたって駅から近かった、北斎館。晩年の葛飾北斎は何度か小布施の地を訪れたらしい。そこで北斎の博物館が資料館が出来たわけで。今時期の展示では『北斎の植物図鑑』と題された企画が行われていた、北斎の描いた植物に関連する絵を、図鑑風にまとめているという展示である。
まず最初の展示は複製品なので、かなり近くで見られる。その筆遣いの細かさたるや、写実性の高さたるや。語彙力がないので安直に言う、北砂半端ないって。リアルさ・緻密さが複製品からでも十分に伝わる。植物を模写したものだけでなく、絵柄用にデザインされた植物たちもきっちり描かれている。これだけにとどまらず、動物も一緒に描いている作品では今にも動き出しそうな躍動感、生活の中の植物を描いた作品はいかにも生活感が漂う...。富士山ど~ん!波ざば~ん!のイメージは覆された。しかし富岳三十六景から桜を描いた作品を見ると、やはり富士山の際立たせ方がすごいよね。次からの展示は、実際の作品である。菊・ひまわり・へちま...どれもこれもリアリティがすごすぎる。白黒の作品でもすごいのに、カラーの作品はなおのこと。見入ってしまった。こえで入場料1千円...安いと思う。
展示を一周し、資料館を出た。日もだいぶ傾き始めた16時過ぎ、昼飯が遅かったので、遅めのおやつタイムにしたい。近くの商店を覗いて、最終的に和菓子屋さんに入って、栗最中にした。店内でいただいた、栗あんたっぷりで栗が香る、ごちそうさまでした。また近くの商店をあれこれ見ているうちに16時半、だいたい終わりだよな。駅に行くか。
この時間帯なのに、まだ歩道には多くの人が歩いている。そしてお店も多くて、ちゃんと観光地だな~、いいな~、と廃れた観光地の人間は思う。そういえば、小学校の前に神社があったから参拝しておくか。参道では町内で育てられた菊の花が展示されている、菊を愛でる文化は日本中にあるのね。
小布施駅着。ちょうど長野行の列車が入ってきている。駆け込み乗車は出来なくもない、しかし券売機にsuicaをかざしたら、残高不足で切符が買えない、ダサい、実にダサい。駆け込み乗車は嫌なので、列車は見送り、現金で切符を買う。
さあ絶妙に時間が余ったぞ、とりあえずホームの待合室にて、見事な夕焼けを見ながら、記事をしたためる。インバウンド、私の後ろで切符を買っていた女性はおそらくイスラム圏。さらに待合室で待っていると、途中から外国人女性2人組が入ってくる...フランス語だな、たぶんフランス人だな。そこへ入って来たシニア夫婦、旦那さんは片言の英語でコミュニケーションを取るのだが、奥さんのほうがわりとフランス語を喋れていて、コミュニケーションが捗っている、ちょっとビビる。待合室の外からは英語が聞こえてきて...インバウンド。待合室には本棚があって、自由に読めるようになっている、いい取り組みじゃないの。
日も暮れたころに、長野行の列車が到着。ホームの明るさがあっても星空がある程度見える...。列車に乗り込む、暗くと外は見えないけれど、それでもなんとなく外を眺める。帰り足だな、部活帰りの学生っぽい姿もあるし。長野に向けて混雑してきた。
長野駅着、改札を出る。最後にもう一度、地域に金を落とす、改札前で売られているリンゴジュースを購入、マジで改札で会計だよ。そのリンゴジュースの甘さたるや、リンゴ100%でこの甘さはいいね、ごちそうさまでした。
長野駅の駅舎に入る、いったん在来線改札へ向かい、券売機でcuicaチャージ、残高300円じゃ何もできない...。そこから新幹線改札へ向かい、suicaで改札を抜ける。もともと新幹線へは余裕をもって到着していたかったので、ここで時間を持て余すのはまあいいさ。人の多い待合室で、また記事をしたためる。案内放送「なお、本日、東京方面指定席はすべて発売済み、完売となっております...」マジでどういうことなんだよ...。さらに「かがやき号は全車指定席となっております」これに対し「え?そうなの?」「初めて知った」意外と知らない人が多いのよね。
時間が迫り、ホームへ出る。ホームには長野始発のあさま号...今度こそは乗るんだから。というわけで、帰りも帰りでかがやき号、そろそろ飽きてきた(贅沢を言うんじゃない)。完売ということで、乗り場には長い列、そりゃそうなるよね...。
やって来たかがやき号に乗り込む。今度も3人掛け席だが、今回は真ん中である。さらに両サイドがおじさんという、一番気を遣わなくていい安心するパタンである(何が)。発車してからradikoを立ち上げて番組を聞こうとしたら、位置情報が取得できず起動に失敗、することがないので三度記事をしたためにかかる。
ある程度区切りがついたところで、大宮付近に差し掛かる。ここで通路側のおじさんが、ごみを捨てに行く。戻って来た泰民民具で聞いてみる、東京まで行かれます?「ああ、行きます行きます」じゃあ大宮で降りますんで、残り数分、デッキで立って過ごす。
大宮駅着、降りる人もそれなりに多い。時刻は20時ちょうど、腹が減った、晩飯だ。しかしいつも大宮に戻って来たタイミングで気づくんだよ...駅弁買えばよかった、このあたりが本当に下手。20時ともなると大宮駅新幹線改札内ではニューデイズしかやってない。しかもこのタイミグで、店員のおばちゃんがすごい勢いでサンドイッチの消費チェックを始めた...、サンドイッチの下の段にサラダがあるんだぜ...。まあ気分的にサンドイッチではなかったので、おにぎり弁当と、なんとかサラダをゲットし、さらに水を買う、suocaで精算できるのは楽だぜ。人もだいぶまばらになった待合室で弁当をがっつく。見ていると、周りでもどこかから買ってきたものを食べている人ちらほら、もうちょっと長くやってくれてもいいのにねえ。BGMが欲しくなり、radikoを起動、位置情報ばっちりで起動できたぜ。『お宝POPS』の亀淵さんのトークを、いつもの時間に聞く。
時間になったので、ホームに上がる。まだまだスーツケースを抱えた人が多いぜ三連休。やって来たやまびこ号盛岡行最終に乗り込む。今度も指定席だが、まず向こうから大量に人がやってきて、自分の席にたどり着けない。さらに「え~自由席混みあいまして、大変申し訳ございません...」やばいことになってるんだろうな、指定席でよかったよ。で、自分の席にたどり着いた、今度も3人掛けだが場所は通路側。隣はというと、比較的若芽の女性2人組...これはこれで緊張するわけで。まあ相変わらず、記事を書き続ける。で、区切りのいいところまで書いて、番組も聞き終わったので、ヘッドホンを取る。そうすると、隣の女性2人組の会話が自ずと耳に入ってきてしまう...自分と同世代かちょっと上だ。ご近所さんなのか、子どものつながりか、にしては同級生ではなさそう、いったいどういう関係なんだ?師岡行やまびこ号は猛烈に速い、大宮から1時間足らずで郡山に着いてしまい、2人の関係性はわからないまま。降りる頃には、指定席もだいぶまばらになっていた、たぶん宇都宮までは本当にすごかったんだと思う。
郡山駅着、最後のsuicaをかざす瞬間、今回も何も起きず通貨、よかった。三連休の中日とはいえ、日曜の夜である。そこまで人も多くない。西の内経由の終バスに乗るが、乗客もそこまで多くなく、うねめ通りも車は少ないか。
というわけで、無事に帰ってきた。久しぶりに遠出して、無事に帰ってこあっれた、ありがとうございました。
まあね、善行寺とかね。こういうところに来ると実感する、日ごろの行いがいかに大事か。今回の時間が上手く使えなかった感じは、ある種罰当たりだった気がする。戒めだったかな。あと、観光地が盛り上がっているのはいいことだ。特に小布施町は、観光作業がしっかりしていると思った。ただ見ていると、人が多すぎる、オーバーツーリズムは対策を打たないと大変なことになる。なんだか、いろいろ思うところはあった。とにかく、こうして無事に遠出できることが何よりだった、無事に旅をできることはありがたいよ。とりあえず、12年間、なんとなく気になっていたものは取れた。次の長野は松本城と諏訪湖だな、うん。
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