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from: とおるさん
2024年12月21日 22時16分08秒
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24年12月21日Saturday
起きて、洗濯機を回して、ラジオ体操。終わった洗濯物を干して、朝食を済ませる。からの、水回りの掃除もさっさとやっつける。
掃除を終えたら、さっさと出かける。母校前経由のバスで、駅へ向かう。土曜日の朝っぱらということで、社会人から学生、出かける人まで、乗車率はわりとである。そんな中だ、とある停留場で乗降客が両方いたため、運転手さんが前後の扉両方開ける。で、いざ発車する場面になり、なんと後扉をしめないで発車しようとする、さすがにまずいと思って、後ろの席だったが、運転手さんに向かって声をかける。ドアが閉まって発車、勘弁してくれよ(怖)。さくら通りは順調だし、すこぶるいい天気だし、出かけるにはいい日和である。
駅着、人が多い。特に仙台行の高速バスには長蛇の列、駅舎の中もそこそこの人である。コーヒーを買って改札を抜け、福島行の列車に乗り込む。やたら混んでると思ったら、大半が学生のグループである。たぶん小学生だな。
定刻に発車、車窓からの景色を眺める...木々はすっかり落葉、何よりも安達太良山を筆頭に、山々に雪が、冬だな。そしてこの抜けるような青空、今日は冬至だってな、今朝ラジオで言ってた。列車内は全然すく気配はなく、小学生のグループはずっと元気である。
福島着、列車を降りたら...想像以上に多かったぞあの小学生グループ、それだもん混んでるわけだよ。そのまま飯坂線へ乗り換える、こっちは比較的落ち着いているよね。そして、飯坂線の車窓から眺める景色、本当にいい天気だな。観光客も地元の人も、まあぼちぼちかな。
飯坂温泉着。ここからパルセいいざかを目指す、一応駅前でマップを確認、突き当たったところを曲がればいいんだろ?というわけで飯坂温泉のメインストリートを歩き出すわけだが...突き当らない、なんでだ?旧堀切亭まで来ちゃった、なんでだ?なんとか案内板に助けられて、パルセいいざかに着いた。そのまま店内のレストランで昼飯だ。
そのパルセいいざかで行われるイベント『100度フェス』安斎果樹園主催の音楽フェスである、福島のアーティストを中心に、多くの方々が出演する。まず主催ということで、ターキンさん自らお出迎え、司会進行である。会場である第一会議室を波来湯(シッティング)、第二会議室を鯖湖湯(スタンディング)、会議室の入口を八幡の湯と称して、ステージが繰り広げられる。
トップバッター、MANAMI。なんだかんだ、まなみさんのステージを見るのは久しぶりになってしまった。そんなまなみさん「ここは波来湯ということで、みなさん混浴ですね!SNSでざわつかせてください!」すごいMCだ。初めは弾き語りで『福島えがお』『familiar train』とやってみたのだが、どうにも音響の調子が悪い。そこで機転を利かせたまなみさん、急遽オケに切り替え、ステージから客席へ。客席の音響でライブを繰り広げるし、お客さんともハイタッチをしたり隣に座ったり、積極的にコミュニケーションを取る。ハプニングがあっても動じない、別の作戦が寝られてる、プロだ。『はじまりの予感』『ハッピーハッピー』など、ライブ鉄板曲を並べて大いに盛り上がった、さすがのステージだった。
二番手、thng of gipsy lion。こちら第二会場、真琴さん「アウトラインのスタンディングより広い...」「目を閉じれば、満員のお客さん(笑)」まあ(笑)。すっかりライブではおなじみだが、先ごろリリースされたアルバムの楽曲を中心に。『やれてる気になってるやつが一番ダサい』なぜか盛り上がるんだよね(笑)。『別れのすすめ』『ROUGAN』などなど。最後は『レイドバック ライフ&ミュージック』でしっとりしめる。
三番手、駒音。たぶん初めてだと思う。駒音さんの曲、とにかくわかり味がすごい。『残業ブルース』『人間だもの』働くことや、日常の些細なことを曲にしてるもんだから、共感できる。あとは曲中に、ちょくちょくいろんな動きを入れてくる(笑)。『誰かの太陽』働く皆さん、本当にお疲れさまです、って感じ。
四番手、sayuta。スタンディングステージだからアップテンポな曲はもちろんだが、ゆったりとした曲も入れて、緩急を使い分けるsayuta氏。『デジタル』『リトルシアター』はライブで何度も聞いているが、今回アルバムとしてリリースしたそうだ。盛り上がりの続くステージの中で聞く『帰り道』『切り取り線』は雰囲気があっていいな。落ち着けるステージだった。
五番手、坂梨あお。今回、唯一の県外勢、坂梨さん、たぶん初めてな気がする。坂梨さん、オケを中心に、序盤から積極的に観客を巻き込んでいくスタイル。手拍子はもちろんだが、その拍子が変わったりして、これは積極的に参加したほうが面白い。あとは踊りながら歌うのも印象的だった。もちろん弾き語りもするしね。八木山が地元ということで、ベニーランドのCMソングを取り入れた曲もあったりして。エンタメだな~。
六番手、kumajiro。今回はカホンを従えてのステージである。『ロックンロール』でかっこよく始まったステージ、カホンがあることでさらにかっこいい。だがくまさんと言えば、これは不健康ソング三部作、この盛り上がりが異様だった。痛風でオーディエンスをまとめ、シーパップではコール&レスポンス。これにとどまらず、なんと社交ダンス経験者のターキンさんのご両親が踊り出す、なんという光景だ(笑)。くまさんも「シーパップで踊る人、初めてだ...」とびっくり。座骨では、急遽ターキンさんを呼び込んでコラボあり、これも盛り上がったな~。最後は真面目に『ミュージックトレイン』とにかくすごいことが起こりまくったステージだった。
七番手、hpn。今日もトークは少な目に、バキバキにキメるヒロポンさん。『千里眼』『sick hack』『alow done』『兵隊さん』『twice』と、曲を立て続けにやって行く、相変わらずかっこいい、圧巻のステージだった。
八番手、アベマンセイ。毎回手の込んだマンセイさんのステージだが、今日はターキンさんから譲り受けた松本孝弘モデルのギターで構成される。オリジナルはもちろん、Mステのテーマや『いつかのメリークリスマス』もカバー、このオケ作るのに朝方までかかったらしい、そのぶんクオリティはすごかった。そして終始、ターキンさんへの感謝を口にするマンセイさん、直近ではふくしまSHOW出演の機会もあったしね。最後はライブの締め『gand & voices』年末に向けて、ホリデーバージョンを作った、鈴の音などが加えられている。これでみんなで手拍子して、歌って、一体感のあるステージだった。
全ステージ見届けようと思ったが、さすがに疲れた、一服だ。エントランスのソファに腰かけ、八幡の湯ステージ、DJブースから流れてくる曲に耳を傾ける。
ラスとバッター、DEFROCK。ターキンさん司会進行につき、セルフ登場、自分で照明を消してから出囃子が流れるという(笑)。『かかしboy』でぶち揚げ『1寺バイト尾』でたたみかける。からの『ラブタッチ』でちょっと落ち着かせると見せかけて『トラトラトラ』でトラを大放出、そして放出したトラをまた会場全員で投げるという(笑)。『好きすぎて』でゆっくりしまった。とにかく、最後の最後まで熱気がすごいライブだった。
今日一日、長丁場だった。しかしライブ不足だった自分にとっては、今までのライブを取り返した感じ。初めましての人出も全力でノる、これが自分のモットーなので、最後まで全力でノった、とにかく楽しかった。これだけの人が集まるというのは、福島の音楽をやる風土と、何よりターキンさんの人柄と、これだけのステージを作れる演者さんが多くいることと、全部こなせるスタッフさんがいること。今日はダブルブッキングの人が多かったが、それでも集まるんだもん、すごいよ。手作り感満載の、素晴らしいライブでした、ありがとうございました。
幸せな気持ちで、パルセいいざかを出た、冬至だ、すっかり真っ暗だ。懐中電灯を片手に、駅を目指す。出発前にマップを確認して歩いてみたら...ほぼまっすぐじゃないか、来るときはいかに大回りだったかという話で。
飯坂温泉駅、時刻表を見たら...行った直後だし、マジか。これはもう30分弱待つしかない、うん...。
というわけでしばらく待って、やって来た折り返し福島行の列車に乗り込む。時刻は20時前、飯坂温泉からの乗客は数人ほど、さすがにこの時間ともなると観光客らしき人は見受けられない。ただ福島駅に近づくにつれて、乗車率は上がる、土曜日のこの時間でも意外と使う人いるのね。いつもの番組を聞きながら、車窓からの景色を眺める、夜だと明かりが良く見える。イルミネーションはちらほら見えたが、曾根田駅界隈がすごかったぞ。あと曾根田駅に留め置かれてる旧車両のフリースペース?だっけ、20時になってもけっこう利用者がいるね。
福島駅着、乗り換え改札を抜ける。一応、いい時間帯に新幹線もある。でも今日は東北本線でいいか、そんな感じで郡山行に乗り込んだら...割と席が埋まってる、グループ客も多い、なんなら酒臭い。世の中忘年会シーズン、これはなんか危ないかもしれない。急いで列車を折りて、新幹線乗り場へ早歩きで向かった。
無事に直近の東京行に間に合う、盛岡発のやまびこ号。これは自由席でも混んでるだろうと思ったら、福島駅でそこそこ人がおりて、2人掛けの椅子を陣取れた、なんてラッキーなんだ、リスク回避した結果があった。しかもこのリスク回避が、さらに好転する。
郡山着、ここでもごっそり人が降りた、おうおうおう仙台で遊んだ帰りか?(人のこと言えない)バス乗り場へ行くと、それなりに人が並んでいる、時刻は21時前、年末のサタデーナイトフィーバーでさぞかしすごいだろうと若干身構える。
西の内経由のバスで帰る。駅前からの乗車率はそこそこ、これは中央大町から乗ってくるに違いない。ところが中央大町からそんなに人も乗って来ず、うねめ通りも順調だし、よかった~。逆にこれより遅いと、忘年会お開きで酔っ払いが増えたかもな...。
アパートの最寄着、その足でベニマルへ向かう。閉店間際、弁当コーナーに寿司がラスト1パック、しかも普段ならまず買わない高いやつが7割引き、なんてラッキーな。晩飯と明日の朝飯を調達して帰宅、在来線だったらあと1時間は遅かった。早く帰宅できたことはもちろん、いろいろついてた。
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